マルク・マルケスの最後まで勝利に向けての能力がアルベルト・プーチに影響を与えた。彼は「オーストリアでネガティブな部分は何もない」と言うが、レースの勝者を祝福し、次戦シルバーストーンでレプソル・ホンダチームとマルク・マルケスがさらに強くなることを讃えている。また、イギリスGPではホルヘ・ロレンソが復帰し、アルベルト・プーチとチームは一緒に働けることを楽しみにして、前進し続ける。
Q: 「レッドブルリンクでの戦略は何でしたか?」
Puig: 「戦略は良い安定したリズムを持って、そこからどこに行けるか確認するようにすることで、いつもしていること。タイヤ選択はミスだと言いたくないけど、違ったタイヤを使っていたら違う結果になっていただろう。それは確信している。でも、見ての通り、マルクは最後まで優勝争いをしてプッシュすることができた。」
Q: 「ポジティブな点と、ネガティブな点は?」
Puig: 「オーストリアでのネガティブな点はまったくない。誰もケガしなかったし、レーズ全体として全てがうまく進んだ。普段は勝つためにレースをしているけど、打ち負かされた時は敗北を認めて、彼らを祝福するべき。でも、こんな状況の時は、次戦でもっとがんばって取り返さなければならない。これがホンダとマルクの考え方。2週間後は違うレースをして、また優勝できるようにするよ。」
Q: ピット・ウォールからの眺めは?
Puig: 「ピットウォールからは1つのことしか見れない。とてもシンプル。週末を通してマルケスは、他のライダーより0.3から0.4秒速かった。でも、今日のレース、練習で見せたようなペースはなかった。雨がコースとグリップを変えたのかもしれない。正確には分からないけれど、練習とは違ったものだった。すぐに状況が予測通りに進んでいないことが分かった。もちろんレースの計画と予測は数分で変わる可能性がある。」
Q: 「次戦シルバーストーンではホルヘ・ロレンソが戻ってきます。」
Puig: 「シルバーストーンでホルヘ・ロレンソに会えることは楽しみ。ケガの後、体力的にOKであることを期待している。彼は100%にならないことを理解している。彼のような長いケガの後、2ヶ月もの間バイクに乗っていない後で、速度を見つけ出すことは困難。チームに参加し、フィードバックを与えて前進するために、またライディングするモチベーションを持って戻ってきてほしい。
去年のシルバーストーンは、コンディションの影響で難しい日だったけど、サーキットを全面再舗装したと聞いて、最初のフィードバックはとても前向きに思う。イギリスに行って何が起こるか見てみたい。」