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ドビツィオーソがファンの前で2位を獲得、3位にチャンピオンシップ争いでリードを保つストーナーが続いた。復帰したペドロサは8位。

熱狂的ファンに占領されたイタリアのサーキット・ムジェロで、再びレプソル・ホンダチームのライダーたちが3つある表彰台のうち2つを獲得した。アンドレア・ドビツィオーソとケーシー・ストーナーは最終ラップでエキサイティングな争いをし、イタリア人が19ポイントのアドバンテージでチャンピオンシップ争いをリードするチームメイトを抑えて2位でフィニッシュした。一方、8位となった復帰初戦のダニ・ペドロサにとっては難しいレースだった。

 

レッドシグナルが消えると、ケーシー・ストーナーがホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドビツィオーソを従えてトップに立ち、勢いよく第一コーナーへ飛び込んだ。オーストラリア人はすぐにアドバンテージを広げ、1周目を終えた時点で後続との差は1秒近くになった。そのときダニ・ペドロサは13位。ストーナーはラップ毎に残りのグループとの差を広げ、地元ファンの声援を受けるドビツィオーソは激しい競り合いの後、8周目にホルヘ・ロレンソを抜いた。

 

ドビツィオーソはその後5周の間2位をキープしたが、ロレンソがカウンターアタックを仕掛けて抜き去り、何周か後にはストーナーにも追いついた。タイヤに問題を抱えたレプソル・ホンダチームのオーストラリア人はアドバンテージを失い、残り6周でヤマハのライダーに抜かれてしまった。背後では、アンドレア・ドビツィオーソもまたチームメイトである彼との距離を縮め、メインストレートの最後、最終ラップに入ったところで彼を抜き去り、2位でチェッカーを受けた。

 

ダニ・ペドロサはレース前半で目覚ましいポジションの回復をして8位でフィニッシュラインを通過した。5周目では12位だったレプソル・ライダーは堅実なペースを保ち、カレル・アブラハムを抜いてアルバロ・バウティスタ、バレンティーノ・ロッシ、エクトル・バルベラそしてコリン・エドワーズらのグループを捕まえてさらに2つポジションを回復した。アメリカ人を抜いた後レプソル・ライダーは、9位のポジションで残り8周でコースアウトしてペドロサに8位を許した、バウティスタに迫った。

 

ワールドチャンピオンシップは2週間のインターバルを持ってドイツに場所を移す。ケーシー・ストーナーがホルヘ・ロレンソと19ポイント差の152ポイントで依然としてトップ。アンドレア・ドビツィオーソはホルヘ・ロレンソとわずか14ポイント差で3位をキープ。今日の結果で、ダニ・ペドロサは69ポイントの7位となった。

 


ダニ・ペドロサ 8位 at 32.043 sec.

今日は自分のパフォーマンスにとても満足している。まだ100%にはほど遠いけど、この結果には価値がある。これまでケガの後の復帰戦ではいつも完走出来なかったが、今日はできた。長時間でも問題なく、スピードも落ちなかったので、体調が良くなればトップグループに戻れると確信した。レーススタート時、クラッチに問題があって1周半の間ギアの操作が出来ず、このときに全てを失った。大きく順位を落としてしまい、クラッチが再び働き出したあと、すぐに疲れてしまったけど、リズムにのってペースをつかもうとした。少しずつリズムにのってバレンティーノ、バルベラ、バウティスタのグループを捕らえたけど、この時にはすでにハードに攻めるエネルギーは残っていなかった。

今とても疲れている。持てるものすべてを出し切った。今のコンディションで、クラッチの問題があったのに8位/8ポイントを獲得できたことはとても良い結果だと思う。レースのペースには満足している。23周もの間1分49秒台から50秒台で走れるとは思っていなかったから。ホルヘには素晴らしい勝利におめでとうと言いたいし、ファンと復帰を手助けしてくれたドクターに感謝したい。

 

 

アンドレア・ドビツィオーソ 2位 at  0.997 sec.

