管理画面のプロフィール編集(オーナーズクラブでは”クラブプロフィール設定”)から「プロフィール画像の確認・変更」ボタンをクリックし「Image1」に画像をアップロードしてください。
 

   2013年2月9日 00:00  |  技術

世界中
うんうんする
0


320D-thumb-640x215-942.jpg


最新ディーゼルエンジン車に乗ると、その豊かな低回転トルクに圧倒されます。

そして、ガソリンエンジンとの個性の違いを感じます。

 

 

例えば、

320i(ガソリン)は高回転までシュワッと気持ちよく回り、

320d(ディーゼル)は低回転でグワッと迫力があり、

328i(ガソリン)は低回転から高回転まで豪快なパワーがあります。

 

 

この個性の違いを、感覚的な言葉では無く、科学的に表現できないかと考えました。


(以下、少々物理的な話になりますが、ご興味の無い方は紫色の数式部分は読み飛ばしていただいても良いかと思います。)

 

 

F = m × a (F: 物体に働く力、m: 物体の重さ、a: 加速度) という運動の第2法則と、

W = F × s (W: 仕事、F:力、 s:移動距離)の両辺を時間で微分して導かれる

P = F × v (P:仕事率すなわち馬力、F:力、v:速度)を組み合わせると、

a = P ÷ ( v × m ) となります。

 

つまり、加速度 = 馬力 ÷ ( 速度 × 重量 ) となります。

走行中の車で言うと、加速度は、その状況におけるエンジンの馬力に比例し、その時の走行速度や車両重量に反比例します。

(厳密には、ころがり抵抗や空気抵抗なども影響しますが、今回はほぼ等条件として除外します)

 

 

この関係を踏まえ、320i、320d、328iのカタログに掲載されている馬力曲線を重ね合わせてみました。

赤色が328i (最高出力245馬力、最大トルク35.7kgm)

緑色が320d (最高出力184馬力、最大トルク38.7kgm)

青色が320i (最高出力184馬力、最大トルク27.5kgm) です。


CapD20130208_7-2-thumb-640x776-1324.jpeg
 

320d320iより加速感が高いことがグラフからも裏付けられています。

低回転域では328iに匹敵するほどの馬力がありますね。

ですが、ガソリンエンジン車に比べ頭打ちが早く、次のギアにバトンタッチします。

 

実際の速度変化や加速感はそれぞれのエンジンのレスポンス・素質・サウンド等も関係しますが、低回転で力強いディーゼルと高回転まで回り切るガソリンの特性が、一つのグラフに収まっているように思います。

(アイドリング付近の低回転は320dの方が低いグラフになっているのは意外ですが)

 

 

3車のグラフを重ね合わせるにあたって肝心なのが、車ごとの変速比を考慮することです。

(上記の計算式より「加速度はその時の走行速度に反比例」し、速度とエンジン回転数は変速比に依存するため)

 

3車とも8ATの各速の変速比は全て等しいですが、最終減速比は320dのみ12%ほどローギアードになってます。

そのため、320dのグラフはその比率で横に伸ばしてあります。

こういう理論で重ね合わせをしたグラフを見たことがありませんが、有効な比較法では無いでしょうか..?

 

 

 

ちなみに、横軸(回転数)の補正をせず等しく重ね合わせると、こんなグラフになってしまいます。


CapD20130209_5-thumb-640x779-951.jpeg
 

320d328iを上回る加速をするものの、半分くらいのタイミングでシフトアップする」ようなグラフです。さすがにこれは実感とかけ離れているように思います。

やはり「減速比で補正」するのが実際に近いのではないでしょうか。

 

※ただし車両重量やタイヤ径などが車両によって大きく異なる場合は、更に縦軸や横軸の補正が必要になります。

 

 

 

もう一つ、参考にグラフを作ってみました。
 

 CapD20130208_8-thumb-640x528-965.jpeg

3車のトルク曲線を重ね合わせたグラフです。(馬力曲線グラフと同様に、320dのみ減速比補正をしてあります。)

このグラフも、中回転域は320d328iを上回っていて、実感とは異なると思います。

馬力=トルク × エンジン回転数ですので、トルクも加速度を決める要素ではあるものの、回転数を掛け合わさないと加速感とイメージがリンクしません。

 

「車の加速に効くのは馬力じゃなくてトルクだ」とか、「加速はトルクで、最高速は馬力で決まる」等の言葉を読むことがありますが、このグラフを見るとあまり良い言い回しでは無いと思えます。

 

車の加速を決めるのはやはり馬力曲線(パワーカーブ) なのではないでしょうか。

加速度 = 馬力 ÷ ( 速度 × 重量 ) という数式からもそれは導かれます。

 

 

ただし、馬力=トルク × エンジン回転数ですので、もちろんトルクも加速度を決める要素です。なので、

「 車の加速を決めるのは馬力曲線である。 

  ただし、馬力曲線はトルク曲線に依存する。 」  

という表現が、矛盾の無い言い回しでは無いかと思います。

 

 

 

・・・以上、長文になってしまいましたがご容赦願います。m(^^;)m

 (内容に誤りやご意見等がございましたら、ぜひコメントをお願い致します。)

 

 

 

 

先日、こんな発表がありました。

【BMW、クリーン・ディーゼル・モデルが国内販売の1/4を占める】:Car Watch


昨年12月のBMWの全販売台数の約25%、モデルによってはその50%以上がディーゼルになった、というニュースです。

 

最初のグラフ(減速比で補正した馬力曲線)からも、ディーゼルは用回転域ではワンランク上位のモデルのガソリン車並みのパワーがあるのが分かります。

それでいて燃費が良くかつ燃料単価も安いため、燃料代が「7割半分程度」になるのですから、ディーゼルの人気が高まるのもうなずけますね! (^▽^) G.Sekido






世界中
うんうんする
0


320D-thumb-640x215-942.jpg


最新ディーゼルエンジン車に乗ると、その豊かな低回転トルクに圧倒されます。

そして、ガソリンエンジンとの個性の違いを感じます。

 

