レプソル・ホンダチームのトニ・ボウは世界選手権6ラウンドで2位になり、選手権争いのリードを保っている。藤波は5位、ブストは肉体的問題があり6位で終えた。
アンドラGPの2日目がSant Julia de Loriaで行われ、アダム・ラガが優勝、トニ・ボウが2位で、昨日と同じ結果で終了した。この結果、レプソル・ホンダチームのトニ・ボウは今シーズン残り3ラウンドで、アダム・ラガと28ポイント差で選手権の暫定順位のリードを保っている。
チームメイトの日本人ライダー、藤波貴久は2ラップ目に3回連続してミスをして、表彰台圏内での争いはできなかったが、昨日の結果を改善した。5位でアンドラのトライアルを終了した。これにより選手権の順位は5位をキープしている。
若いレプソル・ホンダチームのライダー、ハイメ・ブストはアンドラのトライアル・ゾーンでかなり苦しんだ。オフィシャルの医師によって処置された急な腰痛で、ブストは6位になったこの二日目を快適に乗ることができなかった。
レプソル・ホンダチームが次に集まるのは、スペインでのトライアル4回目のラウンドになる来週末で同じ場所になる。選手権は次戦アメリカで7月25日と26日に7つめのGPがある。
トニ・ボウ
2nd, 22 points
この日は2ゾーン5番の序盤から複雑だった。いくつかのポイントではより接近するけど、追いつくことはなかった。それができなくて、3位になったかもしれないので、ベストは2位でポイントを稼ぐことだった。アダムがここではとても強かったし、次戦も彼に勝つことは難しいと分かっていた。今までに集めた勝利と築いた差がとても重要になる。今は次戦に集中する必要がある。
藤波貴久
5th, 57 points
0か5のどちらかのステップが上げられなかったいくつかのゾーンでいくつかのトラブルが発生した。それにより多くのポイントを受け取ってしまった。できるだけしっかり戦ったけど、2ラップ目に3回連続ミスをして、表彰台での争いはできなくなった。昨日は第二集団の最後だったし、今日は第二集団のトップになった。今は次戦の事を考える必要がある。高度は高くないので、そんなにトラブルにはならないことを願いたい。
ハイメ・ブスト
6th, 61 points
今日はかなり苦しかった。ちょうどスタートした時、腰辺りに傷みを感じ始め、レースを終わることができないかもしれないと思った。幸い、オフィシャルの理学療法士がいて、アドバイスをくれて、続ける事ができた。結果を見たくないし、できる限り早くレースを終えようとしていた。最終的に6位になり、そんなに悪くないけど、とてもダメな時間だった。