ムジェロはいつも特別なイベントで、表彰台に立った時の気分はすばらしいものだった。今回表彰台に立った唯一のイタリア人ということがさらに特別なものにしてくれた。ファンのサポートがすごかった。いつも僕を応援してくれ、特に熱さと、肉体的にきついこのコースのせいで疲れてきたときにモチベーションを高めてくれた。今朝のセットアップでフロントの安定性が上がり良い感じだった。良いスタートだったし、グリップが充分でなく、タイヤがスピンしていたにもかかわらず、レース全体を堅実に走ることができた。レース序盤はホルヘと2位を争っていいバトルをした。それからレース終盤にはケーシーを抜くことによって2位をものにした。

ケーシーのスピンがひどかったのを見たけど彼はいくつかのコーナーでとても強く、抜こうとしたポイントで抜くことが出来なかった。でも最後には最終ラップで抜くことができた。ポイントを取って差を縮められたので、この2位はチャンピオンシップ争いにとってとても重要だ。ケーシーとホルヘは本当に強いけど、僕もそこにいることを示すことが出来た。シーズンは長いし、自分を信じることが必要。チームと僕の周りの人々すべてに感謝したい。僕らは勝てるバイクを持っているし、どこででも懸命に頑張っている。

 

 

ケーシー・ストーナー 3位 at1.143 sec.

今日の結果に満足しているとは言えない。とても良いスタートだったし、マシンの上で全てがすばらしいと感じた。しかし、何周か後にタイヤに問題が出てきた。今日の路面温度に対して空気圧が正しくなかったことが関係していて、おそらくウオームアップ走行よりも少し(空気圧を)落とすべきだったと思う。なぜなら一定の空気圧になるとすぐに後輪がグリップを失い、前へ進むことができなかったから。

とても速くタイヤが暖まり、これがレース序盤とても速く走れた理由だと思う。でもその後、タイヤがオーバーヒートしてグリップを失った。今日は勝利へのポテンシャルが高かったのに残念だ。ホルヘやアンドレアとまだ争えるポテンシャルがあると思ったけど、ホルヘに抜き去られた時、彼がとても速いと思った。それからアンドレアに抜かれた時は対抗できると思ったけど、まったくトラクションがなかった。表彰台と重要なポイントを獲得できた。でもレースに勝つためにここに来ているんだ。

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2011年7月13日 14:56  | 2011 MotoGP情報
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ケーシー・ストーナーとアンドレア・ドビツィオーソ
オランダグランプリで、ケーシー・ストーナーが3位のドビツィオーソ・8位の青山博一を従えて2位でフィニッシュ。ケーシー・ストーナーはアッセンでも表彰台に立ってさらに20ポイントを獲得し、2位ホルヘ・ロレンソとの差を28ポイントに広げた。3位はレプソル・ホンダのチームメイト、アンドレア・ドビツィオーソで、2位のスペイン人と総合で9ポイントの差になった。レプソル・ホンダチームの一員としてレースに臨んだ青山博一は、前日クラッシュしたがすばらしいパフォーマンスを見せ、8位でフィニッシュした。

レースはドラマティックに始まった。ドビツィオーソがスタートから一つポジションを上げ、チームメイトのケーシーストーナーの前でスピーズ、シモンセリ、ロレンソに続いた。最初の左コーナーでシモンセリがロレンソを抜き、その直後にクラッシュしたため、ロレンソは彼をかわすことができなかった。この事故でドビツィオーソとストーナーは順位を上げてオープニングラップをそれぞれ2位と3位で終えたが、スピーズとの差は2秒半以上になっていた。2周目ストーナーはチームメイトをかわし、25周を残して3秒以上、3周目には4秒の差で前方を走るスピーズを捕らえようとした。ドビツィオーソもストーナーもオランダのサーキットで速かったが、レプソル・ライダーがアメリカンとの差をコンマ1秒縮めるたびスピーズは次の周回でアドバンテージを回復した。
差はラップ毎に広がっていき、ポジションは変わらぬままだった。ベン・スピーズが、レプソル・ホンダチームのデュオ、ケーシー・ストーナー、アンドレア・ドビツィオーソの前でMOTO GP初優勝を果たしたが、レプソル・ライダーたちは総合での順位を固めた。オーストラリアンはホルヘ・ロレンソとの差を28ポイントに広げ、3位アンドレア・ドビツィオーソは2位との差を9ポイントにした。
このレースにダニ・ペドロサの代役で出場した青山博一は“カテドラル”の名で知られるアッセン・サーキットで、1周目に12番手グリッドから4つ順位を上げて8位でレースを終え、称賛に値する走りを見せた。日本人ライダーは孤独なレースを戦ったが最後まで順位をキープし、このコースでさらに8ポイントを獲得した。

