レプソル・ホンダチームのトニ・ボウは世界選手権の第一ラウンドで、無敵であり続け、8連勝を達成した。ブストと藤波は改善し、それぞれ5位と8位で終わった。
イギリスのNord VueでのFIMトライアル選手権が行われ、トニ・ボウが2015年8連続勝利を達成した。昨シーズンの最後二つのレースを加えると10連勝になる。この結果、レプソル・ホンダチームのライダーは、2012年に記録した勝利期間に匹敵する。
トニ・ボウは、ゾーン3で失敗したが、最もミスの少ないスコアでライバルを押しつぶし、1ラップ目から支配した。続く2ラップ目では、結果を改善し、ペナルティポイントなしというラップでレースを終えた。2位のアダム・ラガはボウより30ポイント以上受け取った。この結果、ボウはラガとの選手権のリードを34ポイントに増やした。
レプソル・ホンダチームの若いライダー、ハイメ・ブストは素晴らしい2ラップ目を記録し再び5位で終えた。藤波貴久はほんの僅かのポイント差でブストのすぐ後ろで終わった。
次戦は今月27~28日に行われるフランスGPになる。
トニ・ボウ
1st, 10 points
とてもうれしい。とてもずっと快適に感じていたし、自分のライディングに満足している。とても良かった2ラップ目と3ラップ目を思い出すレースだった。この結果と選手権で勝っていられることをうれしく思う。連勝するのはとても難しい。なぜならプレッシャーがいつも高く、ノンストップ・レギュレーションがさらに難しくしている。でも、驚愕の年になった2012年の感覚に戻っている。これ以上できない感じ。
藤波貴久
6th, 81 points
今日は1ラップ目でとてもひどいパフォーマンスをしたと思う。いくつかゾーンを変えて、滑りやすかったのでさらに難しくなり、昨日よりひどかった。いくつか失敗して自信を失った。自分のキャリアでこんなに多く失敗したことは覚えにない。2ラップ目少し良くなったけど、まだ多くの改善点があると思うので、満足できない。この結果をすぐに忘れたいし、フランスでは強くなって戻ってくるよ。
ハイメ・ブスト
5th, 81 points
1ラップ目はとても滑りやすくてさらに難しかった。それで自分に合うペースを探そうとして、合っているかどうかと思っていたら、それほど悪くなかった。このレースはまったく簡単ではなかったので、2度の5位でイギリスを去ることになるのは本当に良かった。