こんばんは。
毎年夏の間は新舞子マリンパーク駐車場の関係でお休みとなる新舞子サンデーですが、今年からはこの期間のみ、愛知県東郷町にある「オートプラネット名古屋」の駐車場にて実施する事となりました。
しかし、その前夜の名古屋地区は夜半から豪雨にみまわれ。
某嵐を呼ぶコンビが脳裏に浮かび、「大丈夫かなぁ…」と不安になったのですが(笑
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見事に晴れました!
ちょっと遅れて9:30頃に会場に着いたのですが、見事な晴天の元、沢山の方々が集まっていました。
本家舞子サンのように駐車場から溢れるような状態ではないものの、台数が少なくて寂しいような状態ではなく、なかなかの盛況っぷり。
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本家舞子サンでは会場の都合でできない各種出店もあり、いつもと少し違った雰囲気もあります。
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会場をご提供くださったオートプラネット名古屋さんも、特選中古車の展示やドライブレコーダーの紹介、ボディコートのデモなどを行っていました。
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また、今回は東京からテスラSもやってきました。
まだまだ珍しいクルマですし、注目されていましたね。
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内装は良い意味でクルマっぽくない感じ。
特に、液晶モニターのメーターやタブレットの様なセンタークラスターのおかげで、まるで電化製品のような雰囲気を出しています。
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実は、ラゲッジ内にエマージェンシー用のサードシートが隠されているんですね!
後ろ向きに乗るので子供が喜びそうですが、すぐに酔いそうでもあります(笑
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いつもの舞子サンの面々。
このFRPボディの子は、ずっとこのままなのでしょうか?(笑
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ルノー・アバンタイムが来てました!
ミラフィオーリの時にも見かけたのですが、あの時はあまりゆっくり見られなかったので。
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ホントに独特な、何者にも似ていないスタイルですねー。これを「2ドアクーペ」と呼んで良いのでしょうかね?(笑
でも、ドアは二枚だし、見るからに馬車スタイルだし………
こういうオンリーワンなクルマは大好きなんですけどね。良い意味で「変なクルマ」です(笑
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90年代なスペシャリティクーペ、フェアレディZとアルシオーネSVX。
どちらも独自の世界観を持ったクルマですね。
2枚目のZロードスター、ボディも綺麗なのですがホイールのメッキがとてもとても綺麗でした。
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三菱オールドタイマー軍団。
トヨタのお膝元であると同時に三菱のお膝元でもあるので、三菱車のファンも多いんですよね。この辺り。
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ミニカ・スキッパー。
70年代に流行った軽スポーツクーペの一つですね。
今は難しいんだろうけども、こういう軽クーペって良いと思うんですけどねー。
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この当時流行ったノッチバッククーペスタイルとルーフフィン。
すごく70年代なアイテムですけど、好きですねー。
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三菱スペシャリティクーペの雄、GTOとFTO。
GTOにはこのオレンジ/黒が良く似合いますね。
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いすゞ・ビークロスが!
90年代末に発売された、ビッグホーンベースの、今で言うクロスオーバーSUVのようなクルマです。
独特なデザインや、本格SUVのビッグホーンをベースとしつつもオンロード走行性を重視した造りなど、ある意味時代を先取りしたクルマだったのかもしれません。
実は私、派遣の設計エンジニアとしてほんのすこーしだけこのクルマのシャシフレームの設計に関わった事があるので、結構思い入れはあったりするんです。
もう現存している個体は少ないだろうとは思いますが、大事に乗り続けて欲しいですねー。
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サイオンxBが!
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…惜しい(笑
サイオンはトヨタが北米のみに展開している若年層向けブランドなのですが、国内販売されていたトヨタbBをサイオンxBの名で販売していました。(現在のxBは、カローラ・ルミオンがベースです)
ステアリングのエムブレムもサイオンにできていればレプリカとして完璧なのですが、ここが一番難しいトコロなんでしょうね。入手困難っぽいし。
かつてアリストやアルテッツァをレクサス仕様に改造していたクルマをよく見かけましたが、ことごとくステアリングがトヨタのままでしたからねー。
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TMI・ザガートVM180と、そのベースとなったトヨタ・MR-S。
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こうやって並べると、ベースが同じクルマとは思えませんねー。
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ユーノス・ロードスター。
決して珍しいクルマではないのですが、ノーマルの状態でここまで綺麗なままの個体は見た事がありません。
だいたい、どこかしらカスタマイズされていますからね。
しかも赤でこの綺麗な状態。もしかしたらリペイントしているのかも知れませんが、とても大事にされているのでしょう。
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ホイールまでも、オリジナルのままです。しかも綺麗!
