マルク・マルケスはバレンティーノ・ロッシからスポーツマンらしくない行為を受けた。ロッシは完全に故意に非難すべき動きでマルケスの安全を危険にさらした。
ダニ・ペドロサはマレーシアGPで素晴らしい優勝を達成した。この優勝はマルク・マルケスに対するバレンティーノ・ロッシの認められないスポーツマンらしくない行為によって不運にも暗くさせられた。レース7周目、マルケスとロッシは二人の間で何度もオーバーテイクを繰り返す3位争いをしていた。ロッシは完全に故意の行動でマルケスにスポーツマンらしくないキックを浴びせた。それでマルケスは転倒した。マルケスは幸運にも攻撃から無傷で逃げることができたが、レプソルにとってロッシの行為は、危険にさらされ、故意であり、スポーツマンらしくないマナーであり、完全に受け入れられないものである。レプソルは、スポーツや競技の価値と矛盾する、スポーツマンらしくない行為であると憂慮する。
レプソルは特にスポーツの価値(仲間付き合い、競技精神、ライダーのと確約)の誇りを感じる企業として今日のセパンで起こったような状況を深く悲しんでいる。このような価値観無くしては、レプソルがスポンサーとしてスポーツの参加する意味をなさない。
レプソルも今回はっきりと決定的に確認されたような行動を罰する、ライダーの肉体的健全性と安全性の重要性において明白かつ強固なレギュレーションを求めていく。
このレースで前向きな事と言えばダニ・ペドロサが素晴らしいパフォーマンスだったこと。彼は2週間前の日本GPに続く今シーズン2勝目に向けて次第にライバルを引き離したことだ。
このレースの結果、マルケスは222ポイントで総合3位のまま。ペドロサは190ポイントで4位に順位を上げた。選手権は2週間後にバレンシアで終了する。
ダニ・ペドロサ
1st - 40:37.691
素晴らしいグランプリになり、とてもうれしい!
金曜日からフィーリングが良く、この週末それをうまく扱うことができた。何よりバイクがどの練習でもとてもうまく働いてくれた。2月のテストでこのサーキットでのセットアップがかなり助けてくれたし、いつも僕を支えてくれるチームのために勝ててとても嬉しいけど、マルクに起こったことにはとても残念に思う。難しいシーズンだったけど、今になってうまくリカバーして、良い形になっているので、とても前向きにシーズンを終われそうで満足している。オーストラリアは僕にはいつも厳しいレースになるけど、良くなっているし、このように羽ばたけて本当にうれしい。
マルク・マルケス
Not Classified
事故が起こるまでは良いレースだった。序盤にミスをしたけど、それから自信を取り戻した。バレンティーノが僕を抜き、半周ぐらい彼についていった。そして、彼より速く行けると分かったので、抜き返そうとした。僕らの間でバトルが始まり、常に接触しないで抜くことができた。ターン14で彼は内側から僕を抜いた。僕はバイクをセットアップした。彼はまっすぐに進み、僕は彼が僕を見ている事が分かった。僕には何をするのか分からなかった。その時、彼は僕をキックした。ブレーキレバーを強打し、クラッシュした。レースディレクション側に制裁を任せるつもりだよ。僕が分かっていることは、0ポイントで終わったこと。でも無傷な事は感謝したい。バレンティーノがレースディレクションに言ったことと、トラック上でしたことに失望した。他のライダーを蹴るようなことは見たことがない。気力が落ちていたのかもしれないけど、このことについて忘れようとしなければならないし、重要なことは肉体的に元気であることだよ。スポーツの目的のためにも、このことはここで終わって欲しい。
リヴィオ・スッポ(HRC チームマネージャー)
レプソル・ホンダチームにとって、ライダーが他のライダーのクラッシュを引き起こす危険な状況を故意に作るような、今日起こったことはレースで決して見たくなかった光景だ。僕らはモータースポーツを愛しているし、勝利に向かって戦っているライダーを見たい。しかし、お互いの限界と敬意があるに違いない。