今年もル・マン24時間レースがゴールを迎えました。
今年のWINNERはポルシェ 919 HYBRID 2号車 でした。
さすが、総合力はポルシェが最高でしたね!
今年も色々なドラマがありました。
エントリー6台すべてにトラブルが起きたLMP1クラス。
LMP2クラスの車両が表彰台に上ることは珍しいのですが、今年は2位にLMP2クラスの38号車ジャッキーチェンDCレーシング、3位にはNo.13ヴァリアンテ・レベリオンのORECA07 が入りました。
しかも、No.38ジャッキーチェンDCレーシングはレース終了1時間前までトップを快走し、最終的には2位でフィニッシュという快挙を成し遂げました。
中国籍のチームが表彰台に上るのはル・マン史上初の大ニュースです。
個人的には日の丸 TOYOTAを応援していました。
必勝体制で臨んだTOYOTAも3台すべてに次々とトラブルが襲い掛かり2台がリタイア、残った8号車も9位でフィニッシュするのが精一杯でした。
日本国内では今年のTOYOTAの優勝を望む声が大きかっただけに本当に残念な結果になりました。
ル・マン24時間レースは本当に難しい、難解なレースだということを今年も痛感するような展開でした。
でも、来年に向けて楽しみなことが出来ました。
初めてル・マンの会場で観戦してチームを応援した豊田章男社長が、来年のル・マンに向けてまたチャレンジする発言を表彰式前のインタビューで語ってくれたことです。
これまでの日本のメーカーは、優勝しても優勝しなくても継続して参戦し続けるという選択をせず、その他のレース活動に精力を傾けたり、会社の経営状況を理由に参戦を止めるという選択をしてきただけに、今年のル・マンにかなりの精力を注いできたTOYOTAが、来年のル・マンへの参戦をするかどうか?についてちょっと心配をしていたのです。
でも、豊田社長がその不安を吹き飛ばすような発言をしてくれたことに大変嬉しく思います。
ポルシェですら、初めてル・マンの優勝を勝ち取るまでには初参戦から10年以上かかっています。
確か18年だったかな?
なので是非、TOYOTAにも、いや、日本の他メーカーにもル・マンに挑み続けて欲しいと思います。
無論、LMP1クラスだけではなく、LMGTEクラスにも参戦して欲しいですね!
いちファンとしては、往年のル・マンのようにフェアレディ・スカイライン・NSXなどの日本メーカーのスポーツカーがル・マンを走る姿をまた見たいです!
若しくは、日本のプライベーターがランボルギーニやポルシェ、フェラーリなどで参戦して欲しいとも思います。
来年のル・マンを楽しみにしています
今年のル・マンに参戦したTOYOTAチームの皆さん、そして日本人ドライバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。
皆さんの熱い走りを本当に楽しませてもらいました!感謝です