レプソル・ホンダチームのライダー、マルク・マルケスがマシン・チェンジが行われたタフなレースで優勝。ダニ・ペドロサは最終的に3位をゲット。
マルク・マルケスは、アルゼンチンGPでスリリングな勝利を勝ち取った。そして3位でレプソル・ホンダチームのダニ・ペドロサが表彰台に加わった。マルケスはアンドレア・イアンノーネと接触して、1周目の終わりに4番手から反撃し、3周でトップに立った。それから彼は必須のマシン・チェンジを要求されるまで、バレンティーノ・ロッシからのプッシュに耐え、その後はラップ毎にリードを広げ、単独でフィニッシュラインを超えた。
ダニ・ペドロサもまた、イアンノーネとの1コーナーでの事故に捕まり、16位に後退した。彼は前を走るライバル達がクラッシュするという運にも恵まれ、徐々に順位を上げた。スペイン人のペドロサはアルゼンチンGPで結局3位で表彰台に立った。
この結果、マルケスとペドロサは総合順位でそれぞれ1位と3位になった。
マルク・マルケス
優勝できて本当に良かった。プレシーズンの間やカタールGPとここでもとても厳しく働いたから。ホンダがとてもよく動いてくれたし、音字方向に向かってサポートしてくれていると感じている。それはとても重要なことだと思う。特別な勝利だよ。シーズン最初の優勝ということだけなく、チームにとって2013年のオーストラリアで起こったことと似た状況で、今日はとてもうまく進めることが重要だった。所々まだ濡れていたので序盤は厳しかった。初めのバイクでは練習走行の間でさえあまり良くないと感じていた。レースの後半が鍵になると分かっていた。マシンチェンジをした後の初めの5周で100%プッシュしたので、差を広げることができ、その後はその距離をキープするようにした。
ダニ・ペドロサ
スタートは良かったけど、誰かが1コーナーを真っ直ぐ進んできて、避けるためにバイクを起こして膨らむしかなかった。もし自分のラインをキープしていたら、クラッシュしていただろう。それでコースを外れて、中盤に下がってしまった。ひどくクレイジーなラインだったからとても厳しく、当然かなりポジションを落としてしまった。とにかく、レースは良くなかったのでがっかりしたけど、レース全体としては自分のラインをキープしようとした。最後はキャリアで最もラッキーな日になったようだ。多くの前を走るライダーがクラッシュして、3位になったんだから。去年はここにさえいなかったので、今回の表彰台を前向きに思いたい。とにかく、前を向いて、さらに速く走れるようバイクを改良するためにしっかり働かなくてはならない。