X3 MおよびX4 M(Competitionを含む)は、S58型という新型エンジンを初搭載しています。 ちなみに現行BMWグループの大半の車種は、Bシリーズという新世代エンジンを採用しています。
(3・4・6気筒のガソリン&ディーゼルの基本構造を共通化するという、画期的なモジュラーエンジンです。) そのBシリーズエンジンをベースにした、初のS型(Mモデル専用)エンジンです。
大口径吸気ダクト、高圧フューエルインジェクション(噴出圧が従来の200barから350barに改良)、鍛造ピストン&鍛造クランクシャフト(通常モデルから3kgもの軽量化)などの技術が惜しみなく投入されています。 中でも特に画期的だと思われる新技術が、金属3Dプリント技術によって製造されたシリンダーヘッドです! (見るからに、鋳造や鍛造や切削加工での一体成型は困難そうな形状です) 「従来の製造方法よりも軽量化が可能で、高度な冷却性能を求められる強力なエンジンパワーに対し、優れた熱管理性能を有す」、「クーラントダクトを自由に配置することができるようになり、より効率的な温度管理を実現」という特徴を備えているようです。
あらゆる道をスポーティーに走り抜ける、Sports Unlimited Vehicle であり、
あらゆる用途をこなす、Super Useful Vehicle でもあります!