 

例えば、

320i(ガソリン)は高回転までシュワッと気持ちよく回り、

320d(ディーゼル)は低回転でグワッと迫力があり、

328i(ガソリン)は低回転から高回転まで豪快なパワーがあります。

 

 

この個性の違いを、感覚的な言葉では無く、科学的に表現できないかと考えました。


(以下、少々物理的な話になりますが、ご興味の無い方は紫色の数式部分は読み飛ばしていただいても良いかと思います。)

 

 

F = m × a (F: 物体に働く力、m: 物体の重さ、a: 加速度) という運動の第2法則と、

W = F × s (W: 仕事、F:力、 s:移動距離)の両辺を時間で微分して導かれる

P = F × v (P:仕事率すなわち馬力、F:力、v:速度)を組み合わせると、

a = P ÷ ( v × m ) となります。

 

つまり、加速度 = 馬力 ÷ ( 速度 × 重量 ) となります。

走行中の車で言うと、加速度は、その状況におけるエンジンの馬力に比例し、その時の走行速度や車両重量に反比例します。

(厳密には、ころがり抵抗や空気抵抗なども影響しますが、今回はほぼ等条件として除外します)

 

 

この関係を踏まえ、320i、320d、328iのカタログに掲載されている馬力曲線を重ね合わせてみました。

赤色が328i (最高出力245馬力、最大トルク35.7kgm)

緑色が320d (最高出力184馬力、最大トルク38.7kgm)

青色が320i (最高出力184馬力、最大トルク27.5kgm) です。


CapD20130208_7-2-thumb-640x776-1324.jpeg
 

320d320iより加速感が高いことがグラフからも裏付けられています。

低回転域では328iに匹敵するほどの馬力がありますね。

ですが、ガソリンエンジン車に比べ頭打ちが早く、次のギアにバトンタッチします。

 

実際の速度変化や加速感はそれぞれのエンジンのレスポンス・素質・サウンド等も関係しますが、低回転で力強いディーゼルと高回転まで回り切るガソリンの特性が、一つのグラフに収まっているように思います。

(アイドリング付近の低回転は320dの方が低いグラフになっているのは意外ですが)

 

 

3車のグラフを重ね合わせるにあたって肝心なのが、車ごとの変速比を考慮することです。

(上記の計算式より「加速度はその時の走行速度に反比例」し、速度とエンジン回転数は変速比に依存するため)

 

3車とも8ATの各速の変速比は全て等しいですが、最終減速比は320dのみ12%ほどローギアードになってます。

そのため、320dのグラフはその比率で横に伸ばしてあります。

こういう理論で重ね合わせをしたグラフを見たことがありませんが、有効な比較法では無いでしょうか..?

 

 

 

ちなみに、横軸(回転数)の補正をせず等しく重ね合わせると、こんなグラフになってしまいます。


CapD20130209_5-thumb-640x779-951.jpeg
 

320d328iを上回る加速をするものの、半分くらいのタイミングでシフトアップする」ようなグラフです。さすがにこれは実感とかけ離れているように思います。

やはり「減速比で補正」するのが実際に近いのではないでしょうか。

 

※ただし車両重量やタイヤ径などが車両によって大きく異なる場合は、更に縦軸や横軸の補正が必要になります。

 

 

 

もう一つ、参考にグラフを作ってみました。
 

 CapD20130208_8-thumb-640x528-965.jpeg

3車のトルク曲線を重ね合わせたグラフです。(馬力曲線グラフと同様に、320dのみ減速比補正をしてあります。)

このグラフも、中回転域は320d328iを上回っていて、実感とは異なると思います。

馬力=トルク × エンジン回転数ですので、トルクも加速度を決める要素ではあるものの、回転数を掛け合わさないと加速感とイメージがリンクしません。

 

「車の加速に効くのは馬力じゃなくてトルクだ」とか、「加速はトルクで、最高速は馬力で決まる」等の言葉を読むことがありますが、このグラフを見るとあまり良い言い回しでは無いと思えます。

 

車の加速を決めるのはやはり馬力曲線(パワーカーブ) なのではないでしょうか。

加速度 = 馬力 ÷ ( 速度 × 重量 ) という数式からもそれは導かれます。

 

 

ただし、馬力=トルク × エンジン回転数ですので、もちろんトルクも加速度を決める要素です。なので、

「 車の加速を決めるのは馬力曲線である。 

  ただし、馬力曲線はトルク曲線に依存する。 」  

という表現が、矛盾の無い言い回しでは無いかと思います。

 

 

 

・・・以上、長文になってしまいましたがご容赦願います。m(^^;)m

 (内容に誤りやご意見等がございましたら、ぜひコメントをお願い致します。)

 

 

 

 

先日、こんな発表がありました。

【BMW、クリーン・ディーゼル・モデルが国内販売の1/4を占める】:Car Watch


昨年12月のBMWの全販売台数の約25%、モデルによってはその50%以上がディーゼルになった、というニュースです。

 

最初のグラフ(減速比で補正した馬力曲線)からも、ディーゼルは用回転域ではワンランク上位のモデルのガソリン車並みのパワーがあるのが分かります。

それでいて燃費が良くかつ燃料単価も安いため、燃料代が「7割半分程度」になるのですから、ディーゼルの人気が高まるのもうなずけますね! (^▽^) G.Sekido






   2011年6月2日 00:00  |  技術

世界中
うんうんする
0


 少し前に、個人的にとても気になるニュースが出ていました。

bXJtTZo.jpg

【小型 MINI、市販決定か…ロケットマン】@Responce

今年3月のジュネーブモーターショーで発表になった
「さらに小型のMINI」である「ロケットマン・コンセプト」の市販化が決定した!?、というニュースです!



