フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社 (本社:東京都港区、社長:マウリツィオ
ズアーレス) では、本年7月5日(土)より8月5日(火)までの約1ヶ月間、フィアット最新のコンパクトカー
フィアット500にイタリアのコンテンポラリー・アート界を代表する画家ジュリアーノ ゲッリ氏が楽しいペイントを施した世界に1台だけのフィアット500
エコ アート (FIAT 500 eco-art) を、『Yahoo!オークション』(http://auctions.yahoo.co.jp/jp/)
に出品致します。
こ
れは、本年2月22日(金)に東京/イタリア文化会館で開催されたフィアット500の日本での記者発表会時に初めて展示された車両です。この車は、『浪費
しない』『環境を汚さない』『資源を無駄にしない』をテーマに、車の生産からその寿命まで一貫して環境への負荷をできるだけ抑える取り組みを推進し、エコ
ロジーな車作りを目指すフィアットと、『自然』などを題材に幻想的で生命力あふれる作品を生み出し続けるゲッリ氏がコラボレートした特別なフィアット
500なのです。
このオークションで得た収益金は、子供たちのアートを通して平和と地球環境の保護を働きかけ、世界中の子供たちがより幸せに健康に生きていける環境作りを支援し続けている特定非営利活動法人
子供地球基金 (KIDS EARTH FUND) へ寄付されます。また、フィアット500 エコ
アートの落札者の発表と引渡しセレモニーは、フィアット グループ オートモービルズ ジャパンがサポートする『NEW
CLASSIC GIG in Japan '08』の前夜祭 (8月8日(金)/東京国際フォーラム)
で関係者および各界著名人を招待して行われます。 ■フィアット500について
ダ
ンテ ジャコーザ (Dante Giacosa)
のデザインによる、誰もが知る先代のフィアット500が発表されたのは1957年のことでした。当時は、戦後の荒廃からの復興サイクルが終了し、フィアッ
トの製品レンジの大幅な変更が終わろうとしていた時期で、次の時代へ向けた成功サイクルへの道が開かれようとしていました。その後フィアット500は、人
々の生活に深く溶け込みながらいつも時代とともにあり、イタリア自動車業界の象徴的な存在であり続けたのです。それからちょうど50年後の昨年7月4日、
新たなフィアット500は、フィアットの本拠地であるイタリア・トリノで発表されました。イタリア人の創造性が生み出した親しみやすくオリジナリティあふ
れるデザインと、高い快適性能と安全性能が融合したフィアット500は、単に自動車というだけではなく、フィアットの新たなる飛躍を象徴するものであり、
インダストリアルデザインの歴史においても重要な意味を持つマスターピースとなりうるものです。
2004
年のジュネーブモーターショーで賞賛を浴びた『3+1
(トレピューノ)』コンセプトカーを進化させて生まれたこのフィアット500は、完璧な自由を車に求め、日常用でありながら楽しくて実用的、環境に優しく
低燃費、価格はリーズナブルで、その上チャーミングで愉快な車を求める人にとって最も新しい回答となります。日常で使うものだからこそ自由で楽しくそして
美しく、を表現した『Everyday Masterpiece
(毎日が傑作)』をキーワードとしたフィアット500は、ヨーロッパのカー・オブ・ザ・イヤー2008の受賞をはじめ既に多くの賞を受賞しています。 ■
この新たなフィアット500が誕生したとき、フィアット社は子供たちをサポートする活動をはじめました。なぜならその思いはフィアット500にこめられた
思い、『未来への扉であり、すべての人に喜びと希望を、そして微笑をもたらす、小さな体に大きなハートをもつ車であること』と同一のものだからなのです。
そしてこの願いが、今回日本で行われるこのオークションへと結びつきました。フィアットは地球の未来と子供たちの未来にかかわり続けます。 ■フィアット500 エコ アート (FIAT 500 eco-art) について
今
回オークションに出品されるフィアット500は、総排気量1,240cc、直列4気筒SOHC8バルブエンジンを搭載した、ATモード付5速シーケンシャ
ルトランスミッション『デュアロジック』、3ドア、右ハンドル仕様、全国メーカー希望小売価格を2,250,000円 (消費税込)
としたフィアット500 1.2 8V ラウンジ (Fiat 500 1.2 8V Lounge)
をベースとしています。今回のオークションのスタート価格は2,000,000円に設定されました。 ■ジュリアーノ ゲッリ (Giuliano
Ghelli) 氏について
1944
年フィレンツェ生まれ。19歳の時に初めて作品を発表した後、ミラノのスフォルツェスコ城やプラートのペッチ現代美術館、フィレンツェのパラッツォ・コ
ヴェリなどで個展を開催しました。幻想美術およびシュールレアリズムの分野で、イタリアを代表するアーティストのひとりとなりました。観る者を色彩豊かな
幻想的な世界へと導きつつも、平和や愛といったメッセージを込めた作品は、多くの人から賞賛されています。
http://www.giulianoghelli.it/
■特定非営利活動法人 子供地球基金 (KIDS EARTH FUND) について
子
供地球基金(KIDS EARTH
FUND)は、世界中の子どもたちのアートを通して、平和や地球環境の大切さなどを働きかけ、世界中の子どもたちがより幸せに生きていける環境作りのた
め、支援活動を続けている特定非営利活動法人です。
『Kids
Helping Kids ~子どもたちの絵で地球を塗り替えよう』
1988
年の創立以来、子供地球基金は病気や戦争、災害などで心に傷を負った子どもたちへ、画材や絵本、医療品の寄付などを続けています。中でも特に力を注いでい
るのが、アートを用いた心のケア。画材を提供し、子どもたちが心の奥の思いを表現する心のケアを目的としたアートワークショップを行っています。
ク
ロアチアやベトナム、カンボジアをはじめ、9.11テロ後のニューヨーク、アフガニスタンを中心に、国内の小児病棟や児童養護施設などでも行っています。
世界中から寄せられる子どもたちの絵は各国で高い評価を受けており、フランスやロシアなどで絵画展を開催。デザインに活用した企業カレンダーやカード、絵
本などの商品が販売され、収益金を世界中の子どもたちに還元しています。この他にも、子どもたちとのエコ活動の一環として "Painting
& Planting"
プロジェクトも実施。子どもたちと共に、地球保護について学びながら、苗木や花を植え、さらには地球に見立てた球体のキャンバスに、20年後地球を描く
アートワークも行い、子どもたちの想像力をかきたてながら、理想的な地球の未来をイメージしてもらいます。こういった活動は、日本だけでなくオーストラリ
アやアジア諸国、ヨーロッパにも広がっており、グローバルなエコ活動を推奨しています。
公式ホームページはhttp://www.kidsearthfund.jp/
■NEW CLASSIC GIG in Japan '08 " NO FIGHT,
YES MUSIC & PEACE / Heartful Ecology " について
クラシック音楽やレゲエ、ヒップホップ、そしてファッション、映像など、ジャンルや世界観を超えたまったく新しい空間を創り上げるエンターテイメントプロジェクトです。フィアット
グループ オートモービルズ ジャパンは、特別協賛として今年もこのイベントをサポートしています。本年は、8月9日(土)と10日(日)の2日間、東京国際フォーラム・ホールA
(東京/有楽町) にて開催。またフィアット500 エコ アートの引渡しセレモニーは、8月8日(金)の前夜祭『FASHION
GIG』時に行われる予定です。
公式ホームページは
http://www.ncgig.com/ |