レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが20日にブダペストで行われた第1戦で優勝した。藤波貴久はセミ・ファイナルに進出できなかった。
ボウは第1ラウンドで1ペナルティしか受けず、グループ毎の上位が進出するセミ・ファイナルでも確実にリードした。最終ラウンドでは失敗し始めたが、2019年Xトライアルの開幕戦の優勝を果たした。
チームメイトの藤波貴久は、昨年のセミ・ファイナルで達成したポジションを同じコースで繰り返すことができなかった。
第2戦は、2月3日、バルセロナのPalau Sant Jordiで行われる。
トニ・ボウ 優勝
「優勝でスタートできて本当にうれしい。あばらを骨折して、まだ完治していないのに優勝できたのはすばらしい。まだすべきことができていないので、改善する必要がある。今年はあまりトレーニングしていないし、本来のレベルではない。まだ時間があるし、できるだけすぐに回復したい。2018年は勝ったけれど、ケガに苦しんだ。あばらのケガからの治療を助けてくれたホアキン・テリカブラスと彼の医療チームに感謝したい。」
藤波貴久 8位
「正直今日はパスするチャンスがあると思っていたけれど、2つの重大なミスをしてパスできなかった。僕らは同じレベルのライダーで、このことがどうなったかを見ている。2週間トレーニングをもう少しすれば、バルセロナではもっと良い結果が得られると思う。」