セパンでのテストから2週間ほどが過ぎ、モトGP世界選手権はカタールでの2019年プレシーズン最後のテストに辿り着いた。チームとライダーは夜遅くなるのを待っていたので、ローサイル国際サーキットでの成り行きは静かに始まった。午後を通して状況は次第に改善して、気温は23℃前後で安定している。
マルク・マルケスは、日が沈みライトがついた時にコースに出た初めのライダーの中にいた。初めのシェークダウンで1’57.487を記録し、チャンピオンは最終的に1’56.167まで改善し、10位でテスト初日を終えた。マルケスは最終コーナーで無害な転倒を喫した。
カタールでのテストの土曜日は、レプソル・ホンダチームが活気にあふれ、ホルヘ・ロレンソのトラックデビューを飾った。彼のチームメイトのように、ロレンソは軌道に乗ってホンダRC213Vに慣れるように、日が沈むまで待っていた。ロレンソにとって、初日はまだ完治していない舟状骨の評価と、2019年バイクに加えられた変更を理解することについてだった。彼は1’57.090は21番手のタイムで終わった。日曜日2月24日の現地時間16時からのテストで、マルケスとロレンソは開発テストを続ける。
マルク・マルケス
「正直今日はマレーシアを比べて、体力的状況に満足している。多くの改善をした。パワーがそこにあり、より自分らしく乗れている。まだ初戦までは2週間あり、これに集中する。夜の間にコースは良くなったけど、他のライダーにもっと近づけるようにしなければならない。ここでのテストの間、それほど時間がないので、すべてを分析しようと思う。」
ホルヘ・ロレンソ
「手首はOK。明らかにブレーキには苦労しているけど、バイクを理解することができている。時間がかなり限りがある。一日3時間しかないけれど、9時を過ぎると気温はかなり下がり、いつこのような状況になるのかを知るのは難しい。僕らはバイクにあまり多くの変更をしないで、主に人間工学に集中した。明日はもっと接近するだろう。まだ初日だよ。」