待ちに待ったモトGP開幕が今週末に迫り、レプソル・ホンダチームのライダーは、今週末の開幕戦スペインGPが行われるヘレス・サーキットでのテストで生産的な1日を終了した。
新しい安全性のプロトコルと働き方で、レプソル・ホンダチームは、スペインGPに向けて再始動。2回の1時間半のテストでマルク・マルケスとアレックス・マルケスは、2020年シーズンの初めの2回のレースが行われるコースで、ホンダRC213Vの感覚に慣れる時間になった。
マルク・マルケスは、最初のテストでリズムを上げ、1分38秒台を下回った唯一のライダーだった。マルクとそのチームは進歩を続け、午後のセッションでも常に改善を続けた。8回のチャンピオンを誇るマルク・マルケスは、67周を周回、1’37.941を記録した。
もう一方のボックスのアレックス・マルケスは、モトGPデビューの準備をしながら、活動に戻ることを熱望していた。前半は1分39秒台前半を安定して記録した昨年のモト2チャンピオンは、トップ10から0.5秒以内、チームメイトから1.2秒遅れだった。午後のセッションはターン6での軽い転倒から始まり、ケガはなく、テスト走行に戻ることができた。1’39.151のベストタイムで①②を終えた。
両ライダーは、7月17日金曜日のスペインGP開始時間9:55(現地時間)のFP1でコースに戻る。
マルク・マルケス
「今日は良い1日になった。厳しいプレシーズンだったけれど、カタールテストの最後に何かを見つけたようで、カタールは常に独特の状況なので、ここで確認できて良かった。今日の初めから自分のバイクだった。それは2019年の物だったけれど、進化していた。肩も問題なく、速く走ることができた。一貫した安定性を目標に動き、午後も集中できた。本当にバイクに戻れてうれしい。」
アレックス・マルケス
「今日はリズムがつかめて良かった。ルーキーなのでラップ毎に改善することが重要。このサーキットでは、カタールやマレーシアとは異なり、ほとんど休むことができないので、週末を見越してリズムを保つことが目的だった。バイクの感覚も良いし、開幕戦への準備はできている。」