マルケスがシーズン3勝目、インディアナポリスでは5勝目。ダニ・ペドロサは4位、最終ラップでのミスで表彰台を逃した。
インディアナポリスGPは最終ラップまでエキサイティングなレースになった。マルケスが今シーズン3勝目、夏休み前のドイツGPに続き2連勝になった。マルケスはここ5年間にインディアナポリスで5勝している。チームメイトのダニ・ペドロサは最終ラップまで表彰台に向けてバレンティーノ・ロッシと激しく争ったが、最後は4位で終了した。
マルク・マルケスは過去5年で9勝しているアメリカでの記録を延ばした。今回のレースでは最終ラップまでエキサイティングなショーを見せた。ホルヘ・ロレンソと並んでスタートしてから最後には逃げ切った。レースを通してライバルのペースで争い、残り何周かでサーキットレコードをたたき出し、マルケスは残り3周でリードし最後までポジションを守った。
レプソル・ホンダのチームメイト、ダニ・ペドロサはレースのスタートから3位で安定していた。残り10周、バレンティーノ・ロッシがペドロサをオーバーテイクしたが、ペドロサは残り4周で再び順位を戻した。しかし、ターン10でミスをして、再びロッシに3位を奪われたが、最終ラップで再びロッシをパス、最後にはロッシが決定的なパスをした。
ほんの少しの休憩があり、モトGPのライダーは今週チェコへ飛ぶ。日曜日は2015年シーズンの11ラウンドが行われる。
マルク・マルケス
1st - 41:55.371
レースはうまくいったけど、本当に限界での戦いだった。事実、ホルヘがレースの間に改善させ、1分32秒台で多くの周回を回るとは思いもしなかった。レースの終盤に1分32秒6、これはすごく速い!残り3周で僕らは最後にアタックする戦術を使った。このサーキットで勝つにはそれが理想的だと思った。ホンダの700勝目を獲得できたのはとても誇らしい。これはチームにとっての特別な瞬間で、ホンダの全てに捧げる。
ダニ・ペドロサ
4th at 6.147 sec
とても肉体的にきついレースだった。グリップが弱いバイクでほとんどの時間を戦わなくてはならなかった。バレンティーノには驚かされた。マルクとホルヘより少し遅いことは分かっていたけど、練習走行後、僕は少し近づくだろうと思っていた。でも、バレンティーノはいつものように大きく順位を上げてきて、表彰台に向けて争わなくてはならなくなった。最終ラップの第二コーナーで抜かれて僕はパスをし返せなかった。ホンダが700勝を達成できてうれしい。この印象的な統計に加われたことを名誉に思う。