マルク・マルケスとダニ・ペドロサは、両者雨の中スリックタイヤで挑み転倒、結果はそれぞれ13位、14位。
アラゴンGPはマルク・マルケスとダニ・ペドロサにとっては、とてもタフなレースになった。彼らは最終ラップの雨の影響を最も受けた二人だった。モーターランド・アラゴンに雨が降り始めた時、両者は結果的にレースの勝者となったホルヘ・ロレンソと表彰台を争っていた。レプソル・ホンダチームはますます路面がウェットになってもコースにとどまった。バイクを交換しない選択をしたが、初めにペドロサが、それからマルケスが結果としてクラッシュした。二人ともレースに復帰し、マルケスが13位、ペドロサが14位だった。
レースは完全ドライの状態で始まった。そしてその後、マルケス、ロレンソ、ペドロサによるトップ争いのオーバーテイクがあったオープニングラップだった。初めに雨が降り始めたのは、レースの半分を過ぎた辺りだった。しかし、まだファイナルラップまで周回が残っていたので、数名のライダーはバイク交換することを決断した。レプソル・ホンダチームのライダーはトップポジションを確保するためにスリックタイヤでコースに残ることにしたが、このギャンブルが実らなかった。
この結果にもかかわらず、マルク・マルケスが選手権争いトップを続けていて、75ポイントダニ・ペドロサをリードしている。2週間後の日本GPでマルケスが連続チャンピオンになる初めのチャンスを迎える。
マルク・マルケス
13th, at 1:15.227 sec.
今日のレースは難しかった。他のライダーのように、このようなトラック・コンディションの経験がなかったから。雨が降り始めて残念だった。もし降らなければ、ダニとホルヘと僕がファンにもっとエキサイティングなレースを最後までできたのに。この週末ずっと良い仕事ができたと思う。クラッシュしたことが本当に残念だった。残り何周かしかなかったからそのままでいようとしたけど、このような状況では違った戦略をするほうが良かったことを学んだよ。
ダニ・ペドロサ
14th, at 1:24.526 sec.
極端なコンディションでの難しいレースだったけど、初めのうちは良い感触で乗れていたし、勝つコンディションだった。バイク交換の時、間違った判断をしてしまい、するべきラップで交換をしなかった。タイヤはもはやグリップせず、クラッシュしてしまった。幸いにも、レースに復帰できてこのレースで2ポイント獲得できた。かなりトップと離れてしまい、良い結果は得られなくて残念だけど、この経験は今後のレースに役立つよ。