witten by ヒオ
世界中
うんうんする
19


 並行輸入車で問題となる色々なパーツですが、同じ車種が正規輸入されていれば心配はいりません。正規インポーター(現在のフィアット グループ オートモービルズ ジャパン)は同じ車種であれば正規輸入されていないモデルのパーツも在庫していたりしますから、駄目もとで問い合わせると、ほしいパーツが手に入ることもあります。
 
しかし、ランチアはガレ伊太が正規インポーターでなくなり早くから並行輸入となったこと、正規インポーターである日本法人設立後には正規輸入されていないことなどから、当然部品は在庫していないでしょう。
 
おまけに、現行デルタは輸入台数が少なく、インテグラーレのような人気もありませんから、国内パーツメーカーが製造することも無く、イタフラ車のパーツを並行輸入しているショップでもデルタ用の取り扱いは無く、購入したショップが現地から取り寄せてくれているか、価格設定が高い(まあ希少なものを在庫すれば当然ですが)ガレ伊太頼み濃厚で、高額な純正パーツでの交換のみになります。
 
もっとも正規インポーターのパーツ価格設定もいい加減なものですから、こんなものがこんなにするの?とか、これってこんなに安いの?ということも結構ありますが....
 
そんな中、とりあえず一番交換頻度が高くなるであろうオイル関係をチェックしてみました。
 
先ずオイルですが、ご存知の通りFIATグループの指定オイルのブランドはセレニアです。我が家のデルタ1.9Multijet用はSELENIA SPORT 5w-40 とマニュアルに書かれています。これって私の知る限りガレ伊太も、部品並行輸入しているショップでも取り扱いがありません。
  
TEXOLEO.com_Selenia_Sport_5w-40_2L.jpg

致し方ないので、FIAT承認でなくとも、SELENIA SPORT 5w-40と同じFIAT 9.55535-Z2を謳っているオイルで、オイルメーカーが各自動車メーカーの仕様準拠と謳っているものをネット検索すると、日本で手に入るものが2つみつかりました。

Shell HELIX Ultra 5W-40
FUCHS TITAN SUPER SYN SAE 5W-40

  SHELL_HELIX_ULTRA.jpg

HELIXは国内販売4L缶6缶で25,400円

 
fuchs44_ph01.jpg

TITANは20L缶で18,805円

これでオイルは問題ないことが確認できました。それにどちらも156で入れていたセレニアアルファロメオより安いです。
化学合成油でリッターあたり1,000円切ると嬉しいですね。

次がオイルフィルターですが、これはePERで確認してみました。
 
我が家のデルタが納車された時点では当然その時リリースされているePERには情報がありませんでしたが、今Rel.80でVINを入力するとしっかりヒットしました。オーダーが6月末で製造日が7月末、現地デリバリーが8月末、これってランチアの工場が相当暇だったのでしょうか、通常こんなに早く出て来ることは考えにくいですが....
 
DELTA00.jpg

当然といえば当然ですが、選択されたオプションなどすべてが表示されます。

DELTA_OIL00.jpgDELTA_OIL01.jpgDELTA_OIL02.jpg

で、オイルフィルターとガスケットをチェックすると、なんと、日本円が表示されています。ということは、インポーターが在庫しているということになります。
パーツ番号から調べてみると、結構な車種のモデルと共通のパーツだと判明しました。

GIULIETTA_OIL00.jpg


例えばジュリエッタQV 1750と同じパーツですね。

 
DELTA01.jpg

でもそれ以外は殆ど共通パーツは無いようで、オイル関係以外の現行デルタのパーツをネットで検索しても殆ど取り扱いがありません。
 
これから先はどきどきはらはらしながらメンテすることになりそうです。
 
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=goBocSt4KNaEdiTGiNv9tg%3d%3d
2014年3月20日 23:24  | デルタ  | コメント(10)  | トラックバック(0)





witten by ヒオ
世界中
うんうんする
8


 我が家のデルタのオーディオはラジオとCDプレイヤーが標準ですが、USBメモリー上のMP3などの音楽データファイル再生ができるようオプションのBlue&Meを装備しました。これによりCDの入れ替え作業から開放されますし、CDチェンジャーも不要です。
 
 
BM.jpg

で、マニュアル見ながら再生可能なフォーマットやMP3のビットレートなどを確認し、試しにそれより高いビットレートのファイルも入れたりして再生できるかも確認しました。一応MP3は192kbpsまでと記載されていますが320kbpsのものでも再生しました。
 
再生順はアーティスト、アルバムやフォルダ、プレイリストを作成して好きな順にすることが可能とのことですが、情報に日本語が入るとうまく機能しませんので、現状フォルダを指定して、おおよそ想定した順に再生できております。また、ときどき気分転換にシャッフル再生に切り替えてこれも特に問題なく機能していると思われます。
 
ところが、極稀にMedia PlayerからFMやAUXに切り替わることがあります。
フォルダ指定の再生も突然想定外のファイルに飛んだり、一度はフォルダ指定しているにもかかわらずシャッフル再生になったこともあります。この時はキーOFFでは復旧せず、一度USBメモリーを抜き差ししたら復旧しました。
 
まあBlue&Me Media Playerはソフトウェアですから多少の不具合は当然でしょうし、このトラブルも極稀に発生しただけで特に気にしてはいないのですが、昨日いきなりAUXに切り替わり、過去の記憶を辿ると不具合の何件かはいつも同じ交差点で発生しているのです。
 
その交差点を通ると必ずではないのですが、過去4回同じ交差点で現象を確認しております。
 
何か外部からのノイズ、電磁波か何かで誤動作するのでしょうか?
 