【アンドレア・ドビツィオーソ 3位 at 27.506 sec.】
今日の表彰台に本当に満足している。
チャンピオンシップ争いにとって良い結果が、難しいレースウイークを過ごして得られた。トラック・コンディションはタフだった。グリッドについた時天候はまだ変わりやすく、トラックは完全に乾いていなかった。そのため安全なタイヤの選択としてフロントにソフトをチョイスした。この選択がレースに影響を与えた。なぜならケーシーについて行こうした時にフロントのグリップをなくしてハードにプッシュできなかった。これが今日唯一残念だったことだ。
その後、15周目ぐらいからリアに変な振動が出だした。とても不快な振動で、何が原因なのか分からなかった。バレンティーノとの差が十分にあったので、3位を守るために注意深く走った。レース後フロントタイヤにいくつか問題があったことが分かったので、ブリヂストンが分析するだろう。
とにかく、連続して2回表彰台に立ち、今のところ総合3位であることは、僕らが重要な局面にいることを表している。その上今日の結果でホルヘとの差を縮められたし、チャンピオンシップで3位のポジションを固めることが出来た。
来週のムジェロのレースを楽しみにしている。コースはファンタスティックで、観客はすばらしい。

【ケーシー・ストーナー 2位 at 7.697 sec.】
今日は勝つために挑戦したかったけど、週末の運び方にはとても満足している。表彰台フィニッシュと価値あるポイントを得られ、とてもうれしい。
昨日僕らはマシンのセットアップがうまくいかなかった。だから今日いくつかの変更をしてよりよいフィーリングを得ようとしたが、残念なことにウオームアップ走行ではそれを試すチャンスがなかったので、効果が分からないままのセットアップでレースに臨んだ。昨日のクラッシュ後から少し痛みがあり、レース中盤から左コーナーで肩に問題が出始めたが、全般的にベンについて行けるだけのペースがないことはわかっていた。
彼を捕らえようと可能な限りのことはしたけど、彼はアドバンテージを保ち、さらに差をつけ始めていた。素晴らしいレースをしたベンにおめでとうを言いたい。でも僕らにとってはポイントをとることのほうが今日は重要だった。

【青山博一 8位 at 1:10.753 min.】
まず初めにレプソル・ホンダチームとHRCに感謝したい。そして昨日のアクシデントは申し訳なかった。
レースに理想的ではないコンディションと状況でタフな週末だったが、これについてはどうしようもなかった。昨日のクラッシュによる痛みもひどかったけど、短い時間の中で全力を出す努力をし、レースを楽しめたことに満足している。
レースは本当にタフだったけど、中盤からラップ毎に良くなってきて安定感が得られた。チームはとても良い仕事をしてくれ、ダニのバイクに乗ってすばらしい、スペシャルな経験をさせてもらい感謝している。
この経験はとても勉強になったし、ライダーとしてステップアップできたと思う。いつかまたこのチームに戻ってこられるように頑張りたい。次のレースにはダニが戻ってくるので、自分のマシンに戻れてハッピーだろうと思う。

2011年7月1日 03:31  | 2011 MotoGP情報
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オーストラリアンは激しい土砂降りの後2位入賞のアンドレア・ドビツィオーソとともに1-2フィニッシュを飾り、レプソル・ホンダチームにとっての良き日に勝利を収めた。

ケーシー・ストーナーはイギリスグランプリで連勝を果たし、彼のワールドチャンピオンシップ34勝目となる、今シーズン4勝目を挙げた。この日はまた、彼のワールドチャンピオンシップ通算150戦目でもあった。結果彼は、シルバーストーンのコースに容赦なく降った雨の中素晴らしいレースをしたチームメイト、アンドレア・ドビツィオーソとともに表彰台に上がり、総合1位に躍り出た。

ライバルたちに付け入る隙を与えず、ケーシー・ストーナーは3戦連続、今回は雨が激しく降りつけるシルバーストーンで素晴らしいレースを見せた。スタートでホルヘ・ロレンソそしてアンドレア・ドビツィオーソにも抜かれたものの、1周目を終える前に2台のオレンジ色のホンダはスペイン人のヤマハを追い越し、2周目にはストーナーがトップに立った。

