レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスはアメリカズGPで3回目の優勝を果たし、今シーズン初勝利。
チームメイトの青山博一は11位でレースを終えた。
マルク・マルケスは日曜日にテキサスにあるアメリカズ・サーキットで3連勝を飾った。このサーキットは2年前マルケスが最高峰クラスで20勝の最初の勝利を達成した場所で、彼のお気に入りのサーキットの一つでもある。2015年、マルケスはレース序盤からライバルにほとんどチャンスを与えなかった。
スタート時にドゥカティのアンドレア・ドビツィオーソが主導権を握ったが、何周か後にはマルケスが前に出た。数周後にはマルケスは今シーズン初勝利に充分な差を確立していた。チェッカー時には2秒以上リードしての単独走行だった。この優勝でマルケスは、トップのバレンティーノ・ロッシと5ポイント差の36ポイントで総合順位3位になった。
チームメイトの青山博一は、週末を通して明らかに成長した。18位スタートから最後は11位でレースを終えた。彼はレース中ドゥカティのエクトル・バルベラと激しい攻防を繰り広げた。
激しい週末の後、選手権は来週のアルゼンチンGPに向けて南へ移動する。
マルク・マルケス
1st - 43:47.150
この優勝はとてもうれしい。
昨日の予選の後、ポジティブに見ていたけど、唯一心配だったのは天気についてだった。結局、思っていた以上に変な天気になった。ドライレースをすることになり、集中してスタートした。今日のレースを勝ちに行くことが重要だと分かっていたから。でも、1周目のトラックが昨晩の雨が降る前の、好ましい状態ではないと分かっていた。グリップが少なく、快適に乗るのが難しかった。序盤は状況をよく理解しようと冷静さを保ち、練習走行と同じ感覚を探し始め、少しペースを上げようと決めた。それで差を広げることができた。
青山 博一
11th - at 47.199 sec,
エキサイティングなレースだった。天気が不安定で簡単な週末ではなかったし、レースが初めての100%ドライコンディションだった。ベストを尽くしたし、バイクは良く動いてくれたし、ダニのチームは本当によく僕を助けてくれた。最高の順位を目指して最終ラップはプッシュした。今週末は多くのことを学べた。今はこの経験を基に次週のアルゼンチンでは改善していくよ。