恐らく場所と時間帯など何等かの条件が重なったときだけなのではないかと推測しますが、不思議です。
 
どなたか似たような経験をなさった方いらっしゃいましたら情報いただけると嬉しいです。
私も新たに何か判明すればアナウンスしたいと思います。
 
Blue&Meについては、Media Player以外の機能もありますから、時間のあるときにボイスコマンドも試したいのですが、今はイタリア語の状態です。
英語にファームウェアをアップデートもできるようですが、して失敗しても面倒なことになりますから、イタリア語のコマンドを覚えて練習するのもありでしょうか。

どなたか使いこなしていらっしゃいますか?
 
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=SqOX3gZdpVHaBL8jbyUO8g%3d%3d
2014年3月17日 21:16  | デルタ  | コメント(4)  | トラックバック(0)





witten by ヒオ
世界中
うんうんする
18


今年もジュネーブモーターショーが開催されていますが、昨年のこのモーターショーで我がデルタ S by MOMODESIGN が発表されました。
 
しかし、今年のモデルには既にSはなく、事実上2013年の限定モデルになってしまいました。ある意味貴重な存在かもしれません。
私以外にもう一台別のショップで販売された記事を確認しておりますが日本には全部で何台輸入されたのでしょうか。
 
ジュリエッタ、デルタとも2014年モデルで若干の仕様変更がありましたが、デルタのモディファイは基本的にSで導入された内容の一部が採用されたかたちですね。
 
さてこのSはグレードとしては、豪華よりスポーティ?さを強調しようとしたためか、豪華装備はシートなどは専用のためフラウなどの設定はなく、その他電気仕掛けのものは殆どがオプション扱いでした。

で、私はイタリア製の電気仕掛けは信用しておりませんので、必要最低限のものしかチョイスしておりません。壊れたりくたびれたときの交換時にはとんでもない費用が必要になりますし、基本的によく壊れますしね。
  
ランチアですから白金バージョンの豪華装備はとても魅力的ですが、このSの仕様も気に入っております。
昨年あちこちで紹介されていたので既に御存知とは思いますが・・・
 
newdeltas.jpg

olddelta.jpg

◎メーターデザイン

これはインテグラーレのイエローメーターを思い出させます。
メータ内のディスプレイのパターンはおそらくインスタントナビの装備有無で2つのパターンに分かれるようですが、私のものは、ターボブーストグラフが無いタイプです。

 
lancia-delta-s-momo23.jpglancia-delta-s-momo22.jpg

◎ブルーステッチのレザー

シートはファブリックとのコンビですが、なかなかお洒落にまとまっていると思います。フラウの豪華シート、Deltaの刺繍やステッチのあるダッシュボードもいいですが・・・


lancia-delta-s-momo00.jpg

◎ブラックアウトされたフロントグリル

ブラックアウトされていなければ初期型グリルに変更したいところですが、こいつは専用ホイルとの相性パッチリなのでよしとします。


lancia-delta-s-momo12.jpg

◎MOMO DESIGNホイール

もうひとつの18インチホイルもかっこいいですが・・・

ところで現行のイプシロンとデルタからスピードメーターが奇数メモリになったのは何故なんでしょう?
 
やはり本国アウトストラーダの制限速度が130km/hのように制限速度が奇数だから?
 
確かプジョーも206から奇数になり違和感をもった記憶がありますが、皆さんはいかがでしょうか?
 
日本は奇数偶数なんでもありですが、フランスも確か制限速度が奇数ですよね。
 


 
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=w1ISYKQc7bTjfGhSgqGv6A%3d%3d
2014年3月10日 20:31  | デルタ  | コメント(4)  | トラックバック(0)





witten by ヒオ
世界中
うんうんする
6


 我が家のデルタはS by MOMODESIGNなのですが、ドアピラーには通常のデルタエンブレムがついています。これはショップからもらった現地デリバリー時の写真です。

deltas01.jpg


ところがジュネーブショーで公開されたものはMOMODESIGNのデザイン文字が描かれています。
 
deltas00.jpg

昨年6月、日本でもオーダー開始との情報を得て、かねてより1.9Lディーゼルが手に入ればと考えていたものですから、当初の乗り換え予定より1年ほど早いにもかかわらず購入検討のため、ネット上で出来る限りの情報収集を試みました。

