モトGP11年、5回のチャンピオン、282レース、31歳のホルヘ・ロレンソがレプソル・ホンダチームに加入する今シーズン、新たなチャレンジを始める。カタールでシーズンが始まるまで2ヶ月、スペイン人ライダーにホンダRC213Vの最初の感触の分析をする初めてのインタビューが行われ、新しいチームに加入することや今年の野望の輪郭について話した。
Q;「新しいカラーはどうですか?」
「好きなカラーリングだよ。僕の好きな色は、いつだって白、赤、黒で、今はそれにオレンジが加わった。これはここ25年の間、多くの優勝や多くのタイトルに輝く、成功を届けてくれる色だよ。この”家族”に加わって、少しでもチームに貢献できることを誇りに思う。」
Q;「レプソル・ホンダチームに加わることにどんな意味がありますか?」
「レプソル・ホンダチームは、歴史上最も成功しているチームだと思う。多くの優勝とタイトルを獲得している。フットボール・チームにすると、バルセロナやレアル・マドリッド。世界的にこれほどの優勝とタイトルを獲得し、最も重要なチームはこの他にない。」
Q;「新しいバイクを試した初めの感想は?」
「昨シーズン、まったく違うバイクに乗って、それはとても大きく、とても高かった。僕には大きすぎたかもしれない。ホンダは僕にはサイズが合っていた。よりコンパクト。より小さく低いので、体をより乗り出すことができる。路面により近くなり、コーナーへの進入時により自信を持てる。第一印象はポジティブ。かなりポテンシャルが高いことが分かった。」
Q;「初めてのホンダから降りた時、大きなスマイルをしていた。レプソル・ホンダチームのピットに戻ったとき、何を考えていましたか?」
「とても興奮し、とても楽しんだことを自身に話した瞬間だった。初めの感触がとても良ければ、表情でさえ話すことができる。」
Q;「すでにバレンシアとヘレスでテストを行いましたが、どうでしたか?」
「最も強く印象に残ったのは、レプソル・ホンダチームが反応して、求めたものを提供すること。それは明白で、ホンダは僕の依頼にノートを取り、数日後には全てが準備できている。燃料タンクの形状は、僕の好みにほとんど100%だった。」
Q:「マルク・マルケスから学ぶと言ったけど、彼はあなたから学ぶと言っている。マルクはあなたに、あなたは何を彼から何を学ぶと思いますか?」
「全てのライダーは長所と短所がある。マルクにもある。僕は彼の長所を学ぶようにして、彼も同じようにすると思う。お互いにプッシュし、僕は彼を打ち負かしたいし、彼は僕を打ち負かしたい。それがいつもチームを成長させ、バイクにとってテクニカル的な進歩の助けることになる。」
Q;「今年レプソル・ホンダチームは結成25年。レプソルはスポンサー開始から50年を迎えます。あなたにとってこれはどんな意味がありますか?」
「25年というのはとても長い年月。レプソルが1995年ホンダにスポンサーし始めた時、僕はテレビでバイクのレースを見始めた頃。原田と僕のアイドルだったビアッジが250ccで争い、500ccではクリビーレとドゥーハンが争い、ロッシがレプソル・ホンダチームでサインしたり、ニッキー・ヘイデンが2006年にチャンピオンを獲得したことを憶えている。レプソル・ホンダチームはとても成功しているチームで、多くの優勝とタイトルを獲得しているし、所属できることを誇りとうれしさを思う。
50年は本当に長い。アンヘル・ニエトがレプソルがスポンサーした初めの人じゃないだろうか?彼はスペインで初めてスポーツを熱狂させた人だった。当時レプソルが彼をサポートしていたのは驚くべきことだよ。」
Q;「1月23日にマドリッドでチーム・プレゼンテーションが行われます。期待に満ちた日になりそうですか?」
「プレゼンテーションは僕にとってとても特別な日になりそうだ。僕らは12の世界選手権と多くの優勝を獲得しているので、かなり期待をされていると思う。何よりも歴史の中で最も飾られた多くの才能とスピードがある。期待と楽しみがすばらしく、その日は楽しみたい。」