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こうやって見ると、オリジナル状態のロードスターのデザインの良さというのが良くわかりますね。
当時は「ロータス・エランのパクリ」などとも言われましたが、「ライトウェイトスポーツカー」というものを具現化した、今見ても十分通用する良いデザインだと思います。
個人的には、この初代モデルが一番好きですね。
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マツダ・ファミリアクーペ1000。
初代ファミリアの、1000ccエンジンを搭載した2ドアクーペ版です。
ブルーがとても綺麗ですねー。
そして、今回の個人的ナンバーワン車両(国産篇)
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マツダ・コスモAP!
コスモと言えば初代のコスモスポーツか最終モデルのユーノス・コスモばかりが話題になるのですが、2代目であるこのコスモAPもとてもカッコいいクルマです。
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大型クーペらしい伸びやかなラインと、特徴的なテールランプ。
子供の頃はそれほどカッコいいとは思わなかったのですが、歳を取るとこのカッコ良さがわかるようになってきました。
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内装はオリジナルなのかどうかはわかりませんが、木目パネルがよく似合っています。
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エンジンはもちろんマツダの誇るロータリーエンジン。
12Aもしくは13Bが搭載されていたようなのですが、これはどっちかな…?
どちらにしろ、とても心地良いサウンドを響かせていました。
そして最後に、とんでもなくビックリドッキリなクルマが!
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何やら人だかりが…
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何?このピラルクみたいなクルマは?
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「ROCKET」…?
このクルマ、90年代にイギリスのライトカー・カンパニーという会社が造った「ロケット」というクルマです。
設計したのは、マクラーレンのF1マシンやマクラーレン・F1を手がけたゴードン・マレー氏。
彼が超軽量ハンドリングマシンとして設計したクルマなのだそうです。
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彼が手がけていた90年代のF1マシンではなく、もっと古い葉巻型F1マシンのようなフォルム。
オレンジメタリックのボディカラーは昔のマクラーレンを彷彿とさせるものですが、オーナーの方曰く、たぶん後で塗り替えられたものらしいです。
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サスペンションアーム付け根辺りに見えるのは、ヘッドライト。
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ポップアップすると、より一層ファニーな顔つきに。
ちなみにこのライト、
「手動リトラクタブル」です(笑
あらかじめ上げておかないと、急に暗いトンネルに入ったりすると大変困るそうです(笑
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コクピットは正にF1マシンの雰囲気。
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なんと、一応タンデムの2シーターなのです(笑
カバーを外せば、バイクのタンデムのような感じで二人乗りできるそうです。
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エンジンカウルを外した状態。
この状態ですと、正にオールドF1マシンですね。
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エンジンは、ヤマハ・FZR1000用の1000cc直4エンジン(多分5バルブ)を5速トランスミッションごと搭載。
米ワイズマン社製のトランスファーを介し、リヤタイヤを駆動させています。
このトランスファーの目的は「バイクには存在しないリバースギヤの機能を持たせる」事なのですが、このトランスファーは前進2段後退1段を備えるもの。
つまり、組み合わせると前進10速・後進5速のギヤ構成になるのです。
「後進5速」ですよ?!(笑
ちなみに、オーナーの方も使った事は無いそうです(笑
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基がバイクなのを物語るように、トランスミッションとトランスファーはチェーンで繋がっています。
ちなみに、チンクエチェント博物館の伊藤さんもかつてこのクルマを所有されていたそうで、オーナーの方とのお話に大変盛り上がっていらっしゃいました。
しかし、こんなクルマが見られるのも舞子サンならではですねー。
というワケで初開催の新舞子サンデー in オートプラネット名古屋ですが、まずは成功と言って良いのではないでしょうか。
そして、すごく印象的だったのが、
お昼を過ぎたとたんにほとんどの方がいなくなるという正に舞子サンらしい現象(笑
オートプラネットさんの都合にもよりますが、来月はもう少し早めに開始して13時終了で良いのかも知れませんねー。
以上、少し遅れましたがレポートをお送りしました。
7月は私は別件の用がありますので不参加ですが、皆様7月もご参加よろしくお願いしますー。