サンマリノGPでは、マルク・マルケスの今シーズン7勝目をあげ250ポイントになり、2位と93ポイント差で今週末の第14戦に挑む。
アルベルト・プーチにとって、日曜日のレースはチャンピオンを獲得する方法の例だった。勝利を追加するチャンスを利用する。もう一方のボックスでは、ホルヘ・ロレンソの健康状態の改善を評価した。
Q: 「サンマリノGPでの戦略は?」
Puig: 「ヤマハのライダーが速いことは分かっていた。彼らは週末を通して力強く、マルクが最前列ではなかったので、レース序盤で彼らに引き離されるかもしれないと思った。ビニャーレスとクアルタラロはとても速く、マルクは良いスタートの後、なんとか彼らについていった。クアルタラロが引き離しにかかった時、マルクはビニャーレスを抜いてすぐにクアルタラロについていった。マルクはファビオの後ろでレースをして、彼のウィーク・ポイントを学んだ。抜かないことはとても賢く、代わりに最後にベストな瞬間を待っていた。ファビオは高速コーナーでとても強かったし、マルクはこれを知っていた。戦略があり、大きな勝利を収めた。」
Q: 「ポジティブな点とネガティブな点は?」
Puig: 「ポジティブな点は、もちろん優勝したこと。今は次戦アラゴンに向かっている。そこでまた勝てるようにしている。それが我々の目標。これがいつかチャンピオンになる唯一の方法。タイトルを獲得するための最も保守的な方法は、できる限りチャンスをとってレースに勝つことだと思う。アラゴンはマルクにとっても我々のバイクにとっても良いコース。天気がどうなるかが気になる。でも、表彰台について考えるのではなく、勝つためにアラゴンに行く。勝てないなら勝てなくてもこれに向かって働くことは間違いない。」
Q: 「レース中のピットからの眺めはどうでしたか?」
Puig: 「クアルタラロとマルクからの興奮がレース中ずっとあって、本当にエキサイティングだった。ファビオはマルクに休息を与えずにレースに勝ちたかったのは明らかだった。彼は強く、勝てるタイプのレースだったと分かっていたけど、レースの最後まで2人のライダーが限界でプッシュしていると接触しやすく転倒のリスクがある。幸いマルケスは最終ラップで良い動きをしてレースに勝った。」
Q: 「ミサノでのホルヘ・ロレンソについてはどうでしたか?」
Puig: 「ミサノのテストで早々に切り上げたのは正しい選択だった。2週間の休養があり、ポイントを獲得できたレースになった。もちろん彼自身や我々が期待したレベルではないけれど、進歩を見た。傷みが少なく、とてもポジティブだった。アラゴンGPに向けて、より強く感じる事ができて、速くなることが期待できる。それはホルヘにとっての一歩であり、今、彼が好きなサーキットであるアラゴンに行くことで、進化し続けることを願っている。」