Q2FwRDIwMTEwNjAyXzR61w.jpeg

↑ 「ロケットマン・コンセプト」の画像を基に、
   ライト等を少し市販車っぽくアレンジした予想画像?のようです。
   (生産時はこれとは違うデザインになる、という記事もあります。)



また気になるのは、このニュースの中で、

さらに興味深いのは、この最小のMINIが、BMWの新ブランド、「i」から登場するEV、『i3』とシャシーなどの基本メカニズムを共有すると見られる点だ。 

とある点です!




Qk1XaV9pM19hcnRpY2xfa2xkfg.jpg

この「ロケットマン・コンセプト」と、驚愕のカーボン骨格小型車である「BMW i3」との関連性は、当社ブログの過去記事【ロケットマン!】でも予想していましたが、その予想が当っている可能性が高まってきました! (o^∇^)o





ちなみに「ロケットマン・コンセプト」は、リアにマフラーがあることから判断すると、電気自動車ではなさそうです。

ということは、電気自動車であるBMW i3の車体を流用したエンジン駆動車も開発・発売される、ということで..。


これまた当社ブログの過去記事【大胆な選択に隠れた野望?】での予想、
「EVだけではなく、電気モーターに替わり内燃機関を積んだ車、つまりガソリン/ディーゼルエンジン車バージョンもあると予想します!」 
が当っている可能性も高まったように思います。

まあ企業や生産の規模を考えれば、予想されることだとは思いますが..(^^;ゞ



Y2PGKg.jpg

カーボン繊維(CFRP)を車体に用いることの狙いは車体の軽量化で、
運動性能や燃費を大きく向上させることができます。

ですがネックはなんといってもコストで、過去には数千万円クラスのスーパースポーツカーしか実例がありません。
小型量産車に採用となると世界初!の画期的なプロジェクトです。




MDYwNW1oaQve.jpg

ただ、過去の数千万円クラスのスーパーカーが、巨大なオーブン(オートクレーブ)で加熱して成形されるドライカーボンと呼ばれるCFRPで作られていたのに対し、




bWl0c3ViaXNoaXp1MWYJ.jpg

最近では、生産性の高い熱硬化性樹脂を用いたRTM法や、




bWl0c3ViaXNoaXp1MmcK.jpg

さらに生産性の高い紫外線硬化樹脂を用いたRTM法などによるCFRPが車体に使用できる技術が整い、小型車に採用される計画となったようです。




そして、その画期的なプロジェクトが、いよいよ生産に向けて動き出したようです。


bmV3czExMDUyOHNnyw8.jpg

【BMW向けプレカーサーの生産開始について】:三菱レイヨン


これによると、CFRPの原材料は広島で生産し、アメリカのワシントンで炭素繊維に加工され、ドイツのバイエルンで織物状になり、BMWの工場でCFRPになる、という壮大な?計画のようです..。




・・・と、いつにも増してマニアックなネタで失礼いたしましたが..m(^^;)m




BMWを略さず記すと"Bayerische Motoren Werke"(バイエルンのエンジン工場)となります。
その名の通りエンジン技術に先進性・独創性のあるBMWグループですが..。


今後は車体骨格技術でも世界を牽引してくれそうです!



Y2FyYm9uLWNlbGwyeCw.jpg

発売まではまだ2年ほど?時間があるようですが、
この画期的な小型MINI&BMWの全貌が明らかになるのを
楽しみに待ちたいと思います!(^▽^)  G.S





世界中
うんうんする
0


 少し前に、個人的にとても気になるニュースが出ていました。

bXJtTZo.jpg

【小型 MINI、市販決定か…ロケットマン】@Responce

今年3月のジュネーブモーターショーで発表になった
「さらに小型のMINI」である「ロケットマン・コンセプト」の市販化が決定した!?、というニュースです!



Q2FwRDIwMTEwNjAyXzR61w.jpeg

↑ 「ロケットマン・コンセプト」の画像を基に、
   ライト等を少し市販車っぽくアレンジした予想画像?のようです。
   (生産時はこれとは違うデザインになる、という記事もあります。)



また気になるのは、このニュースの中で、

さらに興味深いのは、この最小のMINIが、BMWの新ブランド、「i」から登場するEV、『i3』とシャシーなどの基本メカニズムを共有すると見られる点だ。 

とある点です!




Qk1XaV9pM19hcnRpY2xfa2xkfg.jpg

この「ロケットマン・コンセプト」と、驚愕のカーボン骨格小型車である「BMW i3」との関連性は、当社ブログの過去記事【ロケットマン!】でも予想していましたが、その予想が当っている可能性が高まってきました! (o^∇^)o





ちなみに「ロケットマン・コンセプト」は、リアにマフラーがあることから判断すると、電気自動車ではなさそうです。

ということは、電気自動車であるBMW i3の車体を流用したエンジン駆動車も開発・発売される、ということで..。


これまた当社ブログの過去記事【大胆な選択に隠れた野望?】での予想、
「EVだけではなく、電気モーターに替わり内燃機関を積んだ車、つまりガソリン/ディーゼルエンジン車バージョンもあると予想します!」 
が当っている可能性も高まったように思います。

まあ企業や生産の規模を考えれば、予想されることだとは思いますが..(^^;ゞ



Y2PGKg.jpg

カーボン繊維(CFRP)を車体に用いることの狙いは車体の軽量化で、
運動性能や燃費を大きく向上させることができます。

ですがネックはなんといってもコストで、過去には数千万円クラスのスーパースポーツカーしか実例がありません。
小型量産車に採用となると世界初!の画期的なプロジェクトです。




