「止まない雨はない」というのは気象学的に考えると多分当たり前だと思う。
「明けない夜はない」 は、シェイクスピア の『マクベス』だったと思うけど
ようやく冷えた汗と涙のエアコン物語も
いよいよ
最終章へ…
ちなみに、これは先週末に販売が終了した
千円マック
最終章のルビー・スパーク。
おっと、そんなことはどうでもいい!
エアーコンディショナーの罠に怯える
全国のクーペオーナーの皆さまにお知らせしなくては!
今回エアコンの制御回路を調べ上げた結果、
ひとつ見落としていた箇所が…
そしてついに原因を突き止めた!
ブロアファンモジュールという部品。
それにしても本体の3倍はあろうかという放熱板
どんだけ熱を持つんだ!
ではどこに付いてるかというと
図の10番、エバポレータの下に刺さってるもよう。
エアコンの操作パネルと連動して
ブロアファンのON/OFFと
風量調整の制御のみを行うプチコンピュータという位置づけ。
プジョーでは制御が複雑なものはコンピュータ(ECU)、
比較的単純なものはモジュールと呼んでいるそうな。
しかも206、306、406(いずれも後期型)にしか付いてない部品とのこと。
もちろん今時のプジョー車にこんな面倒くさいユニットはなく
操作パネルはダイレクトにECUにもつながっている。
センターコンソールを外すまではいかないけど
助手席に隙間を空けて手首を折り曲げ、こじ入れたらしい。
腱鞘炎一歩手前な作業なり。
ということでプジョーメカニックさまの経験値と執念値により
猫パンチ2号車灼熱地獄から無事生還!
めでたし、めでたし。
※参考データ
ブロアファンモジュール 14,600(国内在庫残り1)
取付工賃 11,050
診断料 16,000△10,000=6,000(インテリアと化したエアコン操作パネル購入補助10,000)
PS
おっと407 3.0スポーツはどうだったか?
代車データ
2005年式 走行72000km、足回りを整備した形跡なし。
タイヤ ゴールデンブリッジ(フィリピンメーカー、初めて知った。)
前3部山サイドひび割れ 後7部山
信号少なめ、往復250km、一般道+ちょいワインディング道のみの中距離ドライブを敢行。
電子制御サスは街乗りでもスポーツモード必須。
それでも上下のピッチング収まらず、同乗者車酔い寸前。
乗り始めの予感は見事に勘違いだった。
巷で言われるプジョーのネコ足とは称号ではなく
ある時期から記号になった?