SUPER GTの今シーズンの第6戦が、8月26日(土)・27日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで行われました。
M6 GT3のBoP(性能調整)は第5戦から第6戦にかけて厳しくされており、事前に鈴鹿で行われた公式テストの結果を考え合わせても、厳しい戦いが予想されます。
しかし鈴鹿1000kmはレース距離が通常の3倍以上もありピット回数も多いため、想定外の展開もありえます。
ARTAは、前戦で今期初優勝を果たした勢いに乗りたいところですが、76kgに増したウエイトハンデの影響もあり苦戦します。
予選Q1は47歳にして18勝(SUPER GT史上最多タイ記録)を遂げた高木選手が挑むものの、23番手に沈みQ2に進出できません。
全体的なバランスは悪くないものの、上位陣はコースレコードを刻むなど周りが速すぎるという状況です。
BMW Team Studieは、今年もチームのサードドライバーとしてBMW現DTMドライバーのアウグスト・ファルフスを迎え、予選に望みます。
Q1のアタックは荒選手が担当し渾身のアタックを行いますが、ライバルとの差を埋めきる事はできず25番手ポジションで予選を終えます。
本戦では、ARTAは想定以上の速さを見せます。
スタートドライバーのショーン選手が早めにピットインし前がクリアになったところで、高木選手が長めのスティントを取る作戦に出ます。
高木選手は速いタイムで周回を重ね、他車のピットインもあって35周目までにポイント圏内まで順位を上げます!
ですが、ルーティーンのピットインを行おうとしたところ、後方から他車に追突されリタイアとなってしまいます。
「もらい事故」のような接触でレースを終えるのは(第4戦もそうでしたが)、やりきれないものがあります...。
Studieは、本戦前にエアコンシステムの不具合が発見されます。
エアコンの不具合は室内搭載のECU類にエラーが生じることから、チームは決勝をピットスタートとする事を決断し、修理を決勝スタートの5分前に完了させます。
最後尾30番手からの追い上げを託された荒選手は、ピットスタートならではのタイヤ戦略変更でもアドバンテージを得て、17番手までポジションアップします!
ピットイン時には、元F1チャンピオンであるジェンソン・バトン選手が操るNSXとあわや接触!しそうになりながらも、なんとか事無きを得ます。
その後は、続くヨルグ選手、アウグスト選手ともに素晴らしいペースで周回を重ね、順位を上げます。
第4スティント以降も、荒選手、ヨルグ選手、アウグスト選手とバトンを繋ぎ、11位でフィニッシュしました。
入賞にはわずかに届きませんでしたが、トップと同一周回だったことでチームポイント3点を獲得しました。
厳しいBoPや、トラブルで最後尾スタートだったこと等を考えると、持てる力をフルに出し切って獲得した結果です!
実は、52年もの長い歴史を誇る鈴鹿1000kmは、今年が最後になります。
来年からは、「欧州・米国・日本・アジアなど、世界各国で活躍するGT300・GT3マシンが一堂に会するGT世界統一戦」として、「鈴鹿10時間耐久レース」(仮称)が開催されます。
(賞金総額は1億円、タイヤはピレリのワンメイク等の概要も発表になりました)
BMW勢が参戦するかどうかは分かりませんが、きっと真夏の熱い戦いを繰り広げてくれると思います!
そして、話題は変わりまして・・・
そんな鈴鹿1000kmの52年もの歴史にはかないませんが
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