ダニ・ペドロサが地元ファンの前で素晴らしいレースをして表彰台を獲得。マルク・マルケスは2位走行中の2ラップ目にクラッシュ。
日曜日のアラゴンGPは、レプソル・ホンダチームに複雑な感情を残した。ダニ・ペドロサは熾烈な戦いでポイントリーダーのロッシを抑え、2位という満足な結果を楽しんだ。しかし、2周目、2位を走行中のマルケスは、このレースの勝者ロレンソについていこうとしてミス。今シーズン5回目のクラッシュを起こした。
マルケスは、オープニングコーナーでロレンソとイアンノーネの後ろ3番手だった。ペドロサは5位だった。第二セクターの前にマルケスとペドロサは二人ともポジションを上げたが、ロレンソのすぐ後ろについていくマルケスの仕事は2周目で終わった。ターン12でのブレーキングミスがアラゴンGPを終わらせた。
ロレンソは勝利に向かって一人で逃げ切り、レースの盛り上がりはペドロサとロッシの2位争いに注がれた。ペドロサは、ロッシをすぐ後ろに従えて最終ラップまで進み、レースを通して2位を守った。ロッシは何度かパスしようとしたが、しっかりとらえることができず、粘り強いペドロサが2位を死守した。
選手権は2週間後に始まる日本、オーストラリア、マレーシアを進むアジアでの3戦連続でのレースに向かっている。
マルク・マルケス
僕らはとてもよく働いて、この週末はずっと良いペースだったのに、今日はチームとファンに謝るしかない。2周目、ターン12でブレーキング時に、ミスをしてフロントのグリップを失ってしまった。僕の責任で、謝るしかない。シーズンを通してうまくいかない時は、思い通りにならないもので、今シーズンは物事が難しいと思えている。まだ4戦あるし、トップを目指し、最後まで戦うよ。
ダニ・ペドロサ
2nd, at 2.683 sec.
バレンティーノと素晴らしいレースができて、本当にうれしい。難しかった。彼はいつもすぐ後ろについて、特に残り5周は僕をパスしようとしていた。でも、彼の前にいられるようにした。彼はこのようなレース展開でとても強くて、普段は誰でも打ち負かせるライダーだ。そして僕はこの点が弱点なんだ。でも、今日は彼を打ち負かすことができて、とてもうれしかった。それは、バトルの間、ポジションが何度も入れ替わって、僕に大きな刺激をくれたから。レプソル・ホンダチームのすべてに感謝したい。そして僕は次戦ではもっと強くなれるように頑張るよ。