Hondaは本日、スーパースポーツモデル「NSX Type S(エヌエスエックス タイプエス)」を発表した。このNSX Type Sは、これまでNSXを支えてくださったすべてのお客様への感謝を込めた特別なモデルとして、全世界で350台の販売が予定されている。
日本国内においては2021年9月2日(木)にNSX PERFORMANCE DEALERにて購入の申込みを開始し、2022年7月に30台限定で発売予定となっている。
![1629964218801.jpg](/users/7825/img/Honda-NSX-typeS/1629964218801.jpg)
2016年8月に発表した2代目NSXは、卓越した動的性能を持ちながらも、誰もが快適に操れることを目指し、「人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルが提案したコンセプトを継承。Honda独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling-All Wheel Drive)」の採用により、エンジンだけでは達成することが難しい、高いレベルのレスポンスとハンドリング性能を実現した新時代のスーパースポーツ体験(New Sports eXperience)を提案したモデルである。
NSX Type Sは、2代目NSXの集大成とすべく、これまでのNSXを超えるパフォーマンスとデザインを追求。ダイナミクス性能では、Type Sが目指す加速性能やコーナリング性能、そして、空力・冷却性能などを徹底的に突き詰め、「ドライバーとクルマとの一体感」と「操る喜び」を提供。
デザインでは、Type Sとしての空力や冷却性能など、機能的進化を実現する新デザインとなった。
限定となる新色マットカラーや、特別感を演出する専用パーツ、Type S専用ロゴの設定など、スーパースポーツとしての存在感と魅力にさらなる磨きが掛かった内容となった。
卓越した動的性能を持ちながらも、「誰もが快適に操ることができる人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルからのコンセプトを継承しつつ、2代目NSXのダイナミクス性能をさらに引き上げることで、フラッグシップスーパースポーツとしての高いパフォーマンスを追求。
NSX Type Sでは、エンジンの燃焼効率の向上、高耐熱材ターボの採用による過給圧アップ、冷却性能向上などにより、エンジンのさらなる出力向上を実現。さらにIPU(インテリジェントパワーユニット)のバッテリー出力と使用可能容量を拡大し、システム全体の出力・トルクも大幅に向上。
また、運転時の高揚感やドライバーとクルマとの一体感をさらに高めるため、エンジンサウンドのチューニングや、減速時などで瞬時に適切なギアにシフトダウンできるパドルホールド・ダウンシフトをHondaとして初めて採用されている。
フロントタイヤ19インチ、リアタイヤ20インチのグリップ性能の高い専用タイヤを採用するとともに、新デザインの専用鍛造アルミホイールによるワイドトレッド化で、サーキット走行時の限界性能とコントロール性がさらに高められている。
車両本体価格 (消費税10%込)
NSX Type S:27,940,000円