日本ならではの美意識が表現された、画期的な限定モデルが発売になりました。
M850i xDrive グラン クーペと長い歴史をかけて日本が育んできた技が融合して誕生した、
BMW 8シリーズ グラン クーペ KYOTO EDITIONです。
世界を舞台に活躍する漆芸家・岡田紫峰氏がセンタートリムに
漆塗り蒔絵螺鈿(まきえらでん)細工を施しました。
江戸時代から日本の伝統工芸に広く用いられてきた「
束熨斗(たばねのし)」が描かれ、「駆けぬける歓び」が表現されています。
「※ 当該限定車の為だけに岡田氏が制作した一品対応の芸術作品となり、BMWとしての品質/耐久性の保証はありません。」との注釈がつけられているものの、漆は本来水に弱く熱に強いので、濡らさない限り耐久性はあるようです。
さらに、漆塗り蒔絵螺鈿細工の専用キー・トレイと、加納幸による西陣織アルカンターラ クッションも付属します。
日本最高峰の細工と、ドイツ伝統の最高品質を持つBMW Individual フル・レザー・メリノ・レザー内装が融合し、至高のラグジュアリー空間を演出します。
外装色のBMW Individual アズライト・ブラックには、日本の伝統色「群青」の原料でもあるアズライト(藍銅鉱)という宝石のようなブルーの煌めきが秘められています。
価格は2150万円で、全国のBMW正規ディーラーにて2台、BMWオンラインストアにて1台、限定3台での販売となります。
とても特別かつ希少な限定車なので目にする機会も限られそうですが、現在は東京・八重洲の
BMW GROUP TERRACEに展示されています。
こういった日本ならではの贅沢な企画が、ブランドとしての価値や奥深さに繋がっていくと思います!
そして、「日本ならではの企画」としては、他にも・・・
MIYAVI meets BMW THE 2 Gran Coupe というスペシャルコンテンツが公開になっています。
MIYAVI氏は「
サムライギタリスト」の異名も持つ、日本のロックミュージシャンです。
指を叩きつけるように弾くスラップ(チョッパー)奏法をベースではなくギターに用いるのは極めて珍しく、そのテクニックと独創性は世界を驚かせました。
(
日本人のギタリストランキングでも、高位にランクインしています)
近年は英語歌詞の楽曲が中心となり、8度のワールドツアーで30か国を巡っています。
ちなみに、
アンジェリーナ・ジョリー監督の直々の誘いによって映画『
不屈の男 アンブロークン』で俳優デビューも果たしています。
185cmの長身に端正な顔つきかつ英語も堪能で、天に二物も三物も与えられたような、才能と素質の塊のような人です。
最新ミュージックビデオの「
Need for Speed」では、疾走感のある楽曲に合わせた特殊効果満載の映像に、2シリーズ グランクーペがフィーチャーされています。
MIYAVI氏は近年は髪を青く染めているようですが、ボディカラーのスナッパー・ロック・ブルーとも良く似合っています。
(
BMW 1シリーズ + 天才バカボン実写版のCMも「日本ならでは」だと思いますが、個人的にはクールな路線が好みです。)
今後も、洗練された「日本ならではの企画」を期待します! G.Sekido