トニ・ボウが連勝し、75勝目が選手権のリードを広げる。
レプソル・ホンダチームのトニ・ボウはアメリカで土曜日から表彰台を繰り返し、選手権で連勝した。ロードアイランドのステッピング・ストーン・ランチで、2位のアダム・ラガのポイントの半分近くで勝利する申し分のないレースになった。この勝利でボウはキャリア75勝目、総合271ポイントになり、残り2戦で2位と34ポイント以上の差を付けている。
ボウは2回目の1ラップ目後にはレースを確実なものにした。そこでステッピング・ストーン・ランチの複雑なゾーンを効果的なライディングをしてライバルとの差を広げることができた。レプソル・ホンダチームのボウは26ポイント受け取り、対するラガは50ポイント、ファハルドは55ポイント。これで彼は表彰台へ導かれた。
アメリカGPの日曜日は他のレプソル・ホンダチームのライダーにとって、より良いものになった。
藤波貴久は4位とかなり接近した5位でフィニッシュ。最終ラップでゾーンの一つでミスをして4位獲得を失敗した。
ハイメ・ブストは初参加のアメリカGPで6位だった。バスク出身の若いブストは、昨日土曜日に影響を及ぼされた胃腸の問題に打ち勝ち、いくつかミスをしたにもかかわらず、最終ラップでは最も良い4位で締めた。
このラウンドの後、藤波は総合5位、ブストは6位をキープしている。
次戦はポルトガル、フェレイラのバコスで9月5日、6日に行われる。最後から2番目のレースでトニ・ボウは9回目のタイトルを確実なものにすることができるだろうか。
トニ・ボウ
1st, 26 points
今週はとてもうまくいった。トライアルはなかなか難しかったけど、バイクの上でとても心地よく感じていた。とてもうれしかった。この2勝は、ライバルとの差を広げることができたし、ポルトガルでのプレッシャーを少なくしてくれるので、自信を与えてくれる。勝ちたかったし、結果は完璧だった。ゾーンではとても心地よく感じたし、プレシーズンの間ノンストップのトレーニングをしたおかげで、ここで冬の間練習したことが使えることができた。
藤波貴久
5th, 81 points
採点がとても厳しかった。アシスタントが石に息を吹きかけたことでさえ失敗となった。でも、いくつかのミスを認めなければならない。ラップ毎に10ポイント少なく受け取ったかもしれない。4位からそれほど離れていない5位で終わった結果は悪くないけど、表彰台を狙っていた。良く言えば、昨日の結果を改善できた。悪く言えば、多くのミスをした。
ハイメ・ブスト
6th, 83 points
昨日よりかなり良く感じた。昨日はバイクに乗ることがとても難しかった。この結果に満足しているし、最終ラップもとてもうまくいった。ゾーンは土曜日とそれほど変わっていなかったけど、うまく乗れなかった。最終ラップはとてもうまくいったけど、まだもっと改善していく必要がある。