Stellantisジャパン株式会社は、Alfa Romeo(アルファ ロメオ)としてブランド初となるマイルドハイブリッド(MHEV)システムを搭載した、ミドルサイズのSUV「Alfa Romeo Tonale(トナーレ)」を本日発表し、2023年2月18日より、全国のアルファ ロメオ正規ディーラーにて発売すると発表した。
Tonaleは、アルファ ロメオの核となるスポーティネスを継承しながら、ブランドの変革を指す「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現した、ミドルサイズのSUV。競争が激しいSUVセグメントのなか、エモーショナルなイタリアンデザイン、伝統のスポーツ性能と電動化を両立したパワートレイン、先進運転支援システムならびにコネクティビティを強みに、アルファ ロメオの新たな道筋を示すモデルとなる。モデル名称のTonaleは、イタリア北部にある、スイスの国境にほど近いアルプスを望む “トナーレ峠 ”に由来している。
Tonaleは、全長4,530mm×全幅1,835mm×全高1,600mmのコンパクトなボディサイズで、Stellantisグループの「スモールワイドプラットフォーム」をベースに、ワイドトラックやシャシーの剛性強化、専用の前後ストラットサスペンションの採用などにより、俊敏なハンドリング性能、リニアな応答性、そして快適な乗り心地を実現している。
パワートレインは、新開発の1.5ℓ直列4気筒直噴ターボエンジン(最高出力160PS、最大トルク240Nm)、48V モーター(最高出力20PS、最大トルク55Nm)を内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(7速DCT)、エンジン始動と回生ブレーキ機能を担うベルト・スターター・ジェネレーター、リチウムイオンバッテリーで構成される。低速時(15-20km/h前後まで)の走行はモーターで行い、モーターの負荷が高まるとエンジンが起動し、加速をアシスト。また、アクセルをオフにすると、燃費向上に寄与するコースティングモードに切り替わり、減速時には制動エネルギーから電気を生み出す、回生充電が行われる。
エクステリアは、アルファ ロメオ初の採用となるマトリクスLEDヘッドライトを採用。カメラによる前方認識や車速・走行状況に応じて、照射範囲や照射距離を自動で最適化し、視認性を飛躍的に高める。また、シンボリックなヘッドライトを有した、往年のスポーツカー SZなどから着想を得てデザインされた、3連のU字型デイタイムランニングライトが、アルファ ロメオの新たなシグネチャーとして個性を主張する。サイドは、往年のGIULIA(ジュリア) GTを想起させる、シンプルながらも官能的なショルダーラインとなっている。リア・サイドガラスは、スポーティでありながらエレガントな雰囲気を醸し出し、8C COMPETIZIONE(コンペティツィオーネ)を想起させる形状とし、リアデザインにも3連型のLED式コンビネーションランプを採用し、一目でTonaleと識別できるリアビューが構成されている。
メーカー希望小売価格(消費税込)
Tonale “ Ti ” :5,240,000円
Tonale “ Edizione Speciale ” :5,780,000円