レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがフランスGPの初日で優勝、チームメイトの藤波貴久が表彰台の3番手を獲得。ハイメ・ブストは7位だった。
トニ。ボウの勢いは続いている。このフランスGP1日目で優勝し、今シーズン9勝目を達成した。チャンピオンは1ラップ目で直接のライバルに大きな差をつけた。そして滑りやすいフランスGPの工程で2ラップ目、3ラップ目を勝利に向け楽に進めた。最終ラップ、1ゾーンでミスをしたにもかかわらず、ライバルをコントロールするだけだった。
チームメイトの藤波貴久は1ラップ目で一時リードするという、素晴らしい記録を残した。日本人ライダーはスタイルに合わないレースを通して素晴らしいライディングレベルを発揮し、2ラップ目、3ラップ目で結果を改善できた。とても素晴らしいパフォーマンスを見せ、表彰台の3番目を獲得した。
ハイメ・ブストはムラのある一日だった。バスク出身のブストは1ラップ目はトップ5と変わりないポイントで、良い出だしだった。しかし、2ラップ目でいくつかミスをしてしまった。最終ラップでリカバーできたが、7位で終えた。
翌日、フランスGPの2日目が行われる。ライダー達は12エリアを3ラップする1日目の工程を繰り返す。
トニ・ボウ
1st, 21points
この結果はとてもうれしい。今日はわずかなミスで全てが上手くいき、良い仕事ができた。ゾーン6で小さな問題があった。2回の1ラップ目でできなかった。でも、2ラップ目で解消できた。今シーズン9連勝を達成できたことはすばらしいし、不可能にさえ思えた。でも、すべてチームの働きのおかげだよ。明日はゾーンが少し変わるとか、簡単なトライアルになることを願いたい。
藤波貴久
3rd, 41points
ここのトライアルは自分に合わなかったので、表彰台の3番手を獲得できてとてもうれしい。ゾーンはとても乾いていて、ホコリがひどかったので、難しかった。でも表彰台に立つことができた。1ラップ目でクラッシュしてミスをしてしまったけど、2ラップ目、3ラップ目はうまくいったし、2位で終われるように争うこともできた。明日は2位になれるように頑張るよ。
ハイメ・ブスト
7th, 68points
1ラップ目と3ラップ目はうまくいった。僕の後の他のライダーがどのようにやっているか見たけど、獲得しなくてはいけないポイントを確実にとっていると思った。2ラップ目で多くのミスをして、何がそうなったのか分析しなくてはいけない。ゾーンはまあまあで、バイクの上では素晴らしく感じたよ。明日は改善していこうと思う。