レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、モーターサイクル選手権で歴史上最も若くして8回目のタイトルを獲得した。
マルケスは、残り4戦を残してモトGPチャンピオンを4年連続獲得。タイでモトGP7年目にして6回目のタイトルを獲得し、2010年に125ccで、2012年にモト2で獲得したものに加えた。
26歳231日でマルケスは史上最も若く8回目のタイトルを獲得し、それはそのような名誉を持つスペイン人ライダーは12回+1回のアンヘル・ニエトだけである。そのうえ、すでにレプソル・ホンダチームのレジェンド、ミック・ドゥーハンの記録を抜いて、最高峰クラスで3番目に多くのタイトルを獲得したライダーになった。
今シーズンのマルケスは、素晴らしい安定案を見せている。レースを完走した時は1位か2位でフィニッシュしている。スペインGPでリードをして、残り4戦を残して祝うことになった。
また彼は、最高峰クラスで最もポールポジションを獲得しているライダーになり、ドゥーハンの58を越えた。さらに、モトGPで最も優勝しているスペイン人ライダーであり、現在のチームメイト、ホルヘ・ロレンソの47を越えている。
2010年に初めて優勝して以来、マルケスは79勝を積み上げ、今シーズンマイク・ヘイルウッドの記録を超え、1位の獲得回数は4位になった。スポーツ史で10年連続で5回以上のレースに勝った唯一の男である。
2019年にマルク・マルケスが達成した記録
・モトGPで最も多く優勝しているライダー
・選手権通算3,000ポイント達成(イタリアGP)
・モトGP2,000ポイント達成(オランダGP)
・モトGPで50回目のファステストラップ(ドイツGP)
・同じサーキットで7戦7勝でバレンティーノ・ロッシに並ぶ(ドイツGP)
・史上初めて7年連続で最高峰クラスで少なくても5勝して、ロッシとアゴスチーニを破る(ドイツGP)
・ドイツGPで10連勝
・モトGPで50勝(チェコGP)
・モトGPで最多ポールポジション(オーストリアGP)
・3クラスで最もポールポジションを獲得
・選手権での勝利でヘイルウッドを抜く(サンマリノGP)
・最高峰クラスでの表彰台回数でアゴスチーニを抜く(サンマリノGP)
・史上最も若く200GPを達成(アラゴンGP)
・ロッシ、アゴスティーニに並ぶ、史上最も若く最高峰クラスで6回目のタイトルを獲得
・ロッシ、アゴスティーニに並ぶ、3人目の最高峰クラス6回以上のタイトルを獲得
・史上最も若く全クラスで8回のタイトルを獲得
・史上2人目(アンヘル・ニエトに続く)8回以上のタイトルを獲得したスペイン人ライダー