台風19号が九州をかすめて近くを通って行った朝、宮崎の宿から高千穂峡を目指して出発した。
相変わらず晴れ男パワーで台風接近で雲はあるものの、雨は車での走行中に少し降ることは有っても傘をさすことが無いまま宮崎での台風通過に遭遇した。
青島海岸から高千穂峡は、同じ宮崎県内と言ってもかなり遠くて高速道路利用でも156kmもあるので急いで出かけた。
6日目にして、遂に傘をさすことになりました。
高千穂峡に近づいてくると、雨が降り出し、高千穂峡にいる間は雨が降っていることが多かったです。
雨が降っていて、増水して水の流れが強いので、レンタル手漕ぎボートは休止で乗ることができませんし、川の水も茶色く濁っていましたが、普段は水が落ちて無い滝ができていたので雨も良しとするべきなのかなと思いました。
遊歩道を下流方向に向けて進んでいきます。
ここから見た風景が旅行案内しに載せられてるところのようです。
遊歩道ではほとんど雨が降っていたので傘が大きく活躍した高千穂峡に別れを告げ、阿蘇山に向かいます。
阿蘇山に向かう道ではほとんど雨も上がり、青空が見えるほどになって来たのですが、阿蘇山中岳の頂上は雲の中です。
ひとまず草千里を目指します。
草千里横の阿蘇火山博物館駐車場に停めました。
流石に風が強いです。
この正面の雲があるところが、阿蘇山中岳です。
たまに雲と一緒に雨が降ってくる時もありましたが、長く降ることはありませんでした。
当然ここでは傘は差さなかったんですが、急に雨が降って来て車の中に避難したこともありました。
雲の中に入ってしまっているので中岳に向かうのはやめて阿蘇山外輪山のミルクロードを見つけに山を下って行きます。
カーナビの示す通り道を曲がった瞬間、熊本地震で橋が壊れていて通行止めに遭遇しました。
あきらめてもう少し先に行ってみるとう回路をナビが発見してくれたので、行き詰まることなく走って行けました。
熊本に向かう広い道を向っていくと、道路に「ミルクロード入口」と言う交差点案内を見つけて右折しました。
計画段階では、阿蘇山外輪山の上を走る道ということで、一度上るところがあるのかと思ったんですが、全く無く下り坂の途中にありました。
最近気分良く走れる道として注目されてる道路ですから、その通り気持ち良い道でした。
途中のレストランの所に停めて外輪山内側の雄大な風景を見ます。
レストラン利用者以外はトイレを貸しませんと注意書きがあるのですぐに大観峰に向かいます。
大観峰から少し走ると、ミルクロードからやまなみハイウェイを抜けて湯布院ICから別府温泉に向かいます。
別府湾SAの別府湾スマートICで別府に向かいますが、地図のイメージでは別府のすぐ近くってイメージでしたが、ペップのすぐ近くは正しいんですが、海の近くの別府より物凄く標高が高くて1000m位あるんじゃないかと思うほどの高さでした。
カーナビにまた騙されながら、途中でカーナビを無視しながらインターから見て一番近そうな血の池地獄に向かいました。
血の池地獄に到着した時、丁度5時頃だったんですが、別府の地獄は皆5時終了ということで、入場を断られたんですが、5分程度ですぐ出て来るということで入れてもらいました。
入場料は400円ですが、短時間しか見れないということで入り口のおじさんに半額の200円でいいよと言われて200円を払って急いで入場して写真を撮って出てきた。
結局5時で全て終了ということなので、宿の近くの地獄はもう終了しているのですぐに宿に向かう。
駐車場の横に別府温泉らしく白い湯気を力ず良く噴き出す温泉井戸がありました。
この宿は、しっかりした温泉旅館で宿泊料金もけっこう高いのですが、旧館利用で安いプランを利用していますが、料理は共通なので、なかなかお勧めです。
この段階で、台風20号が翌日フェリーに乗ってる時間に瀬戸内海に入ってくることが予想され、名門大洋フェリーの公式HPで確認してみると調整中で結構とは書いていないけれど、かなり不安な状況なので、一日先に延ばそうと手続きを開始した。
第2便のシングルルームで取っていたんですが、翌日はもうシングルルームが無くてツーリストと言うカプセルホテルみたいな感じの2段ベッドだけしか空いてなかったが、そのためシングルルームで18,040円だった料金が、15,610円で良くなり、2,500円ほど安く会えることができた。
更にじゃらんで宿を探してみても、各地区で空いているのはビジネスホテルばかりだったが、日田市の天ケ瀬温泉の温泉宿が安いのを見つけ、すぐに予約する。
このおかげで、あと1日と思っていたコースが2日分になり、行けなかった別府の地獄めぐりを翌日行けることになった。