レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスがアメリカズ・サーキットで4回目の優勝 - 北アメリカで10度目の優勝。自らのミスでダニ・ペドロサは2位争いから転落。
マルク・マルケスは先週のアルゼンチンと、この日曜日のアメリカでの勝利という、成功の収穫を得てヨーロッパに戻る。マルケスは、モトGPで6回、モト2で2回、アメリカでは10連勝を達成した。ポールポジションからスタートしたマルケスは、1周目から最後までリードした。
チームメイトのダニ・ペドロサは、多くの週末のように表彰台を獲得することができなかった。しかし、2位争いに加わった。素晴らしいスタートをしたペドロサは、1周目に5位、3周目には4位に順位を上げ、アンドレア・ドビツィオーソとホルヘ・ロレンソの後ろについた。しかし、フロントエンドのチャターにより6周目のターン1のブレーキング時に、ドビツィオーソも巻き込んでリタイアすることになった。
この結果、マルケスが66ポイントで総合順位のトップに立ち、ペドロサが27ポイントで5位になっている。
マルク・マルケス
この週末全体の進め方がとても良かった。ここは好きなサーキットで、お気に入りの一つだけど、いくつか分からないことがある。レース前にソフトのフロントタイヤで走ることを決めた。最後はチームがとても良いアドバイスをくれ、その交換がウオームアップではあまり良くなかったバイクのフィーリングをすばらしいものにしてくれた。チームに感謝しなくてはならない。同じくミシュランの技術者にも感謝しなくてはならない。彼らに尋ねたら、僕に初めの12〜15周は大丈夫だ。そしてその後は起こったことに正確に状況を合わせるべきだと話した。オースティンでまた優勝を手に入れ、4回目になった。これはすばらしいことだよ。さらに、勝った後のチームの喜び方が、僕らがやってきたことのすべてを説明してくれている。今年初めの3レースでは、出くわした状況にうまく合わせることができた。
ダニ・ペドロサ
全体に難しい週末だった。練習走行はまったくうまくいかなかったけど、望みを持ってレースに向かえたし、本当に良いスタートができた。ポジションを回復し、良いグループに入れた。そして2位をかけてロレンソと争えると思った。ペースは練習走行の時よりかなり良かった。残念ながらミスをしてしまって、コーナーを曲がる時のブレーキング時にフロントグリップを失ってしまった。コントロールを失って、クラッシュを避けようとしたけど、転倒して僕と一緒にドビツィオーソも巻き込んでしまった。このような形でレースを終えてしまって恥ずかしいし、特にアンドレア(ドビツィオーソ)には悪く思っているし、彼に謝りたい。彼が無事で良かった。練習走行からレースまで大きく前進できたことは良いニュースだった。今は2週間後のヘレスでのGPに向けて、レース中に集めたデータを注意深く研究していかなければならない。