12月1日のテスト禁止前、レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは、3日間のテストの初日をヘレス・サーキットで行った。
冷たい新鮮な朝が彼らを迎えたが、テスト終了まで乾燥し晴れた好天に恵まれた。マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ両者が異なるエンジンを比較し、電子機器のセットアップに取り組んで、テスト初日を過ごした。
マルケスはトータル65周周回し、ベストタイム1:39.92で一日を終えた。
ペドロサはケガの影響で今シーズンのここでのレースを逃したが、56周を周回し、ベストタイムは1:40.12。彼は最終コーナーの最後の出口で小さなクラッシュをしたが、無傷で逃れた。
マルク・マルケス
1:29.92, 65 laps, 287km
ミシュランタイヤでどこに限界があるかを理解する大きな任務を持って、僕らが照会したソフトウェアで始めたり、いろいろなことを試せるので、トラックに向かうことはいつでもとても面白い。僕らはいくつかのことを理解するために周回を重ね、バレンシアと同じように感じるエンジンを試したけど、修正するまで本当の性能を理解するのは難しいので、電子機器がより良く機能させるためにさらに周回を重ねる必要がある。進歩した電子機器はまだ確実なものではないけど、僕らが使っているホンダのソフトウェアのもとにある段階なのは間違いない。でも、特にエンジンブレーキとトラクション・コントロールに関しては、それは同じものではないことは分かっているのでその開発のために方法を探らなければならない。
ダニ・ペドロサ
1:40.12, 56 laps, 248km
ブレーキを強くかけて最終コーナーでフロントグリップを失った最後にクラッシュたけど、良い初日だった。2014年のレース以来ここでは走っていないので、今日は少しゆっくりにした。それでミシュランタイヤと、このトラックでのバイクへの対応に時間を取った。今シーズンのレースからのデータがないので、違うエンジンを比較するだけでなく、セットアップにも取り組んだ。今日はセットアップの一日として、できる限りの仕事はするようにした。明日はエンジン、タイヤ、電子機器の、より詳細なテストができるだろう。