来週2月21日(木)の11:00~19:30に、ウエスティン・ナゴヤキャッスルにて
【BMW ハイラインフェア】を開催致します。
NEW 7シリーズや6シリーズ グラン クーペ、M6、M5など、
エクスクルーシブなラインナップを展示いたします。
ヨーロピアン・エレガンスをテーマにした会場では、
ドイツの伝統あるブランド、A.ランゲ&ゾーネの高級腕時計と
スタインウェイ&サンズのグランドビアノも展示致します。
また、スタインウェイ・ピアノによる生演奏も予定しております。
( 演奏時間 11:30~12:00 / 14:00~14:30 / 16:30~17:00 )
・・・というイベントが催されます。豪華な共演ですね!!
今回のブログでは、この「ランゲ&ゾーネ」と「スタインウェイ」とBMWとの意外なつながり?について書かせていただこうと思います。
【ランゲ・アンド・ゾーネ】は「スイス勢が席巻する高級機械式時計界でもトップブランドとして君臨する数少ないドイツブランド」です。
このブランドを代表する特徴の一つが、特許技術である
「大型サイズの日付表示=ランゲ・アウトサイズデイト」です。
一般的には、機械式時計の日付表示は、「1」「2」「3」・・・「29」「30」「31」と外周部に記された大型の盤を回転させるタイプがほとんどです。
(画像はイメージです)
この方式だと機構は比較的シンプルですが、文字が小さくなってしまい読みにくいという欠点があります。
(そのため、カバーガラスの日付部分のみにレンズ機能を持たせ、数字を拡大して見せる時計もありますね。)
ランゲ&ゾーネの場合は、その欠点を克服するために
10の位と1の位を独立して動く別々の文字盤にしてあるのです。
(そうすることにより、文字盤の数字を大きくすることができます。)
言葉にすると簡単ですが、10の位の動きはは無印が9日間、「1」および「2」が10日間、「3」が2日間と、非常にアンバランスです。
どんな仕組みになっているかは分かりませんが、かなり複雑かつ高精度なんだろうと想像します。
宝飾品的豪華さや、トゥールビヨンのような過剰な付加価値?ではなく、「読みやすい表示」を実現するために既成概念にとらわれず独創性を発揮するあたりは、iDriveやRFT等の新機能を創出し続ける近年のBMWの企業姿勢に通じるものを感じます。
ちなみに、「アウトサイズデイト」を装備したランゲ&ゾーネの流通価格は、200万円以上といったところのようです・・!
上の画像の「LANGE 1 TOURBILLON PERPETUAL CALENDAR」は、マンションが買えそうな価格です!!
そしてもう一方の「共演者」の、
【スタインウェイ・アンド・サンズ】はドイツ(ハンブルグ)とアメリカ(ニューヨーク)に本拠を置く、「世界のピアノメーカー御三家の一つ」です。
そのドイツつながりの縁もあり、かつて欧州で7シリーズに特別限定車が設定されたこともあります。
スタインウェイは、世界的に最も権威あるコンクールであるショパン国際ピアノコンクールで使われるピアノのうち、圧倒的多数のピアニストに選ばれるピアノでもあります。
そして、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーとあわせた「世界のピアノメーカー御三家」のうち、現在でもショパンコンクールで使われる唯一のピアノでもあります。
(現在は、スタインウェイ・ヤマハ・カワイが常連です。)
他社に先駆けて「音響工学」を設計に取り入れ、企業として合理化・先進化を進めた結果、現在でも第一流の立場に君臨しているということのようです。
「このため現在に至るまで、ほとんどのピアノメーカーはスタインウェイの特徴を取り入れようと努めている。」という記述もあります。
そんな企業姿勢にもBMWと通じるところがあるように思います。
さらにこれは余談ですが、
「ランゲ&ゾーネ」の「ゾーネ」は「息子たち」という意味で、
「スタインウェイ&サンズ」と名前も似通っていたりします。(^^;ゞ
・・・と、いうことで・・・
ぜひ2月21日(木)は、ドイツのクラフトマンシップと独創性・先取性に満ちた
BMWとランゲ&ゾーネとスタインウェイの共演をご覧に
ウエスティン・ナゴヤキャッスルにお越しください! G.Sekido