MDYwNW1oaQve.jpg

ただ、過去の数千万円クラスのスーパーカーが、巨大なオーブン(オートクレーブ)で加熱して成形されるドライカーボンと呼ばれるCFRPで作られていたのに対し、




bWl0c3ViaXNoaXp1MWYJ.jpg

最近では、生産性の高い熱硬化性樹脂を用いたRTM法や、




bWl0c3ViaXNoaXp1MmcK.jpg

さらに生産性の高い紫外線硬化樹脂を用いたRTM法などによるCFRPが車体に使用できる技術が整い、小型車に採用される計画となったようです。




そして、その画期的なプロジェクトが、いよいよ生産に向けて動き出したようです。


bmV3czExMDUyOHNnyw8.jpg

【BMW向けプレカーサーの生産開始について】:三菱レイヨン


これによると、CFRPの原材料は広島で生産し、アメリカのワシントンで炭素繊維に加工され、ドイツのバイエルンで織物状になり、BMWの工場でCFRPになる、という壮大な?計画のようです..。




・・・と、いつにも増してマニアックなネタで失礼いたしましたが..m(^^;)m




BMWを略さず記すと"Bayerische Motoren Werke"(バイエルンのエンジン工場)となります。
その名の通りエンジン技術に先進性・独創性のあるBMWグループですが..。


今後は車体骨格技術でも世界を牽引してくれそうです!



Y2FyYm9uLWNlbGwyeCw.jpg

発売まではまだ2年ほど?時間があるようですが、
この画期的な小型MINI&BMWの全貌が明らかになるのを
楽しみに待ちたいと思います!(^▽^)  G.S





   2010年7月31日 00:00  |  技術

世界中
うんうんする
0


 BMWは、2013年に欧州で発売予定の電気自動車、
「メガシティ・ビークル」の技術の一部を公開
しました!!


まずはイメージイラストです!

Ym13X21lZ2FjaXR5X3RlYXNlcl9pbWFnZXNfMDAxq08.jpg

タイヤを四隅に配し、キャビンが大きく、居住性を重視したと思われるフォルムですね。

良く見ると、4枚ドアらしき線が描かれています。




bWl0c3ViaXNoaV9pbWlldsDL.jpg

三菱のi(アイ)およびその電気自動車版であるi-MiEVや、




TUlOSV9TcGlyaXR1YWxfVG9v4PI.jpg

NEW MINI(R50)が開発される以前に、ROVERによって考案されたコンセプトカー
【MINI Spiritual】 にも似ています。

影響を受けたというよりは、居住性や空力特性を重視した上で先進性をアピールしようとすると、どうしても同じようなフォルムになってしまうと言ったところでしょうか?



しかし何といっても、BMWのメガシティ・ビークルの最も驚く点は・・・!
車体の骨格にカーボン(炭素繊維強化プラスチック:CFRP)を採用する点です!

Mjc1MDI0NT8.jpg

【BMWの市販EV、カーボン採用で電動化の重量増を相殺】

↑ 詳細は上記ページをご覧ください。


カーボンの利点は極めて軽量で強固なことです。

ルーフやスポイラー等の部分的な採用であれば、BMWを始め例は数多いですが、車体骨格を製造するには相当のコストや技術や専用の生産設備が必要ということもあり、たいへん困難が伴います。


過去に市販車で骨格をカーボンで造った事例と言えば、
 マクラーレン : F1・M-B SLR
 ブガッティ : EB110・ヴェイロン
 フェラーリ : F50・エンツォ
 ポルシェ : カレラGT
 アストンマーティン : ONE-77
くらいしかありません。いずれも5000万円以上級!のスーパーカーで、いずれも限定生産です。
(しかもこのうちいくつかは、高コストゆえに高価格になり、それが響いてか販売台数が計画を下回り、結果として商業的に失敗したと聞きます)

BMWが市販すれば、小型車はもちろん量産車としても世界初!の画期的な商品となります


軽量化を目的として骨格にアルミを用いることはまれにありますが、それでも小型乗用車となるとAUDIの【A2】くらいしか例がありません。

QTJztA.jpg

↑ A2は商業的に苦しかったようで短命に終わり、日本へは導入されませんでした。


フェラーリですら、通常の量産モデルには、アルミは採用したとしてもカーボン骨格は採用しない、とコメントしているようです。


小型車には商業的に成立困難なアルミ骨格より、さらに困難?とも思われるカーボン骨格を、本当にBMWは採用するのでしょうか...?


【BMW、市販EV本格生産へ…カーボンの生産能力を増強】

上記記事ではカーボン骨格を生産するにあたっての工場やサプライヤーの計画まで発表されていますので、本気のようです..!
(Mモデル等でのカーボンの部分採用による技術向上が生きてきたということでしょうか。)



【BMW、メガシティ・ビークルにカーボン製パッセンジャーセルを採用】


上記記事では、
> BMWの電気自動車は、エミッション・フリーで低騒音の移動手段、という限られた枠にとどまらず、俊敏性に優れた、まったく新しい走りの歓びを提供するモデルとなることを最終的な目標として掲げている。
とありますので、この大胆な計画の目的の1つは、「駆け抜ける歓び」にあるようです!

すごすぎますBMW!( ̄□ ̄;)!! 




・・・ところで・・・

上記記事中では
> ライフ・ドライブ・コンセプトとは、「ドライブ」と「ライフ」という2つの独立したモジュールから構成されている。「Drive」モジュールは、シャシー内にバッテリー、駆動システム、構造部およびクラッシュ機能をひとつの構造にまとめて集約する。一方「Life」モジュールは、高強度かつ超軽量の CFRP製パッセンジャー・セルで構成される。
と書かれています。

この文だけを読むと、駆動モジュールはクラッシュ構造とひとつになっている、ということは、車体前方に「ドライブ」、後方に「ライフ」の2分割構造、つまり前輪駆動になりそうに思えます。

先日に【BMW、初のFFモデル投入へ】という発表もありましたし、関連性があるようにも思えます・・・。


しかし!

