ホルヘ・ロレンソがケガに苦しむレースになったアッセンで、マルク・マルケスが2位を獲得したことは、アルベルト・プーチにとって、ハイライトの1つだった。
モトGP第8戦はレプソル・ホンダチームにとって良い事も悪いこともあった。マルケスが最も難しいコースの1つダッチTTで表彰台を獲得し、総合順位でリードを広げた。また、ホルヘ・ロレンソは練習で負傷し、今週末のドイツGPも参戦することができない。
Q;「オランダGPの戦略は?」
Puig;「戦略は少し不確かなものだった。それは我々は理論的に確かではないタイヤを選択したから。でも、マルクにとってはベストな選択だと思って、最終的に正しかった。勝つのに必要なペースはなかったのは事実だけど、ソフトタイヤで彼は表彰台に向かってペースを維持することができた。それで結果的には良かった。目標はいつも勝つことだけど、それができない場合は、特にそのような状況下では表彰台がとても良い。いくつかのコースではバイクが完璧には合わない。そんな日は生き残り、できる限り最大限を得なくてはならない。」
Q;「ポジティブな点とネガティブな点は?」
Puig;「明らかにネガティブな点はロレンソのクラッシュと全ての問題。我々は彼に申し訳なく思っている。早い回復を祈るばかり。彼の回復を待っている。ポジティブな点はライダーズとコンストラクタースでポイントを稼げて、どちらもリードを広げたこと。」
Q;「レースをどのように見ていましたか?」
Puig;「ヤマハが強いだろうとは分かっていたけど、いつも我々はライダーに自信を持っている。簡単ではなかった。最終ラップでマルクはタイヤがソフトなので、生き残らなければならなかったけど、彼はそれを理解するのに十分賢かった。ホルヘに起こったことは本当に悲しいだけだけど、選手権の状況においては満足しているし、さらに挑戦するためにドイツに向かう。」
Q;「公式の声明以外に何かあれば?」
Puig;「ホンダにとって特別な週末だった。RC142、NSR500、RC213Vが、高橋、スペンサー、ドゥーハン、マルケスなどの伝説と共に登場し、美しいイベントが始まった。私が最も感動的だったのは、高橋さんが乗っているRC142がコースに登場した時。本当に印象的だった。記憶に残る、すばらしいストーリーの出発点だった。モト3のチームで同じカラーで走っているバイクを見た。ホンダにもナイスだった。ファンも楽しんでくれただろうし、アッセンで60周年を祝えて本当に誇らしく思う。」