マルク・マルケスは世界選手権でデビューして以来、11シーズンで7回のタイトルを獲得し、7回目のワールド・チャンピオンを獲得した。
先週の日曜日、マルケスはタイ、日本、オーストラリア、マレーシアの海外ツアー4戦を終え、3勝を挙げた。これでシーズン9勝、来週はバレンシアGPで戦う。そこではマルケスが2008年のポルトガルGPでスタートしたキャリアの7回目のタイトル獲得をファンと一緒に祝うことができるだろう。
Q:「世界選手権10年であなたは若いがベテランです。デビュー時のことで何か思い出すことはありますか?」
マルケス:「時が過ぎるのは早いね。初めてのレースのことは昨日のことのように覚えているよ。プレシーズンの間にケガをしてエストリルに着いた。本当にナーバスだったし、初めての練習走行ではみんなに抜かれた。その週末は3~4回転倒したよ。いつもよりできる以上にプッシュしたかったから。最初のGPから10年が経ったけど、最近のように感じるよ。」
Q:「タイトルを除いて、10年での思い出は何かありますか?」
マルケス:「この間、タイトルは最も重要だったけど、もし10年をなんとかしなければならないなら、日々のライフスタイルやキャラクターを選手権を象徴するようなライフスタイルになる。多くの人たちに会って、15歳から25歳に進む少年のように熟成する。サーキットで生きる瞬間をキープしても外では別。外で過ごす時間の方が多いけど、みんなはその部分を普通は見ることはできない。」
Q:「あなたはシーズン毎に学び続け、成長し続けている。2018年は何を得ましたか?」
マルケス:「今シーズンはとても良く学んだよ。何を得たかって?経験だよ。新しい状況で自分自身を見つけ、それらをなんとかしようとする方法を知っていなければならないし、家族や友達と一緒にいる方法を学ぶ。それがキーポイントなので、常に強調しているもの。ガレージの中にいる方法を知らなければならない。コースでは、スポーツの視点で学び、成長するけど、最も重要なことは成熟することと、違う人たちを通して違ったことを見ること。それでいるべき場所が分かる。」
Q:「昨年あなたはドビツィオーソはだれも過小評価しないことを学んだと言っていました。今年あなたが最も驚かされたライダーは誰ですか?」
マルケス:「毎年驚かされるライダーはいるよ。モトGPでは最も印象的なのはホルヘ・ロレンソ。誰も彼に賭けないレースがあり、最終的には彼は選手権では参考の一つだったけど、多くのレースで勝った。それが意味するのは、誰もが才能があり、チャンピオンになれる。彼らはまたチャンピオンになれる。このことで精神的な強さを示すもので、ロレンソは正しく反応する方法を知っていると思う。」
Q:「3月にカタールで始まって以来、最も重要だった瞬間はどこですか?」
マルケス:「いくつかの重大な瞬間があったけど、たぶん最も重要だったのはヘレスとル・マンで勝ったこと。そこでは僕はその2つのレースに勝って、ライバル、特にアンドレア・ドビツィオーソとホルヘ・ロレンソがうまくいかなかった。そこで大きなアドバンテージができた。それで厳しい瞬間に冷静さをキープできた。」