このところ新型車やその試乗車の紹介が続いたので、今回はちょっと趣向を変えまして...。
BMW Japanから、感慨深いショートフィルムが公開されています。
BMWに乗っていることが、もう一度嬉しくなる。
クルマは人生のパートナー。
あなたのBMWにも、きっと特別な絆やストーリーがあるはず。
すべてのオーナーに、このムービーを。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、
家族と友人と、そしてクルマとの「絆」が感じられる、素晴らしい作品です。
自動車を製造・販売する会社としては、テクノロジーの進化も大事ですが...。
「自動車は単なる機械ではなく、人生を共に歩む仲間でもある」と訴えかけているように思います。
ぜひじっくりとご覧ください。
このショートフィルムでは、2代目3シリーズ(E30型)が重要な役目を果たしています。(後期型の325iの左ハンドルです)
E30型は1980年代後半にはバブル景気の後押しもあって、「六本木のカローラ」とも呼ばれるほどの人気を博しました。
ちなみに日本におけるBMWの販売台数は、バブル崩壊やリーマンショック等の影響を受けながらも、ラインナップの増強もあって着実に増加しています。
2017年の販売台数は、バブル期のピークと比べ1.4倍以上にもなっています。
ただし、バブル期はその半分程を3シリーズが占めていたと思われるので、3シリーズ単独での販売台数は昨今よりもバブル期の方が多かったのではないでしょうか。
そして私が最初に所有したBMWも、そのショートフィルムと同じく白色のE30後期型の3シリーズ(ただし318iの2ドアの右ハンドル)でした。
国産車を2台乗り継いだ後に、'95年に家族から譲り受けました。
私が乗る頃には既に3代目3シリーズ(E36型)が発売されていたので、その当時からノスタルジックな雰囲気を漂わせていましたが、頼もしい操作系や出来の良いシート等に「ドイツ車」の特徴を強く感じました。
4人乗車の日帰りドライブで1日に500km運転しても疲れが少なかったのは、基本性能が優れていた(それと私が若かった)おかげだと思います。
ステアリングは重くスローで軽快感はあまりありませんでしたが、高速度での長距離移動に適していました。
視界の良さと小気味良く変速できるATも、今でも記憶に強く残っています。
※この車を含む歴代3シリーズについては、過去のブログでも記述したことがあります。
その後、お金を貯めて中古のアルミホイールを買ったり、その頃普及しつつあったカーナビを付けてその足で旅行に出かけたりもしました。
自分でステアリングを交換したり、スピーカー(ツイーター)を追加した記憶もあります。
愛着を持って乗っていましたが、E36型への乗り換えを機に、知人に譲ることになりました。
その頃の出来事と共に、楽しい思い出の多い車です。
そして・・・
現在は、白い2シリーズクーペ(M240i)に乗っていますが、比較的小型ながら4人乗車もこなす2ドアセダン的なフォルムなど、かつて乗ったE30と共通点もあります。
(ひんしゅくを買わない範囲で?、細部をいじっているのも同じです)
車創りとして「駆け抜ける歓び」が優先されている事も、もちろん不変です。
時代が昭和~平成~令和へと変わり、テクノロジーが進化しても、
「人とクルマの絆」は深めることができると思います。
ぜひ、人生を共に歩む仲間として、BMWをお選びください。
きっと歓びに満ちた道のりになると思います! G.Sekido