Mjc1MDI4OUM.jpg

別の写真を見ると、後席の後部の荷室の床が随分と高くなっているのが分かります。
バッテリーやモーターを前方に配するなら、荷室の床はもっと低くできると思われます。


ちなみに、TVCMでもおなじみのコンセプトカー【Vision EfficientDynamics】はリアにエンジン(さらにフロントとリアにモーター)を搭載し、後輪駆動を主体としています。

lrOR6MSB.jpg
TURKaWtnGMg.jpg

これらから考えると、個人的には!
「メガシティ・ビークル」は、電気モーターを後部に配した後輪駆動と予想します


ちなみに最初に紹介した三菱i(アイ)やMINI Spiritualは、動力源(エンジン/電気モーター)を後部に配した後輪駆動です。シルエットが似ているのもうなづけるような..。
(AUDI A2はFFですが。)


さらに!

EVだけではなく、電気モーターに替わり内燃機関を積んだ車、
つまりガソリン/ディーゼルエンジン車バージョンもあると予想します


走行中にCO2を排出しないEVを、カーボン骨格採用による軽量化で航続距離を延ばしても、CAFE(企業平均燃費)には影響しないと思われます。
(仮に発電所が発生するCO2を計算に組み入れられるようになったとしても、元々の値が低いので、カーボン骨格採用による改善のCAFEへの寄与度はごく限定的だと思われます)

ですがガソリン/ディーゼルエンジン版も出し、それが軽量化効果で目覚ましい燃費を記録すれば、CAFEへの効果も大きく、制裁金課金回避へ役立つと思われます。

一見不可解にも思える高コストなカーボン骨格の採用も、それならまだ理解できる気がします。量産効果によって、コスト低減もより進むかもしれません。


しかしスゴイ選択です。
ある意味、動力源がどうとかいうよりも、骨格が最大のトピックの車です..!
カーボン骨格の生産コスト低減の秘策を、BMWは考え出したということだと思われます。


と、例によって長くなってしまいましたが、m(^^;)m


駆け抜ける歓びと環境性能の両立、
つまり【EfficientDynamics】のために
新たな領域へ踏み出すBMWの成功を、
期待したいと思います! (^▽^)  G.S





世界中
うんうんする
0


 BMWは、2013年に欧州で発売予定の電気自動車、
「メガシティ・ビークル」の技術の一部を公開
しました!!


まずはイメージイラストです!

Ym13X21lZ2FjaXR5X3RlYXNlcl9pbWFnZXNfMDAxq08.jpg

タイヤを四隅に配し、キャビンが大きく、居住性を重視したと思われるフォルムですね。

良く見ると、4枚ドアらしき線が描かれています。




bWl0c3ViaXNoaV9pbWlldsDL.jpg

三菱のi(アイ)およびその電気自動車版であるi-MiEVや、




TUlOSV9TcGlyaXR1YWxfVG9v4PI.jpg

NEW MINI(R50)が開発される以前に、ROVERによって考案されたコンセプトカー
【MINI Spiritual】 にも似ています。

影響を受けたというよりは、居住性や空力特性を重視した上で先進性をアピールしようとすると、どうしても同じようなフォルムになってしまうと言ったところでしょうか?



しかし何といっても、BMWのメガシティ・ビークルの最も驚く点は・・・!
車体の骨格にカーボン(炭素繊維強化プラスチック:CFRP)を採用する点です!

Mjc1MDI0NT8.jpg

【BMWの市販EV、カーボン採用で電動化の重量増を相殺】

↑ 詳細は上記ページをご覧ください。


カーボンの利点は極めて軽量で強固なことです。

ルーフやスポイラー等の部分的な採用であれば、BMWを始め例は数多いですが、車体骨格を製造するには相当のコストや技術や専用の生産設備が必要ということもあり、たいへん困難が伴います。


過去に市販車で骨格をカーボンで造った事例と言えば、
 マクラーレン : F1・M-B SLR
 ブガッティ : EB110・ヴェイロン
 フェラーリ : F50・エンツォ
 ポルシェ : カレラGT
 アストンマーティン : ONE-77
くらいしかありません。いずれも5000万円以上級!のスーパーカーで、いずれも限定生産です。
(しかもこのうちいくつかは、高コストゆえに高価格になり、それが響いてか販売台数が計画を下回り、結果として商業的に失敗したと聞きます)

BMWが市販すれば、小型車はもちろん量産車としても世界初!の画期的な商品となります


軽量化を目的として骨格にアルミを用いることはまれにありますが、それでも小型乗用車となるとAUDIの【A2】くらいしか例がありません。

QTJztA.jpg

↑ A2は商業的に苦しかったようで短命に終わり、日本へは導入されませんでした。


フェラーリですら、通常の量産モデルには、アルミは採用したとしてもカーボン骨格は採用しない、とコメントしているようです。


小型車には商業的に成立困難なアルミ骨格より、さらに困難?とも思われるカーボン骨格を、本当にBMWは採用するのでしょうか...?


【BMW、市販EV本格生産へ…カーボンの生産能力を増強】

上記記事ではカーボン骨格を生産するにあたっての工場やサプライヤーの計画まで発表されていますので、本気のようです..!
(Mモデル等でのカーボンの部分採用による技術向上が生きてきたということでしょうか。)



【BMW、メガシティ・ビークルにカーボン製パッセンジャーセルを採用】


上記記事では、
> BMWの電気自動車は、エミッション・フリーで低騒音の移動手段、という限られた枠にとどまらず、俊敏性に優れた、まったく新しい走りの歓びを提供するモデルとなることを最終的な目標として掲げている。
とありますので、この大胆な計画の目的の1つは、「駆け抜ける歓び」にあるようです!

すごすぎますBMW!( ̄□ ̄;)!! 




・・・ところで・・・

上記記事中では
> ライフ・ドライブ・コンセプトとは、「ドライブ」と「ライフ」という2つの独立したモジュールから構成されている。「Drive」モジュールは、シャシー内にバッテリー、駆動システム、構造部およびクラッシュ機能をひとつの構造にまとめて集約する。一方「Life」モジュールは、高強度かつ超軽量の CFRP製パッセンジャー・セルで構成される。
と書かれています。

この文だけを読むと、駆動モジュールはクラッシュ構造とひとつになっている、ということは、車体前方に「ドライブ」、後方に「ライフ」の2分割構造、つまり前輪駆動になりそうに思えます。

先日に【BMW、初のFFモデル投入へ】という発表もありましたし、関連性があるようにも思えます・・・。


しかし!

