トライアル世界選手権ポルトガルGPでレプソル・ホンダチームのトニ・ボウが100勝を達成。藤波貴久は8位。
チャンピオン、トニ・ボウは、前日の予選からトップに立ち100勝を達成。Dougie Lampkinの記録、99勝を更新した。藤波貴久は、予選3位、決勝8位で総合順位と同じ8位。2位と10ポイント差でトップのチームメイトに引き離された。
トニ・ボウは、2003年にトライアル世界選手権にデビュー。2007年からレプソル・ホンダチームでスタートし、それから200GPで100勝を達成した。50%の勝率、145表彰台、11回のタイトルを獲得している。
インドア選手権では12回のチャンピオンのトラック・レコードを持ち、78ラウンドで57勝を記録している。66レースで55勝をレプソル・ホンダチームで達成している。
トニ・ボウ 1st
「とてもうれしい。まったく想像していなかった。200GPに辿り着いたことは知らなかった。普段から数は気にしていないけど、100勝を達成できて、参加したレースの50%で勝っていることを知ってさらにうれしい。今日はケガの調子がとても良くて、毎日良くなってきていると感じるし、それもうれしい。今日はライバルがとても強かったので、序盤からプッシュしなければならなかった。この難しい選手権をしっかり戦っていくよ。」
藤波貴久 8th
「今日は厳しい日になった。物事がうまくいかなかった。1ラップ目の後、予選はとてもタイトで、状況はかなり難しかったけど、次のレースのためにも動き続けた。トニの100勝を祝いたい。彼とチーム全体にとってとてもうれしいことだ。」