マルク・マルケスとホルヘ・ロレンソは、カタルニアでのテストでトータル145周を走り込み、ホンダRC213Vの情報を集めた。
今シーズン4回目の優勝を果たしたマルク・マルケスは月曜日にレプソル・ホンダチームと仕事をするためにサーキットに戻った。7度のチャンピオンがカタルニア・サーキットで80周を周回し広範囲なテスト・プログラムを終了した。セッション後半にクラッシュしたが、ケガはしなかった。最速タイムは1’39.577で総合3位。
ホルヘ・ロレンソのテストは、数時間後のターン9での転倒により中断された。5度のチャンピオンは、予防的チェックのために医療センターに向かったが、その後すぐにサーキットに戻ることができた。クラッシュによる傷みはあるものの、ロレンソは65周を周回し、ベストタイムは1’40.357だった。
今週末休んだ後、チームは6月30日にオランダ、7月7日にドイツで、2週連続してサーキットに戻る。
マルク・マルケス
「とてもポジティブなテストで、将来のためにいくつかのことを試した後に、多くの情報を得ることができた。今年は集中しているだけでなく、これからのシーズンやどの方向に進むべきかについても考えた。2020年と今シーズンの後半の両方を見据えて活動した。新しいシャーシとエアロダイナミクスを試した。いつものように、ポジティブなこととネガティブなことがあった。昼からはもう一歩前進したけど、アッセンでどのように使えるか見てみたい。」
ホルヘ・ロレンソ
「クラッシュがテスト中のスピードとスタミナに影響を及ぼした。ターン9で大きなクラッシュをして、グラベルでかなり転がった。何も傷めていなかったことは幸いだったし、ひじ、指、背中が一日中痛かったけど、テストを続ける必要があった。人間工学とシャシーの細部、次のレースに向けてのものと来年のためのものに集中し続けている。日本への旅を計画し、早く開発をしてくれたホンダにあらためて感謝したい。」