Mjc1MDI4OUM.jpg

別の写真を見ると、後席の後部の荷室の床が随分と高くなっているのが分かります。
バッテリーやモーターを前方に配するなら、荷室の床はもっと低くできると思われます。


ちなみに、TVCMでもおなじみのコンセプトカー【Vision EfficientDynamics】はリアにエンジン(さらにフロントとリアにモーター)を搭載し、後輪駆動を主体としています。

lrOR6MSB.jpg
TURKaWtnGMg.jpg

これらから考えると、個人的には!
「メガシティ・ビークル」は、電気モーターを後部に配した後輪駆動と予想します


ちなみに最初に紹介した三菱i(アイ)やMINI Spiritualは、動力源(エンジン/電気モーター)を後部に配した後輪駆動です。シルエットが似ているのもうなづけるような..。
(AUDI A2はFFですが。)


さらに!

EVだけではなく、電気モーターに替わり内燃機関を積んだ車、
つまりガソリン/ディーゼルエンジン車バージョンもあると予想します


走行中にCO2を排出しないEVを、カーボン骨格採用による軽量化で航続距離を延ばしても、CAFE(企業平均燃費)には影響しないと思われます。
(仮に発電所が発生するCO2を計算に組み入れられるようになったとしても、元々の値が低いので、カーボン骨格採用による改善のCAFEへの寄与度はごく限定的だと思われます)

ですがガソリン/ディーゼルエンジン版も出し、それが軽量化効果で目覚ましい燃費を記録すれば、CAFEへの効果も大きく、制裁金課金回避へ役立つと思われます。

一見不可解にも思える高コストなカーボン骨格の採用も、それならまだ理解できる気がします。量産効果によって、コスト低減もより進むかもしれません。


しかしスゴイ選択です。
ある意味、動力源がどうとかいうよりも、骨格が最大のトピックの車です..!
カーボン骨格の生産コスト低減の秘策を、BMWは考え出したということだと思われます。


と、例によって長くなってしまいましたが、m(^^;)m


駆け抜ける歓びと環境性能の両立、
つまり【EfficientDynamics】のために
新たな領域へ踏み出すBMWの成功を、
期待したいと思います! (^▽^)  G.S





   2010年5月21日 00:00  |  技術

世界中
うんうんする
0


 MjYzOTg4RV0.jpg

先日、気になるニュースが発表になりました!

【BMW 3シリーズ 次期型にハイブリッド設定へ】

> BMWグループは18日、ドイツ・ミュンヘンで第90回年次株主総会を開催し、ノルベルト・ライトホーファー会長は、「2011年、5シリーズに市販版ハイブリッドを投入。これに続いて、3シリーズにハイブリッドを設定します」と宣言した。

とのことです!

ついに、3シリーズにもハイブリッド化の波がやってきました!

1シリーズは電気自動車版のコンセプトカーが、
5シリーズと7シリーズはハイブリッド化が発表されていますので、
これでBMWの次世代エコカー(ハイブリッド&電気自動車)計画の全体像が見えてきた感じです。


先日のブログ【エコカーになってほしい車ランキング】でもご紹介しましたが、BMWは次世代エコカー化を大きく期待されているメーカーですので、これで鬼に金棒?といったところでしょうか?(^^ゞ

BMWはハイブリッド化計画に関して、ドイツのライバルメーカー(ベンツ・VW等)より先を行っている印象ですね!



・・・ちょっと話はそれますが・・・

それに対して、
ゴルフの2Lエンジンを1.4Lターボに、とか
Cクラスの2.5Lエンジンを1.8Lターボに、等の
「既存の自然吸気(NA)エンジンを直噴+過給化することによって、
より排気量の小さいエンジンに置き換える」動きは、BMWはVW・ベンツより慎重に進めている感じでしょうか...。

ですがもともとこのコンセプトはBMWが世界に先駆けて導入した技術ですし、恐らく今後3L以下のエンジンにも展開していくように思います。
(次期1&3シリーズには、3気筒!ターボエンジンが載る、なんていう記事も某自動車誌に出ていました)
かつては12気筒が当たり前だったF1ですら、
【1.5リットル4気筒のターボ付エンジンを検討】する時代ですので...。


エンジン開発&生産には莫大な費用がかかるので、かつてはフルモデルチェンジしてもエンジンは流用、というケースがどの自動車メーカーでも珍しくありませんでした。ですがここ数年はエンジン/パワープラントの変化のサイクルが短くなりました。3年ひと昔といった印象です。
それだけ低燃費に対する要求が強い時代になったということでしょうか...。


BMWは今後も低燃費化は図りつつも
アイデンティティである「駆け抜ける歓び」はおろそかにしないと思いますので、今後の展開を期待したいと思います! (^^) G.S





世界中
うんうんする
0


 MjYzOTg4RV0.jpg

先日、気になるニュースが発表になりました!

【BMW 3シリーズ 次期型にハイブリッド設定へ】

> BMWグループは18日、ドイツ・ミュンヘンで第90回年次株主総会を開催し、ノルベルト・ライトホーファー会長は、「2011年、5シリーズに市販版ハイブリッドを投入。これに続いて、3シリーズにハイブリッドを設定します」と宣言した。

とのことです!

ついに、3シリーズにもハイブリッド化の波がやってきました!

1シリーズは電気自動車版のコンセプトカーが、
5シリーズと7シリーズはハイブリッド化が発表されていますので、
これでBMWの次世代エコカー(ハイブリッド&電気自動車)計画の全体像が見えてきた感じです。


先日のブログ【エコカーになってほしい車ランキング】でもご紹介しましたが、BMWは次世代エコカー化を大きく期待されているメーカーですので、これで鬼に金棒?といったところでしょうか?(^^ゞ

BMWはハイブリッド化計画に関して、ドイツのライバルメーカー(ベンツ・VW等)より先を行っている印象ですね!



