ドイツGPでチャンピオン、マルク・マルケスがダニ・ペドロサとのワンツーフィニッシュで9連勝。
モトGPは、マルク・マルケスの無敵の9レースで中間点にたどり着いた。ドイツGPでマルク・マルケスは、13人のライダーとピットレーンからレースをスタートし、表彰台のトップを獲得した。その集団の中にダニ・ペドロサもいた。彼はザクセンリングで2位を獲得した。
オランダで2週間前に起こったように、レース開始前に雨がトラックを湿らせた。しかし、今回はアスファルトは多くのライダーが好む、十分に濡れた状態ではなかったので、グリッド上の半分以上のライダーはウオームアップ走行の後、バイクを変える選択をした。
スターティンググリッドからブラドルら9人のライダーがレースをスタートした。残り14人はウェット用セッティングを前もって選んだのだが、レースをスタートするため、ピットレーン出口に押し寄せた。他よりかなり速いペースで、マルケスとペドロサは序盤でポジションを回復し、6周目にブラドルに追いついた。ペドロサもまたパスする前にマルケスは最終コーナーでブラドルをパス、ポイントリーダー、マルケスはチームメイト、ペドロサを0.5秒引き離した。
残り10周マルケスは4回速いラップを記録し、2秒に差を広げ、15周目を越え両者はペースを抑えた。ペドロサは対応しようとしたが、マルケスの9連勝を阻止できなかった。この結果、マルケスは無敗の前半戦を達成、8月10日にインディアナポリスで行われる次戦まで3週間の休息を取る。
マルク・マルケス
1st - 41:47.664
トラックに出る前、アッセンでのレースに似た感じになると思ったけど、最後はコースはとても早く乾いた。グリッドでブラドルがスリックタイヤで行くことが分かったけど、僕はどうしようかかなり迷いがあった。なぜならトラックの反対側辺りはまだ濡れていたから。最終的にダニとバレンティーノが何で行くのか見てから決めた。彼らは主なライバルだし、もし彼らがこれらのレースで間違っていたら多くのポイントを失う。それが僕が彼らの戦略をまねしようと決めた理由だよ。レースは良かった。特に最も楽しめた前半が良かった。
ダニ・ペドロサ
2nd at 1.466 sec.
今日のレースのスタートはちょっとアッセンに似ていた。レース前の降雨がトラックの半分ぐらいをウェットにした。グリッドでのセットアップとウオームアップの時間には乾いていた。一つのコーナーだけがウェットだったけど、そこはかなりウェットだった。バイクをスリックに変えなければならなかった。そしてほとんどのライダーがピットレーンからスタートした。勝利のために戦えなかったけど、とても近かった。マルクが今日も速すぎた。ブルーノでのテストがあり、何十分の一秒か詰められる方法を見つけようと思う。それでインディアナポリスでは今より早く一層強くなるよ。