ディーゼルの音や動力性能はS以外のモデルですが、同じエンジン搭載したものを動画で確認し、その他はショーで
発表された記事をあさりました。

そしていよいよ誘惑に負けてオーダーしようと決断し、どの色をオーダーするか、やはり当時のMOMODESIGN専用色、ショーに出展された色がベストと考えて現物がどんな色か推測するため、いろいろなシーンの写真を探し回りました。写真だと明るいものや暗いものがあるので、実際どの程度の色合いかなかなか判断できません。
 
で、専用色Grigio Antraciteをオーダーして、デリバリーされるのを楽しみに日々さらなる情報収集を続けると、そろそろヨーロッパのディーラーなどの在庫車リストに現物写真が掲載されるようになり、その殆どで文字が描かれている中、デルタエンブレムのものを発見しました。 

deltas02.jpgdeltas03.jpg

これはイタ車得意?の気まぐれなのか、オーダーで希望を伝えることができるのか?
まあ既にオーダー済みですから後は何が来るか楽しみの一つにしたのですが・・・
結果的にはデリバリーされたのがエンブレムバージョンだとわかり個人的にはどちらかといえばその方が良かったと感じています。

しかし、Sに限ったことではありませんが、デルタには何故と思うことがいくつか・・・
このクラスで何故ボンネットにダンパーがないのか、まあ、ダンパーが逝かれる心配はないですが、何故4穴ホイルが採用されたのかとか。

何故だかご存知の方いらっしゃいますか?
 
2014年3月6日 23:35  | デルタ  | コメント(3)  | トラックバック(0)





witten by ヒオ
世界中
うんうんする
7


 ネットへのかかわりは、インターネットが始まる前のJUNETのころからなので結構長いのですが、如何せん文才がないため、自分がブログに投稿するという発想はありませんでした。


でもまあ備忘録といいますか、同じ趣味の中間との情報共有のために所有する車のことや思いついたことを発信するのも意味があると思い投稿することにいたします。


デルタも納車されて3ヶ月が過ぎ、漸く慣れてはきたのですが、やはりディーゼルということで少々勝手が違います。
 

感じたこと


◎ 冷えていると音、振動とも大きいしトルクも細い

やはりディーゼルは寒冷地でなくても低温環境下ではガソリンエンジンより気温に影響される感じです。温まると静かになり振動もなくなり、低い回転からでも粘るようになりますが、冷えていると低い回転域でギクシャクすることがあります。
 

◎ 本来は低い回転域で大きなトルクを発生するターボディーゼルですがアイドリング近辺ではトルクが細い

まあ、156の2.5との比較なので1.9との排気量の差とハイギアードなギアだから余計そう感じるのかもしれませんが、ディーゼルオーナーの方々いかがでしょうか?因みにデルタの中では1.9と2.0モデルがハイギアードでかつ、1速と2速が離れています。それと最大トルク発生の回転数が1.6は1500rpm、2.0は1750rpmで1.9は2000rpmとなり、ガソリンでも2000rpm未満のエンジンが出てきているなか、ディーゼルにしては高めの特性も関係ありそうです。

とはいってもやはりディーゼル、まだ慣らしの段階ですので本領発揮ではないながらも2速以上で1200rpmからはトルクの太さを感じることができ、すばらしい加速感を味わえます。 



同じエンジンの方はなかなかいらっしゃらないと思いますが、FIAT Multijetオーナーの方々のコメントがいただければ幸いです。

 

デルタとは関係ないですが、ハイギアードといえば思い出すのが初代クロマターボieですね。リトモオーナーだったころ、当時FIATのインポータだったJAXでこいつを借りて乗る機会があったのですが、恐ろしくハイギアードなためしっかり半クラで動かさないと直ぐにエンストです。まあ加速性能、最高速度とも結構優秀で今でも十分通用する数値でしたが、あそこまで極端だと戸惑いますね。

 

std_1986_fiat_croma_turbo_ie-0.jpg


なんであんな最終減速比にしたのでしょうか。

この記事へのトラックバックURL
https://carcle.work/TrackBack.ashx?TR=seDVzC5CSswUaYpIUygZcg%3d%3d
2014年2月28日 01:15  | デルタ  | コメント(8)  | トラックバック(0)





プロフィール
ヒオ
ヒオ
ラテン大好き人間です。車は基本的に欧州車、その中でもラテン車が大好きで、所有となると最終的にイタリア車を選択してしまいます。現在の所有車はLANCIA DELTA S by MOMODESIGN 1....
愛車情報
カーとも
参加グループ
広告
カウンター
Counter
2025年12月
1
先負
2
仏滅
3
大安
4
赤口
5
先勝
6
友引
7
先負
8
仏滅
9
大安
10
赤口
11
先勝
12
友引
13
先負
14
仏滅
15
大安
16
赤口
17
先勝
18
友引
19
先負
20
大安
21
赤口
22
先勝
23
友引
24
先負
25
仏滅
26
大安
27
赤口
28
先勝
29
友引
30
先負
31
仏滅
新着記事
記事検索
検索語句
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
タグ
アーカイブ
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
        [PR]沖縄旅行北海道旅行
ページ下部へ移動する
ページ先頭に戻る