・・・ちょっと話はそれますが・・・

それに対して、
ゴルフの2Lエンジンを1.4Lターボに、とか
Cクラスの2.5Lエンジンを1.8Lターボに、等の
「既存の自然吸気(NA)エンジンを直噴+過給化することによって、
より排気量の小さいエンジンに置き換える」動きは、BMWはVW・ベンツより慎重に進めている感じでしょうか...。

ですがもともとこのコンセプトはBMWが世界に先駆けて導入した技術ですし、恐らく今後3L以下のエンジンにも展開していくように思います。
(次期1&3シリーズには、3気筒!ターボエンジンが載る、なんていう記事も某自動車誌に出ていました)
かつては12気筒が当たり前だったF1ですら、
【1.5リットル4気筒のターボ付エンジンを検討】する時代ですので...。


エンジン開発&生産には莫大な費用がかかるので、かつてはフルモデルチェンジしてもエンジンは流用、というケースがどの自動車メーカーでも珍しくありませんでした。ですがここ数年はエンジン/パワープラントの変化のサイクルが短くなりました。3年ひと昔といった印象です。
それだけ低燃費に対する要求が強い時代になったということでしょうか...。


BMWは今後も低燃費化は図りつつも
アイデンティティである「駆け抜ける歓び」はおろそかにしないと思いますので、今後の展開を期待したいと思います! (^^) G.S





   2010年1月21日 00:00  |  技術

世界中
うんうんする
0


 3シリーズのクーペとカブリオレのマイナーチェンジ(フェイスリフト)が本国で発表になりました!
Q0OGyQ.jpg

Q0ND.jpg

【BMW 3シリーズ クーペとカブリオレがイメージチェンジ】

前後バンパーと共に、ヘッドライト・リアランプが変更になっています。
ヘッドライトは内部構造だけでなく、上下に少しだけ厚みを増したりと外形も変わっています。

全体的に押し出しが強くなった印象ですかね?
フェイスリフト前の端正な外観も良いですが、迫力が増したようでカッコイイです。

そしてそれに加えて見逃せないのが、エンジンの変更です!

【BMW 3シリーズセダン、2010年モデルを発表…環境性能アップ】

【BMW 1シリーズクーペ&カブリオレ に新エンジン】

これらのニュースにもありますように、
3シリーズのセダン・クーペ・カブリオレと1シリーズのクーペ・カブリオレに採用になっている直列6気筒3リッターの直噴ターボエンジンが、新型に置き換わるようです。
N54型(ツインターボ・バルブトロニック非搭載)が
N55型(シングルターボ・バルブトロニック搭載)になります。


TjU0TjU1XzEBDA.jpg

・・・こう書いてもどう変わったの?という感じですね・・・(^ロ^;ゞ

最高出力や最大トルクにはほとんど変更がありませんが、
若干の低回転域でのトルクアップとかなりの燃費向上がなされているようです。
しかも噂によると、高回転域でのフィーリング(音や伸び感)も向上するようです!


新型エンジンの開発、生産には多くの資金が必要だとよく言われます。
他社では、車がフルモデルチェンジしてもエンジンは流用、という例も多いですが・・・。
N54型は登場から3年ほどと決して古いエンジンでないどころか、各賞総ナメの傑作エンジンですが、もう代替わりのようです!( ̄□ ̄;)!!
さすがはエンジン屋のBMWですね! 


それと、この全力投球的な変更から推測されるのが・・・

過去の記事【燃費向上の裏技?】でも書きましたが、
自動車メーカー各社は販売している車の平均燃費を大幅に向上させないと、制裁金を科せられることになりそうです。

量販車種はもちろんですが、高出力エンジン搭載車も、あらゆる手段を使って燃費を向上させる必要があると思われます。

・・・そんな背景が、この短期間でのエンジン変更につながったように思えます。


ちなみにこの新型N55型エンジンは、
【New 535i Gran Turismo】には既に搭載されています!

非の打ちどころが無いと思われたN54よりも、
さらに爽快に吹けあがる!?という噂のN55を
私も早く試してみたいです! (o^∇^)o G.S





世界中
うんうんする
0


 3シリーズのクーペとカブリオレのマイナーチェンジ(フェイスリフト)が本国で発表になりました!
Q0OGyQ.jpg

Q0ND.jpg

【BMW 3シリーズ クーペとカブリオレがイメージチェンジ】

前後バンパーと共に、ヘッドライト・リアランプが変更になっています。
ヘッドライトは内部構造だけでなく、上下に少しだけ厚みを増したりと外形も変わっています。

全体的に押し出しが強くなった印象ですかね?
フェイスリフト前の端正な外観も良いですが、迫力が増したようでカッコイイです。

そしてそれに加えて見逃せないのが、エンジンの変更です!

【BMW 3シリーズセダン、2010年モデルを発表…環境性能アップ】

【BMW 1シリーズクーペ&カブリオレ に新エンジン】

これらのニュースにもありますように、
3シリーズのセダン・クーペ・カブリオレと1シリーズのクーペ・カブリオレに採用になっている直列6気筒3リッターの直噴ターボエンジンが、新型に置き換わるようです。
N54型(ツインターボ・バルブトロニック非搭載)が
N55型(シングルターボ・バルブトロニック搭載)になります。


TjU0TjU1XzEBDA.jpg

・・・こう書いてもどう変わったの?という感じですね・・・(^ロ^;ゞ

最高出力や最大トルクにはほとんど変更がありませんが、
若干の低回転域でのトルクアップとかなりの燃費向上がなされているようです。
しかも噂によると、高回転域でのフィーリング(音や伸び感)も向上するようです!


