ドイツGPでレプソル・ホンダチームはマルク・マルケスの今シーズン2勝目、2位にダニ・ペドロサが入り表彰台にのぼった。
マルク・マルケスとダニ・ペドロサが、第9戦ドイツGPで、予選の順位を維持しそれぞれ1位と2位を獲得した。1年ぶりにレプソル・ホンダチームのライダー2人は、マルケスがスタートから飛び出し、ドイツGPの表彰台の上位を支配した。ペドロサは中盤までホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシと争っていたが、ついに2位にあがり、チェッカーフラッグまで順位を維持した。
スタートすると、マルケスとペドロサの両者は良いスタートを切ったが、ホルヘ・ロレンソに驚かされた。ロレンソが第一コーナーでリードした。5周後、マルケスは再びロレンソをパスした。そのコーナーはロッシがペドロサを4位に落とした前のコーナーだった。ロッシは8周目に2位に上がっていた。またペドロサも3周後にロレンソをパスした。ペドロサはついに13周目、本来の動きで2位に上がり、ペースを上げ、ロッシにチャンスを与えなかった。
この結果、マルケスは選手権4位で中間点に辿り着いた。マルケスは114ポイントでトップのロッシと65ポイント離れている。ペドロサは67ポイントで7位。今週、レプソル・ホンダチームは3日目のテストをするためにミサノに戻る。そこでさらに良い形で後半戦に向かうことができるようになるだろう。
マルク・マルケス
1st - 41:04.087
この優勝はとてもうれしい。ここ2~3レースは優勝を求めて激しく駆け回ってきた。前回のアッセンでは最後にはトンネルの終わりで光が見え始めた。とても厳しかったバルセロナの後、バイクの設定を変えたことで良くなったと感じていた。このサーキットに乗り込んで確証したけど、このサーキットはいつも僕とホンダにとって相性が良いので注意したい。ロレンソの背後にいる時にいろんな角度から見て、ある部分彼らは僕らより強かったので、改良を維持しなければならない。来週のミサノのテストで改良し続けるよ。
ダニ・ペドロサ
2nd at 2.226 sec.
自分が力強く乗れて、どのようにレースが終わったかにとても満足している。バレンティーノからかなりプレッシャーを受けていたし、この前の争いからだけど、彼を打ち負かすのはとても難しい。すべてを出し、彼の前でフィニッシュすることができた。最後まで良く乗れたし、最後まで良いペースで走れたのは今シーズン初めてだよ。
ここでは他のサーキットより、バイクのハンディキャップが少ないのは事実だろうが、来週のテストでしっかり頑張らなくてはいけない。ホルヘとバレンティーノが、ここ何年かより今日は近づいてきていたから。
今シーズンの後半戦に向けて、より競争力のあるように何か見つけてみるよ。