レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、雨の中、今シーズン3回目のポールポジションを獲得。ホルヘ・ロレンソはル・マンを8位からスタートする。
チャンピオン、マルク・マルケスは、FP3で2位、FP4で1位、FP4では1周目にクラッシュ。スリックタイヤで出て行ったが、路面は少し湿っていた。マルケスはQ2で、ターン6でクラッシュする直前の2周目にベストタイムを記録。ピットを通らずにさらに6周周回した。
今回のポールで彼は、バレンティーノ・ロッシの持つ最高峰クラスでのポール数55に並び、ミック・ドゥーハンの58に迫った。
ホルヘ・ロレンソは、FP3で7位、FP4で13位。そしてQ2では8位で終了した。今シーズンの最高位でのスタートになる。
マルク・マルケス 1st 1’40.952
「コンディションが悪く、軽い雨でスリックタイヤかウェットタイヤかどちらがベストか分からなかったので、本当に難しかった。予選ではコースに水があまりなかった1ラップ目にプッシュしなければならないと分かっていた。それからコースに水が多くなり、もっと難しくなった。気を付けなければ簡単に後ろからスタートすることになる日だったから、このポール獲得はうれしい。明日の天気はどうなるだろうか。」
ホルヘ・ロレンソ 8th 1’42.067
「特に今日の予選はトリッキーなコンディションだった。まったくグリップしないフルウェットのセクターがあったし、他はほとんどドライ。バイクにとどまるのが厳しかった。1列目か2列目を獲得できたと思うけど、初めにソフトタイヤを選んで、次にミディアムタイヤを選んだ。初めにミディアムタイヤを選択していたら、もっと良い順位を獲れたと思う。でも今シーズンベストを達成したのでポジティブだよ。」