LEXUSは、新型「ES」を全国のレクサス店を通じて2021年8月26日に発売した。
ESは、1989年にフラッグシップセダンLSとともに販売が開始され、静粛性と乗り心地、広い室内空間が世界中の多くの顧客から愛され、これまでに80以上の国や地域において累計約278万台を販売してきたLEXUSラインアップの基幹モデルである。
今回発表の新型ESは、LEXUSの原点である優れた静粛性と乗り心地の更なる向上を実現し、上質な快適性を磨き上げた。また、あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる気持ち良さなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求。具体的には、LEXUS独自の手法により、リヤサスペンションメンバーブレースの剛性を高め、高速のレーンチェンジなどのシーンにおける操縦安定性を向上。加えて“F SPORT”に新型のアクチュエーターを用いた最新鋭のAVSを採用することにより、減衰力の低減や可変幅を拡大することで上質な乗り心地と操舵応答性の向上を両立。
ヘッドランプやフロントグリルの意匠変更や、新開発のインテリアカラーの採用などにより、より洗練されたデザインに進化した。
エクステリアでは、フロントグリル、ヘッドランプの意匠を変更。インテリアも新規開発の内装色モーヴを採用し、落ち着きのあるモダンな空間へと進化。加えて、人間中心の考え方に基づきマルチメディアシステムをタッチディスプレイ化、スイッチをステアリング周辺に集約するなど、細部に至るまで操作性の向上を追求。
LEXUSはモビリティ社会の究極の願い「交通事故死傷者ゼロ」を掲げ、安全技術開発を進めており、世界トップレベルの先進安全技術をより早く開発し、より多くのクルマに普及させていくことが重要という考えのもと、フラッグシップモデルに最先端技術を積極的に採用し、そこで培ったノウハウに基づいて普及技術を開発することで、各モデルへの広範な展開を図っている。
新型ESのLexus Safety System +も、これまでのモデルで培った安全技術により、さらなる進化を遂げた。従来のLexus Safety System +に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指し、緊急時操舵支援などの機能追加や車線認識性能の向上を実現。また、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求。加えてデジタルアウターミラー、デジタルインナーミラーともにカメラをアップデート。LEDのちらつきを大幅に低減するとともに画質を向上させ、昼夜ともに優れた視認性を実現した。
車両本体価格 (消費税10%込)
LEXUS ES300h “version L”:7,150,000円
LEXUS ES300h“ F SPORT”:6,510,000円
LEXUS ES300h:5,990,000円