レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが表彰台フィニッシュ、手術後ちょうど1週間で2位を獲得。青山博一は中盤のクラッシュでリタイヤ。
マルク・マルケスは日曜日のスペインGPで価値ある表彰台フィニッシュを獲得した。チャンピオンは地元ファンの前で2位を獲得、左手の小指の手術後ちょうど1週間だった。チームメイトの青山博一は、15位走行中のクラッシュでレースを完走することができなかった。
2番グリッドからスタートしたマルク・マルケスは良いスタートを切り、ポールポジションを獲得したホルヘ・ロレンソについていった。両者は他との差を広げ始めたが、マルケスはずっとライバルに勝つことができなかった。残り6周、バレンティーノ・ロッシがマルケスの1秒後方まで追ってきたが、チャンピオンは再びペースを上げ、差を再び広げ、6秒以上の差でレースを終えた。この結果、マルケスはロッシとの選手権ポイントを4ポイント縮めた。ロッシが82ポイント、アンドレア・ドビツィオーソが67ポイント、ロレンソが62ポイント、そして、マルケスは56ポイント。次戦は2週間後、ル・マンで行われるフランスGPになる。
マルク・マルケス
2nd, at 5,576 sec.
ここは自分のライディングスタイルにはいつもドタバタするところで、今年もまたケガのせいでドタバタした。でも今日はしようと決めたことは達成できた。オープニングラップではホルヘについていったけど、5ラップから指は問題なかったけど無意識に右腕をかばっていて、強ばり始めた。そうなってから、強い気持ちでレースを終わらせることを決めた。それからバレンティーノが近づいているのが分かり、またアルゼンチンの時のようになるのではと思ったけど、集中して今回は差を維持することができた。トップに近づいてヘレスを去るけど、ホルヘには差を広げられた。
青山博一
No Clasificado
今回決勝に向けていろいろ考えていたけど、コンディションが暑くなると思って、前も後ろもハードでいこうと決めていたが、予想外に天候が曇ってしまって路面温度が上がらなくて、ソフトで行くかハードで行くか、僕以外の選手はソフトで行っていたので迷ったけど、路面温度が上がってくれるだろうとハードで行った。結果的に転倒してしまったので、それが正解だったか分からないけど、自分のミスで転倒してしまい、ハードの一番おいしいところでどれぐらいのパフォーマンスができるか見たかったけど、仕方がない。今週もチームのみんなが僕をサポートしてくれて、とても良い経験ができたので、みんなに感謝してるのと、この経験を今後に活かしていきたいと思う。