マルク・マルケスは現在トップと52ポイント離れている。そしてダニ・ペドロサは負傷したにもかかわらず12位から順位を上げたが厳しいレースで5位。
チェコGPはレプソル・ホンダチームのライダーにとってはタフなテストだった。マルク・マルケスは2位、金曜日の練習走行でクラッシュしたダニ・ペドロサは5位だった。
赤いライトが消えると、ホルヘ・ロレンソがリードし、ライバルが逃げるのを防ごうとマルケスは彼の後ろに入った。しかし、タイヤが熱くなり、マルケスはグリップを失い始め、3位のロッシとの差をコントロールすることに集中した。
彼の後ろでダニ・ペドロサは傷む左足首に苦しみ、もっと難しいレースになった。9位からスタートし、オープニングコーナーでは12位に落ちたが、1周目で2人のライバルを抜き去った。彼は素早く順位を回復し、7周目には6位になった。彼は2.5秒前にアンドレア・ドビツィオーソがいて、抜きつ抜かれつの攻防の末、最終ラップで最終的に彼を捕らえて抜いた。
この結果、マルケスは総合順位で4ポイント詰め、159ポイントで3位のまま。トップに並んでいるこのレースの勝者ロレンソとロッシの52ポイント後方になる。ペドロサは91ポイントで7位。
マルク・マルケス
2nd + 4,462 sec.
今日はホルヘがとても素晴らしいレースをした。僕らは彼から離れないと分かっていたけど、十分近くにはいられなかった。それで少なくてもレース序盤は彼にくっついていこうとした。6周か7周目ごろからパフォーマンスを失い始め、ロレンソのペースについていけなくなった。それが違いができたところだった。今日の目標は達成した。それはスタートからバレンティーノと他のライダーとの差を広げることだった。それができたので良かった。今週は難しいレースになった。僕らはまだポイントを稼が無くてはならない。2位で良かったと思う。
ダニ・ペドロサ
5th + 15.650 sec.
今日は完璧なスタートができなかったけど、悪くなかった。でも、第一コーナーに入る時、ヘルナンデスがかなり激しくインサイドに入ってきたので、バイクを起こさなくてはならなかった。それから守ることはできたけど、後ろに懸命にコーナーを出た時、彼のチームメイトが近づいてまた僕のラインに入ってきた。それでポジションとタイムを落とした。僕のペースは今朝ほど良くなかったし、バイクのフロントに問題があり、良い感触ではなかった。リカバーするのは難しかったけど、最後にはドビツィオーソとイアンノーネを捕らえた。ドゥカティの2人は、ストレートがとても速く、抜くのが難しかった。でも、最終ラップでドビツィオーソをパスした。難しい週末になったけど、今日は理学療法士と医師に感謝すべきだった。