その瞬間からケーシー・ストーナーは、執拗に降り続く雨で濡れたコース上を飛ぶように駆け抜け、着実に他者とのマージンを広げた。コースは何箇所かに大きな水溜りができてほぼ水で覆われ、これが転じてストーナーとドビツィオーソが勝利を収める助けとなった。イタリアンはまず同郷のシモンセリ、その後ホルヘ・ロレンソのアタックを退けた。両者は彼を追い抜こうとした後、いずれも転倒・リタイヤとなった。

レプソル・ホンダチームのライダーに絶えず食いついていたロレンソは、7周目に転倒を喫した。同じことがマルコ・シモンセリも起きた。彼は10周目にアンドレア・ドビツィオーソを追い抜いたが、その後わずか数コーナーで抜き返された。シモンセリはクラッシュし、残ったイタリアンは、レプソル・ホンダチームにとってル・マン以来今年2回目の1-2フィニッシュとなる、今季2度目の表彰台を獲得した。

レース後、ストーナーはロレンソに18ポイントの差をつけ、今や3位となった彼のチームメイト、アンドレア・ドビツィオーソからは33ポイント差の総合トップとなった。今週末イギリスへの参戦を見送ったダニ・ペドロサは総合5位。


【アンドレア・ドビツィオーソ 2位 at 15.159 sec.

今日の表彰台獲得は本当にうれしい。金メダルのように感じる2位だ。コースは、朝のウォームアップ走行の時よりも水が多く、とてもトリッキーだった。リアのグリップを得るためにセットアップを変更し、成功した。

レース前の2周でタイヤの温度を素早く上げることができた。とても良いスタートが切れ、そのあとはケーシーについて2番手を守ることに集中した。ロレンソとシモンセリにチャンスを与えないよう、ハードにブレーキングした。

ケーシーとさほど変わらないよいリズムだったが、彼は今回のようなコンディションにとても強いので、出来る限りベストなレースをすることを選んだ。チームのハードワークとサポートに感謝したい。予選でのパフォーマンスをもっと上げなければならないけど、重要な場面、レース中には十分な戦闘力を発揮できたと思う。

決してあきらめない。今日の2位獲得でチャンピオンシップ3位を固めたし、ロレンソとの差を縮めた。シーズンは長いし、僕には自信がある。

【ケーシー・ストーナー 優勝 47:53.459

レース序盤、素晴らしいスタートではなかったし、タイヤの温度が上がるのを待たなくてはならなかった。最初の数周、他のライダーたちの後ろを走っていた時バイザーの中に水が入ってきて、視界を確保するのが難しく、プッシュできなかった。

このときはインをつかれないように注意してラインを取った。5周目を過ぎた後バイザーから水が取れて視界がクリアになり、思っていた走りで後続との差を広げはじめることができた。

マシンの上で持ちこたえられて満足だった。信じられないほど寒かったし、今日のようなコンディションはとてもクラッシュしやすいので、ナーバスになっていた。今日は素晴らしいレースができた。何が起こっても不思議じゃないタフなコンディションで優勝できたことは、ファンタスティックだ。

2011年6月13日 12:11  | 2011 MotoGP情報
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レプソル・ライダーがシーズンの第5戦を勝利し、トップと7ポイント差になった。アンドレア・ドビツィオーソは表彰台を逃したが、チャンピオンシップ3位になった。

カタルニアGPでは再びベストなケーシー・ストーナーを見ることができた。
レプソル・ホンダチームのオーストラリアン・ライダーは2回の練習走行を制し、ほんの0.016秒差でポールポジションを譲らなくてはならなかったものの、前回同様表彰台の一番上に立った。

レースはケーシー・ストーナーが二番手を守る事から始まった。
1周目を終えた後、オーストラリアンはトップへのアタックを始めた。メインストレートでストーナーはホルヘ・ロレンソを抜き、レースをリードした。
その瞬間からレプソル・ライダーはペースを上げ、ロレンソだけがこれを追うことができた。しかし4周目以降ストーナーは2周連続でファステストラップを記録するなどさらにペースを上げ、ついにロレンソを引き離した。
残りのレースをオーストラリアンは、トップでカタルニア・サーキットのフィニッシュ・ラインを越えるまで1周ごとに後続との差を広げる、素晴らしいペースを保った。

