レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがスウェーデンGPの初日に勝利した。藤波貴久が3位、ハイメ・ブストが9位。
トニ・ボウはスウェーデンGPで、すでに行われた世界選手権5戦で5連勝を達成した。前回のチェコGPで起こったように、何度もタイトルを獲得しているボウは1ラップでいくつかミスをしたことで、暫定的には負けていた。しかし、2ラップ目の間で、ボウがレースのリードを取り戻した。最後の3ラップ目には、アドバンテージを維持し、再び表彰台のトップで終えた。
藤波貴久にとっても良い一日になった。日本人ライダーは最もテクニカルな面を見せ、ずっとゾーンで表彰台に届く位置にいた。最終ラップ、前のパフォーマンスを改善させ、2ポイント差の3位で終えた。
何レースか素晴らしい結果を残した後、ハイメ・ブストはライディングスタイルが合わないゾーンがいかに厳しいかが分かり、普段より多くのミスをし、9位で終えた。今までのところ、世界選手権の無制限クラスの新人は、このカテゴリーの1年目で3つのジュニアチャンピオンにとって、これまででベストな結果を出した。
翌日の日曜日にスウェーデンGP2日目が行われる。1日目と同じ日程で、12ゾーンを3回まわって争われる。
トニ・ボウ
1st 42 points
今日は悪いスタートではなかったけど、すぐに5ゾーンでミスをした。リカバリーが難しく、11ゾーンでまたミスをして1ラップを終えた。2ラップ目の間、また素晴らしく良かった。リカバリーができて、3ラップ目ではいくつかの場所ではミスを犯さず、安全にいかなくてはいけなかった。それでもこの結果と5連勝ができてうれしく思う。レースでのアシスタント、Didac Carrosに感謝したい。彼が選手権に戻ってくれたし、Joan Cordonが早く復帰することを望んでいる。
藤波 貴久
3rd, 53 points
とてもうれしい。1ラップ目から悪くなかったし、集中力をキープした。ゾーンはとても滑りやすく、ミスをする前に所々では安全にいこうとした。バイクの上では快適に感じていた。すごく良く感じていたけど、2ラップ目はつま先をぶつけてしまった。最終ラップは最高だった。2位を目指そうとしたけど、J.ファハルドが強くて追いつけなかった。でも、表彰台に戻ってこれて良いレースができたことがとてもうれしい。
ハイメ・ブスト
9th, 97 points
今日は速かれ遅かれ辿り着かなければならない日だった。トライアルは複雑で、滑りやすく、こんなゾーンは好きではない。どのようにしたらうまくいくか学ぼうとしたけど、できなかった。今日は自分のやり方が全くできなかったので、自分の乗り方に満足していないから、このような条件での改善が必要だと分かっている。