レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが日本GPで2位に入り、最高峰クラスでチャンピオンに輝いた。ダニ・ペドロサはもてぎで4位フィニッシュした。
ホンダのホームコースのもてぎでマルク・マルケスが歴史的な2位になり、数字上2度目のモトGPタイトルを獲得した。マルケスは、最高峰クラス2年連続タイトルを史上最年少で獲得した。そして彼の125ccと250ccでのタイトルの賞賛に加えられた。チームメイトのダニ・ペドロサはホルヘ・ロレンソが勝ったレースで4位に終わった。
レースのスタートは結果に大きな影響を及ぼした。スタートし、ペドロサとマルケスは第一コーナーでそれぞれ5位と7位に転落。マルケスは次第に順位を回復、中盤には3位になっていた。タイトルを獲得するのに、バレンティーノ・ロッシの前でフィニッシュすれば良かったがロッシを残り8周でパスした。ロッシとの差を維持し、2位でフィニッシュラインを越え、タイトル獲得を決定づけた。マルケスは日本GPでの20ポイントで、総合312ポイント、ロッシとペドロサは230ポイントで82ポイント差。ペドロサはドゥカティのライダー、アンドレア・イアンノーネとアンドレア・ドビツィオーソを抜くのに、マルケスより長くかかった。それでも、ロッシの後方0.5秒までたどり着いたが、最終的に4位だった。
次戦は7日後、オーストラリアのフィリップ・アイランドで行われる。
マルク・マルケスの今シーズン
・出場:15
・勝利:11
・2位:1
・3位:0
・表彰台:12
・ポールポジション:11
・勝率:79%
・表彰台率:80%
・ポールポジション獲得率:79%
・ファステストラップ:10
・リード周回:165/371
・練習走行でのトップタイム:27/60
マルク・マルケス
2nd at 1.638 sec.
2年連続タイトルを獲得できて、とてもうれしいよ。このレベルを維持することは難しいけれど、僕らは達成できたから。今日はこのタイトルを楽しむ時間になった。レースでは、とても明確な目標があった。それは、バレンティーノとダニの前でフィニッシュすること。今日は他のライダーは僕には問題ではなかった。僕はその一つの目標のことしか頭になかった。そして、それを達成したことが重要なことだよ。僕を助けてくれたみんなに捧げたい。彼らは誰のことだか分かってるよ。特にこの全ての土台になる家族とチームに捧げたい。
ダニ・ペドロサ
4th at 3.17 sec.
前のライダーたちのようなスタートができなかった。それで序盤から2~3秒ロスしてしまった。でも、その後巻き返して、良いタイムを記録し、かなり距離を縮めた。でも、今シーズン他のレースでもあったように、引き続き序盤で失ったタイムを挽回しなければならなかった。今日はマルクとチームをお祝いしなければならない。彼らは今シーズン本当に素晴らしい仕事をしたからタイトルに値する。