アンドレア・ドビツィオーソはまったく異なるレースを戦った。
レプソル・ホンダチームのイタリアンは序盤、同郷のバレンティーノ・ロッシと何度もポジションを入れ替えるような4位争いをしなくてはならなかった。
その後アンドレアはペースを上げてライバルを振り切り、残りのレースを単独で走行した。スピーズとの差は1秒以下と、いつも手が届く範囲で表彰台は近かったが、結局彼を総合3位のポジションに位置させる価値ある結果となった4位から、ポジションを上げることはできなかった。

MOTO GPは休みなく、来週末イギリスのシルバーストーンで2011年第6戦が行われる。

【アンドレア・ドビツィオーソ 4位 at 5.255】
ウォームアップ走行の後、レースの間、特に残り12周のところでの雨が降り始めてトリッキーなコンディションだった。完璧なスタートができず、このことがレースを複雑にした。フルタンクでの序盤、フロントのスタビリティがよくなかった。ハードタイヤで、ソフトタイヤをはいていたロレンソ、スピーズ、ロッシと比べてトラクションがよくなかった。ルマン(フランスGP)と比べてラップタイムの点で良くなったとは言っても、トップから5秒差の4位で終えたことには満足していない。今日は速かったし、良いスタートができていれば、少なくても表彰台を争うことができたと思う。週末ずっと頑張ってくれたチームに申し訳ない。今はシルバーストーンでの来週のレースを楽しみにしている。このサーキットは好きだし、良い結果を出せると思っている。

【ケーシー・ストーナー 優勝 43:19.779】
ホルヘほどではなかったけど、まあまあ良いスタートができた。早く彼を抜きたかったけど、1周目が終わるまで待たなければいけなかった。その時点から、僕はロレンソがついてこられるかを見るために、練習走行の時のように安定したラップを出すようにした。幸運にも、ハードに攻めたり、多くのプレッシャーを感じることなく差を広げることができた。とても満足している。マシンはすばらしいフィーリングだったし、それから雨が降り始めた。マシンに影響を与えるだろうと思わせ、最終コーナーではコースを滑りやすくするのに十分な雨だった。コースの濡れた区間を最初に走るのはいつも僕なので、他のみんながどうしていのか見ていた。追いかれそうならプッシュし、差が広がり始めたならペースを落とすことができる。マシンをこのレベルで保てたことに満足している。そして今週末頑張ってくれたレプソル・ホンダチームに感謝したい。今は、再び勝利のために戦う次週末のシルバーストーンに向いている。ダニ(ペドロサ)がそこに戻ってこられるよう、早く回復することを願っているよ。

2011年6月10日 13:20  | 2011 MotoGP情報
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ケーシー・ストーナー
オーストラリア人がフランスでイタリアンを従え、素晴らしい勝利を達成した。ペドロサはマルコ・シモンセリと接触、右鎖骨を骨折した。

 

フランスGPはレプソル・ホンダチームにとって、感情の入り混じった結末となった。ケーシー・ストーナーのすばらしく完全な勝利とアンドレア・ドビツィオーソの2位獲得がレースの良い面だった。しかし同時に悪い面もあり、それはダニ・ペドロサにとってだった。彼は2位で走行中、マルコ・シモンセリがブレーキング時にダニのラインをふさぐという不作法によって引き起こされた重大なクラッシュで、右鎖骨を骨折した。

 

チャンピオンシップ第4ラウンドは、ダニ・ペドロサが4番グリッドからトップに立つというスタートで始まった。アンドレア・ドビツィオーソもまた良いスタートを切った。緻密なケーシー・ストーナーが彼を抜き、ペドロサに接近するまでの間、数メートルのアドバンテージをとって2位につけた。イタリアンライダーはその後マルコ・シモンセリにも抜かれ、さらに1周後ホルヘ・ロレンソにも追い越された。

 

すべてのフリー走行、そしてウォームアップさえも制した後、ケーシー・ストーナーがレースをリードしはじめるのに長くはかからず、2周目には彼はトップに立っていた。

レプソルライダーは非常に速いペースで後続を引き離そうとしたが、ダニ・ペドロサがペースを保ち、交互にコースレコードを破りながら残りのグループを引き離していった。

 

