ダニ・ペドロサがカタルニアGPで11位から見事に復帰し3位で表彰台。2位を走行中の3周目にミスをしてマルケスはレースを終了。
ダニ・ペドロサはカタルニアGPで今シーズン初めての表彰台を獲得した。今シーズン序盤に手術をした後初めての表彰台になった。レプソル・ホンダチームの同僚、マルク・マルケスは素晴らしいスタートをしたが、2位を走行中の3周目にクラッシュした。
マルケスはスタートすると、ホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドビツィオーソの後ろ、3位に入り込んだ。1周目の終わりには、ドビツィオーソを抜き、ロレンソについていることが見えるように後ろに食らいついた。しかし、バックストレートでブレーキング中にミスをしてクラッシュ、レース3周目のことだった。
6位からスタートしたダニ・ペドロサは素晴らしいスタートではなく、オープニングラップの中盤には11位に後退した。その周の終わりには順位を回復し、3周目にはさらに2つ順位を上げた。マルケスのクラッシュで7位に上がり、次の4周で表彰台圏内に上がった。トップ二人を捉えることはできなかったが、ペドロサは安定したペースを保ち、今シーズン初の表彰台を獲得した。
この結果、マルケスは69ポイントで総合5位に居座っている。リーダーのバレンティーノ・ロッシと69ポイント差になった。ダニ・ペドロサは39ポイントで10位。選手権次戦は2週間の時を経てアッセンで行われる。
マルク・マルケス
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ホームレースで100%力を発揮しようとしたけど、うまくことを進めたかったのでかなり激しくプッシュしミスが起こってしまった。上手くいっていたし、ホルヘの後ろでタイヤを温存していたのに、ミスをして結果として膨らんでしまった。グラベルに入って、壁がとても厚かったので囲みこんだんだけどバイクを止めることができなかった。ガレージに戻ることはできたけど、ギアがダメージを受けていて、シフトできないことがすぐに分かった。今日来てくれたファンに感謝したい。今日の最も良かったことは、バイクに乗っていた3周の間、声援が聞こえたことだった。
ダニ・ペドロサ
3rd - at 19.455 sec.
嬉しいし、感動した。タフな時間だった。かなり激しく戦っていたけど、ようやく感覚が合って、レース毎に強くなってきた。今日は最悪のスタートだったけど、レースは長いからナーバスにならないようにした。スタートから多くのクラッシュがあり、トラックはデリケートなコンディションだと分かった。それで、始めの3周でそれぞれのコーナーを調べるように、あまり力まずにいた。それから素早く進み、何人か抜いて、3位で終えた。ホルヘとバレンティーノについていくのは無理だった。彼らはパフォーマンスの面でかなり離れていた。これからのレースでは差を少し縮めたいし、明日のテストで何かポジティブな事を見つけられるかどうか見てみたい。そしてより良いシミュレーションで理解したい。理学療法士、家族、友人、ビジャモール医師、ホルディ・サロとサポートしてくれた他のみんな、一緒に寄り添ってくれた全ての人々に感謝したい。また勇気づけられるメッセージを送ってくれたファンにも感謝したい。長い時間かかったけど、幸いホームレースの今日、表彰台での興奮を取り戻すことができた。みんなに特にこの困難な時間を支援してくれたチーム、とても感謝している。ちょっとした幸運に値する。