トニ・ボウがスウェーデンGPの2日目を制し、行われた6つのラウンドで6勝を挙げた。藤波貴久は5位、ハイメ・ブストは7位で終えた。
トニ・ボウは昨日の勝利に続き、今日もまた立派にスウェーデンGPを終えた。今までの2回のラウンド、日本とチェコと同じように何度もチャンピオンになっているトニ・ボウが2日目も勝利。28ポイントのアドバンテージでリードをキープしている。チームメイトの藤波貴久とハイメ・ブストはそれぞれ5位と7位で今日を終えた。
まったく簡単ではないトライアルでトニ・ボウは3ラップの1ラップ目から制し始めた。しかし、アダム・ラガがとても接近し、2ラップ終了時点で彼らは同点となった。3ラップ目の最終ラップは決定的で、ボウは最後には3ポイント差でライバルを打ち負かし、このようにしてシーズン6勝目を獲得した。
昨日3位だった藤波貴久は、1ラップ終了時2位で一日をスタートした。しかし日本人ライダーは2ラップ目にまたつま先をぶつけライディングに影響し、いくつかのポイントを失い、わずか1ポイント差で最終的に5位になった。若いチームメイト、ハイメ・ブストは7位で一日を終えた。
トライアル選手権は休み無しで続き、来週イギリスのペンリスで第4戦が行われる。
トニ・ボウ
1st, 25 points
シーズンのスタートは悪くない。でも、今日はレースに勝つためにしっかり頑張らなくてはならなかった。アダムが1ラップ目から2ラップ目までとても接近していたから。最後までしっかり努力してゾーンをパスして、6勝目を獲得することができた。かなり努力をしたので、とても満足している。選手権のポイント差は本当に重要だ。全てのレースに勝つことはとても難しいから。でもライバルの最終的順位のおかげで、今は18ポイントのアドバンテージがある。2日間のレースでは何が起こってもおかしくないし、選手権はまだ長いので戦い続けるよ。
藤波 貴久
5th, 63 points
1ラップ目はとても良いスタートだった。ライディングが完璧だった。残りのライダーより速く、いくつかポイントを取れた。本当に順位が悪かったので、リカバリーしようとしたけど、いくつか続けてミスをしてしまった。ゾーン9では左足のつま先をぶつけてしまって、ひどく傷めてしまった。最終ラップのゾーン3、4、5はひどかった。リカバリーしようとしたけど、4位ととても接近して終わった。それも悪くない。ひざは良くなってきているけど、つま先が心配だよ。
ハイメ・ブスト
7th, 74 points
今日は昨日よりうまくいった。ゾーンは滑りやすかったけど、昨日より快適に感じたし、できも悪くなかった。1ラップ目はうまくいかなかった。2ラップ目で回復したけど、3ラップ目では簡単なゾーンでミスをした。良い順位で終わることができなかった。全体的には経験が得られたことが重要なので、満足している。