レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがバルセロナで行われたトライアル選手権第1ラウンドを2位で終えた。ハイメ・ブストは4位、藤波貴久は7位。
トニ・ボウがトライアルタイトルを防衛するシーズンが始まった。彼は10回のタイトル、キャリア20年目を守るように見ているのだろう。彼は肩に不運なケガを負い、参戦を危ぶまれる状態だった。それでも、表彰台まで僅かの4位だったハイメ・ブストと、7位の藤波貴久とともに、ボウはひじょうに価値のある2位を獲得した。
素晴らしいスタートをしたボウは、苦しんだ2ラップ目と改善できた3ラップ目があり、優勝したアルバート・壁スターにより少し多い21ポイントで終えた。ブストにとってはほろ苦い結果になった。2回のとてもすばらしいラップの後、3ラップ目でしたミスにより、わずか3ポイント差で表彰台に届かずに終わった。藤波貴久は良い感触だったが、いくつかミスをして7位より上に上がれなかった。
明日(10日)は、ゾーンが変わることが予想されるが、1日目と同じ日程でカタルニアGPの2日目が行われる。
トニ・ボウ
体調からすると、とても満足している。とても疲れた。きつかった。こんな状態が続いているけど、これから先、もっと良くなるだろうから満足している。結果は一番重要なことではない。とてもうれしいし、チームと、特に素晴らしい仕事をしてくれた医師に感謝したい。彼にはとても感謝している。上腕二頭筋あたりに引き裂かれた腱と脱臼がある。筋肉は状態を保っているので乗ることができている。3ラップ目はとても良かった。明日はとても疲れるだろうけど、この週末を乗り越えて、日本に行って挽回できたらすばらしいだろう。僕らは選手権でトップを目指して戦い始める目標を見失ったという思いがなくなった。
藤波貴久
1ラップ目の間、ハイメの後ろにいて、彼がうまくやっていることが分かった。僕も同じようにしようとして、うまくいっていた。でも、最後2つのゾーンで大失敗して、最後には簡単なはずだったけど、持ち時間のプレッシャでスタートに失敗した。体力的にも良かったし、全体的にも良く乗れていたので、結果7位というのは予想していなかった。
ハイメ・ブスト
1ラップ目2ラップ目はとても心地よかった。特に1ラップ目はまるで自分の人生すべてがここにあるようだった。3ラップ目は深い轍があり、ブーツでリボンを切ってしまったりするような、してはいけないミスを3回もした。明日はより良くなるように頑張るよ。