新型エンジンの開発、生産には多くの資金が必要だとよく言われます。
他社では、車がフルモデルチェンジしてもエンジンは流用、という例も多いですが・・・。
N54型は登場から3年ほどと決して古いエンジンでないどころか、各賞総ナメの傑作エンジンですが、もう代替わりのようです!( ̄□ ̄;)!!
さすがはエンジン屋のBMWですね! 


それと、この全力投球的な変更から推測されるのが・・・

過去の記事【燃費向上の裏技?】でも書きましたが、
自動車メーカー各社は販売している車の平均燃費を大幅に向上させないと、制裁金を科せられることになりそうです。

量販車種はもちろんですが、高出力エンジン搭載車も、あらゆる手段を使って燃費を向上させる必要があると思われます。

・・・そんな背景が、この短期間でのエンジン変更につながったように思えます。


ちなみにこの新型N55型エンジンは、
【New 535i Gran Turismo】には既に搭載されています!

非の打ちどころが無いと思われたN54よりも、
さらに爽快に吹けあがる!?という噂のN55を
私も早く試してみたいです! (o^∇^)o G.S




#Div_HeaderMenuBar { display: none; }
+ プロフィール +
Sun Motoren BMW
Sun Motoren BMW
Sun Motoren カーくるビジネスブログアカウントです。
+ アーカイブ +
2023年04月 (5)
2023年03月 (4)
2023年02月 (4)
2023年01月 (4)
2022年12月 (4)
2022年11月 (4)
2022年10月 (4)
2022年09月 (5)
2022年08月 (3)
2022年07月 (5)
2022年06月 (4)
2022年05月 (4)
2022年04月 (5)
2022年03月 (4)
2022年02月 (4)
2022年01月 (4)
2021年12月 (4)
2021年11月 (4)
2021年10月 (5)
2021年09月 (4)
2021年08月 (3)
2021年07月 (5)
2021年06月 (4)
2021年05月 (4)
2021年04月 (5)
2021年03月 (4)
2021年02月 (4)
2021年01月 (4)
2020年12月 (5)
2020年11月 (4)
2020年10月 (5)
2020年09月 (4)
2020年08月 (3)
2020年07月 (5)
2020年06月 (4)
2020年05月 (4)
2020年04月 (5)
2020年03月 (2)
2020年02月 (5)
2020年01月 (3)
2019年12月 (4)
2019年11月 (5)
2019年10月 (4)
2019年09月 (4)
2019年08月 (5)
2019年07月 (4)
2019年06月 (4)
2019年05月 (5)
2019年04月 (4)
2019年03月 (5)
2019年02月 (4)
2019年01月 (3)
2018年12月 (4)
2018年11月 (5)
2018年10月 (4)
2018年09月 (5)
2018年08月 (4)
2018年07月 (4)
2018年06月 (4)
2018年05月 (4)
2018年04月 (4)
2018年03月 (5)
2018年02月 (4)
2018年01月 (4)
2017年12月 (5)
2017年11月 (4)
2017年10月 (4)
2017年09月 (5)
2017年08月 (4)
2017年07月 (4)
2017年06月 (5)
2017年05月 (3)
2017年04月 (4)
2017年03月 (5)
2017年02月 (4)
2017年01月 (5)
2016年12月 (5)
2016年11月 (4)
2016年10月 (4)
2016年09月 (5)
2016年08月 (4)
2016年07月 (5)
2016年06月 (5)
2016年05月 (4)
2016年04月 (5)
2016年03月 (4)
2016年02月 (4)
2016年01月 (4)
2015年12月 (4)
2015年11月 (4)
2015年10月 (5)
2015年09月 (4)
2015年08月 (3)
2015年07月 (5)
2015年06月 (4)
2015年05月 (4)
2015年04月 (4)
2015年03月 (4)
2015年02月 (5)
2015年01月 (4)
2014年12月 (5)
2014年11月 (4)
2014年10月 (5)
2014年09月 (5)
2014年08月 (4)
2014年07月 (4)
2014年06月 (4)
2014年05月 (4)
2014年04月 (4)
2014年03月 (4)
2014年02月 (5)
2014年01月 (3)
2013年12月 (4)
2013年11月 (5)
2013年10月 (4)
2013年09月 (4)
2013年08月 (4)
2013年07月 (5)
2013年06月 (5)
2013年05月 (3)
2013年04月 (4)
2013年03月 (5)
2013年02月 (4)
2013年01月 (5)
2012年12月 (5)
2012年11月 (4)
2012年10月 (4)
2012年09月 (5)
2012年08月 (3)
2012年07月 (4)
2012年06月 (6)
2012年05月 (4)
2012年04月 (6)
2012年03月 (5)
2012年02月 (4)
2012年01月 (4)
2011年12月 (5)
2011年11月 (4)
2011年10月 (5)
2011年09月 (4)
2011年08月 (3)
2011年07月 (5)
2011年06月 (4)
2011年05月 (4)
2011年04月 (6)
2011年03月 (9)
2011年02月 (4)
2011年01月 (5)
2010年12月 (5)
2010年11月 (4)
2010年10月 (6)
2010年09月 (5)
2010年08月 (4)
2010年07月 (6)
2010年06月 (8)
2010年05月 (6)
2010年04月 (6)
2010年03月 (4)
2010年02月 (4)
2010年01月 (5)
2009年12月 (5)
2009年11月 (4)
2009年10月 (5)
2009年09月 (5)
2009年08月 (4)
2009年07月 (3)
2009年06月 (4)
+ その他機能 +
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
2025年10月
1
大安
2
赤口
3
先勝
4
友引
5
先負
6
仏滅
7
大安
8
赤口
9
先勝
10
友引
11
先負
12
仏滅
13
大安
14
赤口
15
先勝
16
友引
17
先負
18
仏滅
19
大安
20
赤口
21
先負
22
仏滅
23
大安
24
赤口
25
先勝
26
友引
27
先負
28
仏滅
29
大安
30
赤口
31
先勝
ページ先頭に戻る
ページ下部へ移動する