二人のレプソル・ホンダチームのライダーたちは、12周後にペドロサが少しペースを落としてオーストラリアンライダーが彼との差を広げることができるまで、レースをリードした。このペースダウンが、1周後の16周目にマルコ・シモンセリがペドロサに追いつくことを可能にし、スペイン人のレースを終わらせることになった。

 

シモンセリはとても速いペースでレプソルライダーを捕らえ、即座にフランスのコースのU字コーナーの一つ手前、第9コーナーで外側からペドロサを追い越そうとした。しかし彼はアグレッシブすぎて、コーナー入口で差を詰めた際にペドロサにスペースを残しておかなかったため、ペドロサはシモンセリのリア・ホイールに接触し、クラッシュしてしまった。

 

衝撃でペドロサは右鎖骨(昨年10月に日本で骨折したのと反対側)を骨折し、その後シモンセリはライドスルーペナルティーを受けた。一方でホルヘ・ロレンソ、アンドレア・ドビツィオーソ、バレンティーノ・ロッシが残り二つの表彰台を目指して戦っていた。彼らは終盤ロレンソのペースが落ちて争いから脱落するまで、何度も抜きつ抜かれつを演じた。

 

残り3周、アンドレア・ドビツィオーソがバレンティーノ・ロッシを抜いた。ロレンソとの争いの後2位だった彼は再びレプソル・ホンダチームのライダーを追い抜いたが、チェッカーフラッグ直前で力尽きた。前方ではケーシー・ストーナーが二位と14秒差という大きなマージンを得て今シーズン2勝目を挙げていた。

 

この結果、ケーシー・ストーナーはホルヘ・ロレンソと12ポイント差で3位ダニ・ペドロサの61ポイントを5ポイント上回る、チャンピオンシップ2位となった。アンドレア・ドビツィオーソは50ポイントで4位。

 

 

ダニ・ペドロサ リタイア

良いレースをしていた。目的は表彰台を得ることだったし、それをつかんでいた。しかし、何もなかった。シモンセリは僕を追い抜き、僕は彼を抜き返していいラインをとった。彼はブレーキを離して僕に近づいてきて、僕にはどうすることもできなかった。僕は骨折をしてこの場を離れ、彼はライドスルーペナルティーになった。またもやひどい状況になった。この前の手術で悪夢から解放されたばかりなのに、またケガをしてしまった。あんまりだ。僕に相応しくない。

 

 

アンドレア・ドビツィオーソ 2位 at 14.214

今日は2位になれて本当にハッピーだ。この2位はチャンピオンシップにはとても重要だし、シーズンがスタートした後、期待したが得られなかった結果だ。週末の初めからチームと良い仕事ができ、表彰台に向けて戦えると分かっていたが、2位は予想していなかった。バレンティーノと素晴らしい戦いをしたし、彼を打ち負かすことはいつも特別なことだ。激しく戦った後に表彰台を獲得し、素晴らしい気持ちだ。2つのエリアで差をつけられたが、ブレーキングがよかったので良い作戦を立て、彼を追い抜いた後は特に彼が速かった第1011コーナーで彼に近づかれすぎないよう100%でプッシュした。レースは、良いスタートが切れたけどロレンソの強気の追い抜きで少しペースが落ちた。でも、そのあと差を埋めるためにプッシュした。僕らは良いペースだったが、もっと速くならなくてはならない。序盤から先頭のライダーたちについていけるよう、差を縮めなければ。今日、ダニはとてもアンラッキーだった。すぐに回復することを願っている。

 

 

ケーシー・ストーナー 1位 44:03.955

週末全体が僕らにとってとてもよかった。ポルトガルのテストからここまでマシンはほとんど同じ状態で、テストでもここでも少しの調整をし、このサーキット向けのセットアップもほんの少しのアジャストだった。自信を持ってレースに臨んだ。レース序盤はダニがとても速く、僕と競って何周かついてきた。そこで僕は全力でプッシュし続け、ついに差をつけることができた。このポイントからレースは僕のペースになり、堅実なライディングと優勝に集中することができた。チームと一生懸命仕事をしてくれたみんなにとても感謝しているが、今僕の思いはダニのことにある。彼はチャンピオンシップ争いの強力なライバルだから、すぐに回復できることを願っている。

ストーナーとドビツィオーソ 
2011年5月31日 13:38  | 2011 MotoGP情報
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