SUPER GTの今シーズン第4戦(実質第3戦)が、7月23日(土)・24日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
(5月21〜22日に予定されていた第3戦オートポリスは、先の熊本地震の影響で開催が中止され、ツインリンクもてぎで最終戦の前日・11月12日(土)に代替レースを行うと発表されました。)
ヤマハのテストコースに端を発するSUGOは、タイトなレイアウトの影響もありアクシデントが多く、「SUGOには魔物が棲む」とも言われています。
SUGOはコースが狭くタイトなコーナーが連続し、JAF GT勢やマザーシャーシ勢が得意としています。
Team Studie は、予選ではセッティングを煮詰めきれず苦戦します。
Q1をミューラー選手が担当し渾身のアタックをするものの、わずか0.051秒差でQ2進出はならず、17番グリッドで決勝を迎えることになります。
ARTA は高木 真一選手がQ1、小林 崇志選手がQ2を走り、6番グリッドを獲得します。(GT3勢では2番手)
前戦では見事ポールポジションを獲得していることから見ても、「ブリヂストンは予選に強い」という特性がありそうです。
迎えた決勝は、霧雨の中、スタートします。
ARTAはタイヤの温まりが悪く、1周で3つポジションを落し9番手になる一方、
Studieはミューラー選手の躍動的な走りで1周で5台を抜き12番手にジャンプアップします!
隊列が決まってからは、SUGOはコース幅が狭く抜きにくいこともあり、膠着状態になり周回を重ねます。
ARTAは、小林選手にドライバー交代後、またもタイヤの温まりが悪く苦戦します。
そして31周目、後続車に接触されたことでスピンを誘発し、リタイアとなってしまいました...。
Studieは荒 聖治選手に交代後も果敢な走りを続け、71周目には9番手までポジションを上げ、さらに上位を狙います!
ですが71周目に起きた他車の大クラッシュ(ドライバーは無事でした)で赤旗中断になります。(今年も「魔物」が現れた、ということでしょうか..?)
その後も結局レースは再開されず、70周終了時点での順位でフィニッシュ、という裁定が下ります。
それにより、Studieは10位に入賞し、貴重なポイントを獲得(チーム4点・ドライバー1点)しました。
終盤の走行ペースはトップグループと遜色無かったので、予選でのセットアップさえ決まれば・・・とも思えますが、17番手からスタートしたことを考えれば上々の結果とも言えるかもしれません。
次戦の富士やその次の鈴鹿はM6 GT3の特性に合ったサーキットなので、期待できます!
ところで、話はガラッと変わりまして、3年ほど前の出来事のようですが・・・。
ある日、4歳のイーライ君と、叔父のベンさんは理想の車について語り合っていました。
その時に語ったイーライの理想の車の条件は以下の様なものでした。
・車体はBMW
・タイヤは42輪でもちろん42輪駆動
・エンジンはエンジン19基、それぞれ459馬力 (合計8700馬力)
・運転席は3つでそれぞれ同時に運転できる
・そして、トランクにはいっぱいのおもちゃが詰まっています。
この条件を満たすようなデザインを考えてほしいとベンさんはネット上に公開しました。
すると、ネット上では様々なデザインが提案され、盛り上がりました♪
その盛り上がりを聞きつけたのか、その後なんとBMW USAのFace Bookページにて、
イーライ君向けに公式デザイン?が発表されたのです!!
さすが公式画像だけあって、カッコイイですね!!
デザインの完成度が高いだけでなく、BMWの技術が惜しげもなく投入されている?ようです♪
(イーライ君も喜んでくれたのではないでしょうか♪)
実在したら、サーキットでは無敵かもしれませんね・・・? G.Sekido